見出し画像

ミュウツーHR争奪戦(シールド戦)を考察 (5) デッキ構築・プレイング編 - 脱・ポケカ初心者日記(9) -

こんにちは。
思っていたよりも長くなっていた本シリーズもこれで終わりでしょうか?デッキ構築やプレイングについての考察です。
まぁ出るカードや、同じくシールド戦に参加している人(特に対戦する相手)の引きにもよるのですが、ざっと自分がシミュレーションしてみた感じからのイメージですので、最適ではないですし、拙いところもあると思いますが。

■ デッキ構築について

それでは、まずは構築の面から。
デッキに入れる第一候補はもちろんGX。特にアローラペルシアンGXはタッグ3種全てに有利を取れるどころか、厄介なサイド3枚時のズガドーンにも対抗できるので優先度が高いと思われます。
各タッグチームに関しては、余程同タイプのポケモンが少なくない限りはメインとしたいところ(フシギバナ&ツタージャGXは必要なエネルギーの関係で他のタイプとも組みやすいですが)。

もしGXが出なかったり、GXと同タイプの他のポケモンが微妙だった場合(フシギバナ&ツタージャGX、アローラペルシアンGXは他のタイプと組みやすい方)は、使いやすいアタッカーのいるタイプを選ぶと良いと思います。例えば草なら1エネルギーで動けて(相手にもよるが)そこそこダメージが出る、かつ、そこそこHPも高いモジャンボであったり、水ならカイオーガやホエルオー、炎ならエンテイやギャロップ、超はヨノワール・ズガドーン、闘はグラードンにケケンカニ、など。

メインが決まったらサブ(無色以外)も考えていきます。各タイプと相性が良さそうなのは以下のとおり。
(ちなみに無色タイプや悪タイプのアローラペルシアンGX単独は他のタイプに入れやすいので基本的には省略)

1. メイン草タイプ

メインがフシギバナ&ツタージャGXの場合、アローラペルシアンGXに対抗できる闘タイプが第一候補。ただ、モジャンボでも多少は対抗できる(2回は攻撃できる)ので、その+αを補えるポケモンをサブとしてもOK。
例えば、アローラペルシアンGXに対する「くさむすび」が1回70ダメージ。2回で140与えられた場合、残り60を与えられるギャロップであったり(ベンチに逃げられても「かけぬける」2回で倒せる)、無色1つで40(弱点で×2の80)ダメージがでるゴロンダなど。
仮にゴロンダを入れる場合は、炎対策の水ポケモンも入れやすくなる。

炎対策に水ポケモンを入れる場合は、ホエルオーあたりが適しており、(水)(無)(無)で90×2が出るので、2回でリザードン&テールナーGXを倒すことができる(相手の攻撃も耐えられる)。

2. メイン炎タイプ

メインがリザードン&テールナーGXの場合、闘タイプやゴロンダが候補になるのは草タイプと同様。
弱点である水タイプに対抗する場合は、草エネルギー1つで動けるモジャンボが優先と思われる。具体的には、カメックス&ポッチャマGXは2発、カイオーガ・ホエルオーは1発で倒すことができる。
ただし、相手にキテルグマを出されるだけで詰みかねないので、もしフシギバナ&ツタージャGXが出ていれば採用を検討する価値はありそう。

また、リザードン&テールナーGXのGX技はトラッシュからエネルギーを付けることのできる技のため、ロトムやヨマワルの相性が良い。
ロトムは超エネルギーがあればロトム自身の技でベンチポケモンにエネルギーを付けられるが、仮に超エネルギーがなくても、エネルギーをトラッシュして逃げることでリザードン&テールナーGXのGX技の補助にもなる。
ヨマワルはできればヨノワールまで入れたいが、仮にヨノワールがいなくてもサマヨールの「かなしばり」で詰ませることができる可能性もある。

ちなみに、エンテイは相手にポケモンが倒されなければ最大性能を発揮できないこと、エンブオーは2進化でそもそも出しにくいことから、メインポケモンとしては使いにくいと思われ、リザードン&テールナーGXは必須と思われる。

3. メイン水タイプ

カメックス&ポッチャマGXを使う場合は(略)。
水タイプと相性がいいのは、なんと言ってもケケンカニ。最大160ダメージに、リザードン&テールナーGXと超ポケモン以外には1発で倒されないタフさは問答無用で採用して良いレベルと思われる。

その他、弱点の草対策としては、エンテイ・エンブオーとなるが、どちらも使いにくさがあり、プレイングでカバーする必要がありそう。
例えばエンテイの場合は、何度も高火力を出せないので、事前に30ダメージ以上与えておいたフシギバナ&ツタージャGXを確実に倒せるような動きを意識したい。
ただ、エンテイにしろエンブオーにしろ、準備段階で「かがやくつる」により呼び出されてしまう点には気を付けたい。

4. メイン超タイプ

そもそもメインになりにくいタイプではあるが、悪タイプが弱点となるので、やはり闘タイプと相性が良い。
また、ズガドーンを使う場合(超メインの場合に限らないが)、ザングースが各ポケモンを1発で倒せる可能性が増すため、ぜひセットで採用したい。

5. メイン闘タイプ

格闘道場URが出た場合は闘タイプメインも検討したい。
闘タイプをメインとする場合、超タイプが弱点となるため悪タイプが第一候補。ただ、エネルギー的に採用しやすいポケモンが使いにくいところがあるため、ケケンカニと相性の良い水あたりも候補になる。

6. メイン悪タイプ

悪タイプ自体は、アローラペルシアンGXがいればタッグチーム全て見れるので、各タイプの非GXと闘タイプを意識する必要がある。
非GXは基本的にアローラペルシアンGXで有利を取れるが、草ならモジャンボ、炎ならエンテイ・エンブオー、水ならカイオーガ・ホエルオー、闘はグラードン・ケケンカニが辛い。このうち、カイオーガ、ホエルオー、グラードンあたりはモジャンボでも対抗可能なので、採用を検討しても良いかもしれない。

7. トレーナーズについて

トレーナーズは基本的に出ただけ入れて良さそうだが、バランスが悪くなりそうであれば取捨選択が必要で、種類ごとに以下のような優先度が考えられる。

(1) グッズ

優先度が高そうなのは、ポケモン通信にグレートキャッチャー。次点でポケモンいれかえか。
構成にもよるが、エネルギー回収は最悪なくても良く(フシギバナ&ツタージャやカメックス&ポッチャマはあったほうが良さそう)、エネルギーつけかえは奇襲等の必要性に応じて枚数を検討、といったところか。
TRのグッズは意見が分かれそうだが、ダート自転車は好みで、エスケープボードはカメックス&ポッチャマのGX技のマヒの対策を考えるか、というところかと思われる。

(2) サポート

こちらも優先度を考えると、ローラースケーター、ジャッジマンが高めで、オーキド博士のセッティングが次点か。アンズはサポート不足しているのならば入れても良いというレベル。
TRのサポートでは、溶接工は炎メインならマストで、メインでなくてもフシギバナ&ツタージャなど技に無色が多いポケモンのサポートにもなるので、入れることを検討しても良い。
おじょうさまはフシギバナ&ツタージャ、カメックス&ポッチャマをメインとする場合は入れておいて損はないかと思われる。
また、参加賞のエリカは(相手も得するため)意見の分かれるところだと思うが、ローラースケーターが不足するようであれば入れておきたい。

■ プレイングについて

それでは、最後に個人的に(ちょっと)プレイして思ったところなど…

・タッグは序盤に出さない
→ 相手のタイプが分からないうちにタッグを出してしまうと、グレートキャッチャーからアッサリ倒されてしまう可能性がある。ウィークガードエネルギーを持っている場合を除いて、慎重になるべき。
ちなみに弱点タイプが相手でも、相手がGXを出していれば非GXでサイド有利にできる可能性がある。

・ベンチには2匹以上用意する
→ フィオネの「ひきよせのうず」の効果で、バトル場に置きたくないポケモンが縛られないよう、逃げやすかったり、最悪倒されても良いポケモンを余分にだしておく。

・アローラペルシアンGXを使う場合で、相手がタッグを出していればベンチポケモンを展開しない
→ なるべくタッグを倒すまでは、フィオネによって呼び出されないよう、ベンチポケモンは出さないようにする。ただし、ポケモン切れで負けるのは元も子もないので臨機応変に。
相手が非GXアタッカーを準備しだしたら、早めにGX技を使うなどして対処する。

・相手がリザードン&テールナー、または、カメックス&ポッチャマの場合はジャッジマンを大切にする
→ リザードン&テールナーの場合はなるべくシャイニーフレア後(手札に加えたカードを流す)に、カメックス&ポッチャマの場合はこちらから攻撃する時(水エネルギーで回復されないように)に使うようにする。

ひとまず、今のところはこのような感じです(この後に気付いたことがあれば随時追記します)。
まぁカードの引きや、その時の手札、相手の状況にもよるので、ここで書いた内容も「必ず」ではないのですが。

自分のシールド戦本番まで約2週間。人と練習する感じではないので、チマチマと一人回しで練習するしかないですね…
皆さまはシールド戦で勝ち上がれますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?