中小企業診断士一次試験を一発合格!得意科目と苦手科目を活かした攻略法
こんにちは!これまで「中小企業診断士」をはじめ、様々な資格取得に取り組んできた私が、一次試験を1発合格した際の勉強法や攻略法についてお伝えします。
中小企業診断士の1次試験は範囲が広く、得意科目と苦手科目をどう克服するかがカギ。足切りを考えると、特に「4点×25問」の科目の戦略が重要です。今回は、私自身の経験をもとに具体的な対策を解説します!
合格の条件
中小企業診断士一次試験の合格基準は以下の通りです:
総合点420点以上(7科目中60%)
各科目40点以上(足切り基準)
つまり、苦手科目で40点を下回ると自動的に不合格となるため、得意科目で高得点を狙いつつ、苦手科目も足切り回避を目指す必要があります。
「4点×25問」の科目がカギ!
「経済学・経済政策」「財務・会計」「経営法務」「経営情報システム」の4科目は、「4点×25問形式」で出題されます。1問の失点が4点と重く、苦手科目が複数あると合格が難しくなる傾向があります。
(詳しくは後日、別の記事で説明します。)
そのため、7科目を同時受験して一発合格を狙うのが効率的です。苦手科目を最小限の点数で乗り切り、得意科目で高得点を稼ぐ戦略がおすすめです。
私の得意・苦手科目と戦略
私の場合、以下のように得意科目と苦手科目が分かれていました:
得意科目: 財務・会計、企業経営理論、経営法務
やや苦手: 運営管理、中小企業経営・政策
苦手科目: 経済学・経済政策、経営情報システム
特に「経営情報システム」と「経済学・経済政策」は本当に苦手で、40点台ギリギリで足切りを回避。それでも、得意科目で高得点を稼ぎ、総合点で合格することができました。
私が行った科目別の対策ポイント
1. 得意科目で高得点を狙う
財務・会計は簿記2級を保有していたため得意でした。テキストはほとんど読まず、過去問を繰り返し、計算問題に慣れました。
企業経営理論は初学でしたが、興味を引く内容が多く、楽しく勉強できました。2次試験でも重要になってくる箇所を重点的に理解を深め、問題集や過去問で試験特有の言い回しへの対策を行いました。
経営法務は宅建の資格が活用できました。宅建の範囲外の会社法や特許法関係を中心に、知識が不足する箇所を補い、問題演習で試験対策をしました。
2. 苦手科目は足切り回避に徹する
経済学・経済政策は基礎的な問題を重点的に学習し、最低点を確保。
経営情報システムは専門用語の暗記に集中し、過去問で出題パターンを把握。
3. スキマ時間を最大限活用
暗記科目(経営法務、中小企業経営・政策など)はスマホで学習できるアプリや電子書籍を活用。
はっきり言って財務と経済以外でノートは不要です。スマホやタブレットで学習を完結させましょう。そのスタイルを確立すると勉強へのアクセスが容易になり、他の試験や勉強の効率化にも繋がります。
実際の試験で心がけたこと
試験本番では、苦手科目で点数を稼ごうとしすぎないことが大切です。私は「経済学・経済政策」と「経営情報システム」で無理に満点を狙わず、解ける問題だけを確実に解答。得意科目の「財務・会計」と「企業経営理論」で高得点を狙いました。結果、総合点で合格基準をクリアしました。
まとめ
中小企業診断士一次試験は、得意科目を活かし、苦手科目で足切りを回避する戦略が重要です。特に「4点×25問形式」の科目が苦手な場合は、7科目同時受験で一発合格を狙う方が効率的です。
試験勉強は大変ですが、自分に合ったやり方を見つけ、着実に進めていきましょう!この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。