ベクトルが他人に向いているうちは、「操り人形」のまま
誰かの価値観が、自分に乗り移ってる時がある。
有名どころでいえば、親の価値観が子供に受け継がれている場合。
親が権威主義だと子供もその傾向があるし、
親が鬱を持っていると、子が発症する可能性もあがる。
でも、親と子ならまだわかる。
密接な関係にあるし、同じ遺伝子を半分持っているので。
そりゃあ、いろいろ似てくるよねって理解もできる。
問題だなって思うのは、影響されたくないと思っているはずの他人の気持ちを、頭の中で妄想して影響されてしまうこと。
わたしの場合は、「元夫がどう思うか?」って考えてしまうことがある。
具体的にいうと、
使ってるiPhoneが今年の1月くらいから調子悪くて買い換えようと思っているのだけど。
(問題を先延ばしにしすぎよね。汗)
別にiPhoneじゃなくて、Androidでも良いと思っているの。
Macユーザーでもないし、iPhoneを使いこなせているわけでもないし、使う機能といったら、電話とSafariとLINEとパズルゲームくらい。
だから、全くiPhone出なくても良いの。
じゃあ、Androidにしろよって思うよね?
うるせーよ、好きにしなよって。
でもね、iPhoneにしようかなって思うと頭の中で元夫がいうの。
「そこは絶対にiPhoneでしょ。iPhoneも買えないの?」って。
ちなみに、元夫はわたしよりネットに疎い。
めちゃくちゃ疎い。
少しミーハーなところがある人だから、iPhoneを使っていたのだと思う。
わたしがiPhoneを使ってた理由は、夫が買ってくれていたから。
特にこだわりがあるわけではないので、別に何でも良かった。
こーやって文章にすると、
なんてくだらないことに振り回されているんだって思うけど、この自分の中の他人の声ってすごく影響力が大きい。
元夫も迷惑よね。
「え?おれ?!」って感じ。笑
本当にごめん、だわ。笑
人は社会的動物だから、仙人にでもならないと社会的関係からは抜け出せない。
社会的関係に喜びもあるけど、気をつけないとわたしのように一人相撲いう名のしがらみを味わうことなる。
夫のことが好きだったから、彼の理想になりたいと思っていた。昔は。
それと同時に、お人形じゃないって気持ちも強くしていった。
せっかく離婚できたのに、頭の片隅に元夫を住まわせていたら幸せになれないよね。笑
このベクトルが「世間体」でも「親の気持ち」でもなんでも良いけど、自分の価値観や気持ちは大事にしようねってお話。