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人生の転機が訪れる前触れ

ここまで小学校卒業までを書いてきて、自叙伝みたいになっちゃったなぁ…
と思いつつ、こうやって改めて振り返っていくと、昔のこういう所が今の自分の悪い所を作り上げていたのか…
など思うこともありながら、時間を割いて読んでくださっている方がいたとして、ほんの少しでも、こうしたら人は腐っていくのか、という指針になればと思い、今の自分のいる時間軸までは書いていこうと思います。

ここからは中学生編に突入

小学校高学年に入る頃、好きだったサッカーと、勉強はして欲しい、という母からのお願いで、家庭教師の2つの習い事だけになっていました。

そんなある日、母から「あんた、中学でもサッカーしたいん?」と問われることがありました。

僕は即座に「したい!」と答えました。

すると、母がこう言いました。
「皆が行く公立の中学にはサッカー部はないけど、私立の〇〇中ならサッカー部があるけどどうしたい?サッカーをやりたいなら受験してそこに行かんと続けれんよ」と。

僕は一瞬の迷いもなく、ただサッカーをしたいという意思のみで、中学受験をすることになりました。

中学受験は、長く家庭教師と塾に通っていたおかげですんなりと受かったのですが、肝心のサッカー部はほとんど機能しておらず、対外試合は3年間で1度もありませんでした。

2年生にもなる頃には、サッカー部は機能していないことは全て理解していたので、それはもう言葉に表せないほど落胆しきっていました。

しかし年頃ということもあってか、意識が変わり恋愛に走るようになり、2年生になる頃、人生で初めての彼女が出来ることになりました。

お互い初めての彼氏彼女という関係ということもあって、カップルがどうやって進展するのかわからず、手を繋ぐことすらないまま3ヶ月程で別れることに…

ここで事件が発生。

二人の関係が終わると同時に、女子からイジメられることになりました。

全員からという訳ではなく、破局した彼女の周りからイジメを受けることになったのですが、本当にただ毎日電話をして、何度か友達を交えて街で遊んで帰ったことしかなかったのですが、ありもしない嘘を言われ、その子の女子グループから陰湿なイジメを受けたのです。

近寄ると病気になる、頭が悪くなるなどと言われ、ついには、自分の机の上に花瓶に入った花を置かれたりすることに…

周りの男友達や、その子と仲の悪い女子グループの子からは「気にすんなって、お前がそんなことせんのはわかっとるよ」とは言われながらも、僕は深く傷つき、学校に行きたくなくなり始めました。

数ヶ月は我慢して登校したのですが、2年生の夏休みに入ったこともあり、ここで急激にモチベーションが下がってしまい、完全にやる気と学校に行くという気持ちが途切れてしまいました。

イジメ事件もあったのですが、通っていた中学校は進学校ということもあり、周りには本当に頭の良い子ばかりで、小学校時代にめちゃくちゃ頭のいい子どもだと思っていた、自分のプライドと自信を完全に打ち砕かれたということもあったと思います。

そんなこともありながら夏休みを迎えた訳ですが、ここで大きな転機が訪れることになります。

後編へ続く



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