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幼少期編
noteに何を書いていくと伸びるのか等はあまり理解はしていないのですが、読んでくれる人がいたと仮定して、初めから読んでいけば流れを理解しやすいかなと思い、順を追って書いていこうと思います。
ここより本編です。
少し細かく話を砕いていきたいので、ここでは幼稚園の頃~小学校中学年辺りの話をしていきたいと思います。
僕は、高校を卒業するまで中国地方の片田舎で育ちました。
幼稚園~高校までは、本当に何不自由なく生活させてもらい、むしろ裕福と呼べる様な生活をしていました。
幼稚園~小学校は、陽気で誰とでも仲良くなり、学年の中でも目立つ存在で、皆から注目されるのは苦手ではありつつも、目立ちたがりで人を笑わせることが大好きな少年でした。
当時の母は、一人息子の僕のことを思って、習い事をたくさん通わせて、どちらかというとエリートな街道を進んで欲しかった。
ということを後に伝えられることになるのですが…
その当時やっていた習い事として
公文式、水泳、習字、ピアノ、学習塾、サッカー、家庭教師、剣道
他にもいくつかありましたが、本当に休みもなく習い事で毎日追われていました。
このような生活を、幼稚園の年中さん~小学校高学年までずっとやっていたせいか、僕は「どうにかして嫌いな習い事から逃げ出したい。」
そう思うようになり始めました。
嫌いなことから逃げ出したいという気持ちや、どうにかして嫌なことをやらないようにするようになります。
そして「嘘」をつくことが、潜在的に自分の根本に出来てしまったように思います。
特に小学校の中学年くらいまでは、「習い事を休みたい、行きたくない」と僕が言うと、母はその度にビンタやゲンコツ、時には蹴られて玄関の外に出され、数時間以上放り出されたこともあり、それがまた苦痛で「外に放り出されるくらいなら、やりたくないと言わないようにしよう」と、思うようになっていました。
普通であれば、嫌々でも塾や習い事に行くとする所を、小学校の高学年くらいになると、性根の腐った子供になってしまっており、「バレないように習い事の時間を友達と遊んだろ」と考え、親の目を盗み遊びに出かけるようになります。
しかしながら、物心着いた時から母から殴られ蹴られとしてきていたので、「バレたら殺される」という恐怖は常に残っていました。
なので、月に1度だけバレないように遊びに行くようになりました。
とある日、塾から「息子さんがこられてないですが大丈夫ですか?」と電話があったと母から告げられました。
その日はめちゃくちゃに怒られ叩かれたことを記憶しています。
それでも僕の悪行は留まることを知りませんでした。
この辺りぐらいから、僕は
「俺は好きなことしかやりたくない!」
そう強く思うようになり始めました。
初めて、自分が自分の意思を強く持った瞬間でもあり、その後の今現在の自分をも苦しめることにもなる(?)瞬間でした。