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自己紹介③番外編。占いや霊感ってどういうもの?シンクロニシティって?名前の由来との関係性は?
※「ドロシーの名前の由来」記事が長くなってしまったので、占いとは?霊感とは?を、こちらの記事に移しました。
元の記事はこちら。
◆霊感って具体的にどんなもの?
大事な前書きなので記載しておきます。
まず、認識していただきたいのは
霊的な力を持っている人はそれぞれ【自分が持っている世界を、他人に侵食されてはならない】という事。
何故なら、私とマスターが靈氣を扱えたり、ドロシーやアン、メリッサ、リッチの名に縁の力あるいは霊的な引き寄せを持っているというだけで、【他人にはその力は無いし、関与できない/させてはならない】からです。
忍マスター以外の人が「アン」や「ドロシー」「リッチ」という名に出会ったり名目のグッズを持っていても、137や321の数字を身に着けていても、多くの場合状態は“普通”です。他の方へ、力は作用しないのですから。
また、私の好きな霊視の占い師さん達も「世界は数多に存在し、全ての助言が正しい」「前世にも様々な世界があり、一つだけではありません」という旨を、口を揃えて仰っています。そちらの方が信用できますね。
例えばですが「桃を思い浮かべて」と言われた時に、
小さい桃を思い浮かべる人も居れば、
カットされた桃を思い浮かべる人も居る。
木に生っている桃を想像する人や、
或いは、桃の花を連想する人も。
自分が持っている・視えている世界を、他人に侵食されてはいけない。って、こういう事です。
私は「感知型」です。
予知夢・警告夢・連続夢・多重夢も含まれます。
透視能力や霊聴を持った方々には及びませんが、先人達の様々な意見を聞いてからは、マスターに憑いている一人の主護霊という存在(私)として、『ドロシー』を扱っております。
◆他人の言葉に傷付いた経験もある。それでも、守護の者であるという事は変わらない
実は、忍マスター自身も昔、まだ【霊能者は、他人を自分の持つ領域に侵入させてはいけない】事をきちんと意識する前に、某占いサイトで霊感のある占術師の方に「この名前は守護的な存在なのかどうかを視てほしい」とお願いした事がありました。
後日お返事があり「守護霊の名前については視ることができない!」と断られてしまったのです。
経緯を話す前に、強い言葉で突っ撥ねられ驚いてしまいました。(尚、営業メールを相手側が送ってきたのに、です…)
「互いの領域の侵食」云々については無論、相手側にもあったのだと思います。恐らく、他の霊能者さんにお願いしたとしても、半々の確率で断られるでしょう。
ただ、この時『言葉を駆使して鑑定を伝えるお仕事であるのに、文章を送られた側がどう受け取るのか考えられない占い師や霊能者は、怖いな…』と思ってしまいました。
もし実際視て貰ったとしても、結果よりもその人の発した言葉で傷付く可能性があるので、他に霊感で視て貰いたい事があったのですが、辞めてしまいました。
この一件で、世の中には、専門外やNGの質問を投げ掛けられた際、相談者に寄り添って聞く耳を持ってくださる占い師さんばかりでは無いという現実も知った。
私が占いを嗜んでいる事も、恐らく私のプロフィールから知っていたと思いますし、正直なところ…俗に言う「占い師同士の足の引っ張り合い」の片鱗を、モロに食らった感覚があります。
当時まだ占術のボランティアや仕事は始めていませんでしたが、邪念で他人を潰そうと考えている方や相手を小馬鹿にしている方の文章は、言葉遣いや文面のオーラで解ってしまいます。
私は嵐のような人生を送ってきたけれど、最終的に幸せを掴めたので、私なりに「同じ状況で苦しんでいる人を救いたい」という気持ちで占いやヒーリングを行っています。
たとえ突拍子もない質問をされても、私の場合は「出来る限り相談者様に寄り添っていこう」「お受けできない内容だった時、断るにせよ、優しさを持って接して差し上げよう」と思えたので、この傷は占い師としてスタートするために必要な経験だったのかもしれません。
長くなってしまいましたが、これが、私が「ドロシー」という名前の正体や守護霊を、他人に視てもらう事ができない理由です。
自分が出会ってきて、「そうである」と確信したことが事実だと感じています。不安になる事もありますが、縁が途切れるまでは共に在りたいです。
◆霊視とかカードとか…占いの原理って何?どうやってやるの?
そもそもの話ですが、占い師が全員、霊視ができたり、チャクラの状態を調えられるという訳ではありません。
霊感が全くなくても、カードを引く事によって起こる【シンクロニシティ】で占いは行なえますし、
私のように人生の中で大切な名前やキーワードに出会っても、それを目で視て確認することは出来ない…という人や、
逆に霊は見えるのに、その存在が何の為に居るのか分からなくて怯えている人も、沢山いらっしゃいます。
霊的な能力を持つ占い師さんは、「霊感というアドバンテージを持っている」というだけです。(神様に愛されたとても素晴らしい事ですが、敢えてこのような書き方になりました事をお許しください)
例え話として
個人でゲームを作ろうと思い立った時。
専用ソフトを使えば誰でも始める事ができますが、オリジナリティを出すに当たっては、スクリプトやプログラミングの知識、素敵なシナリオ、爽快な戦闘システム、統一されたグラフィックデザイン、キャラクターに合ったボイス等、様々な工夫が必要です。
今回、デザインに重きを置いて例を上げてみます。
絵が描ける人って、それだけで登場人物等のイラストの出費を数十万円は抑えられる訳ですよね。
但し、労力はとてつもないもので、一枚を描き終えるのに5〜10時間は掛かる人が多いですし、「絵が描けるようになるまでに自分が費やした時間」は計り知れません。
描ける側には描ける側の苦労があります。
一方で、「絵が描けない人」がどうするかというと、「絵が描ける人に依頼」をしますよね。
もしくはフリー素材や販売素材をダウンロードするか。
絵が描けないからってゲームを作っちゃいけない…なんて決まり何処にもありませんし、皆様素敵なゲームを完成させ、世に出し、数多のプレイヤーを楽しませています。
クオリティは人に依りますが、何方でも、条件が揃えば完成させられるのは事実です。
上記の「絵が描ける人」の部分を「霊感のある占い師」に当て嵌めると、
他人と違った感覚を持ち苦しみながらも、受け入れ、培ってきたものが大いに役立ち、皆さんを幸せへと導く素敵な調となっています。
そして、もう一方の「絵が描けない人」の部分を「霊感のない占い師」に当て嵌めてみると…そうです、「依頼をする」の部分は、「タロットカードを引く」だったり「ホロスコープを読み解く」だったりするのです。
また、霊感って、絶対音感を持つ人や、色字共感覚、運動が得意でスポーツならなんでも“感覚で”出来てしまう人のように、その人の個性だと思うのです。それって科学的にどうとか、説明しにくいですよね。生まれ持ったものなのですから。
◆シンクロニシティって、何それ?
当たるも八卦当たらぬも八卦。しかし、何故、占いは当たるのでしょうか?
先程から何度か出てくるシンクロニシティという言葉ですが、こちらも軽く説明いたします。
「カード占いとはどういう原理なのですか?なんで当たるの?」という人が居ると思いますが、占いが当たる理由は、殆どはこのシンクロニシティによるものです。
この世の全ては因果を越え、互いに作用し合っていることは、スピリチュアルに興味のある方は既にご存知ですよね。
そういった不思議な偶然の一致が現れるのは、よく見掛ける名前だったり、物だったり、人だったり、数字だったりもします。
・「車のナンバーで111の並びを見た。エンジェルナンバーだ!今日は良い事がありそう♪」
・「今たまたまハマってた昔の映画が、何故かネットでブームになって、リメイクが決まった」
・「今度出る有名なブランドのマスコットキャラ、私がこっそり書いていた小説の登場人物に名前がそっくり!」
・「お昼にハンバーグを食べたけど、帰ったら晩御飯もハンバーグだった。お母さん、そりゃないよ〜(嬉)」
…ってなった事、ありませんか?
この偶然の一致を、我々は【シンクロニシティ】と呼んでいます。
占い師はそれを自らの力で未来を予測したり、幸運を引き寄せたりして、シンクロニシティを人工的に作り出している為に当たるのですね。
カードや霊能力がこの世界とシンクロし、貴方の潜在意識や過去から、貴方が気付いていない本心、真実、未来や前世を視ることが可能。
それは憶測や想像なのかもしれませんが、現代占星術は昔と違って預言ではなく、「より良い未来を選択するための、心のケア」が主軸なのですよね。
占いは、迷っていたり助けを求めている人々の力になれる、素敵な職業だと私は思っています。
逆に、悪い事に使おうとする人は憐れです。
無論、鑑定が外れることもあるかと思います。
その場合の原因は、私が思うに、良くも悪くも「占いの結果を聞いた人の注意力」にある場合も見受けられます。
カードや霊感は預言ではございません。主に『現在』や『近未来』を視ているので、占った相手がそれを知ってしまう事により、過度に安心してしまったり、悪い結果だった場合それを改善しようと注意して生活しますよね。
もっと言うと世界には沢山の並行世界が存在していて、私達はそれらに繋がる道(未来)を常に選択しています。
タロット占いの例を2つ上げさせていただきます。
一つ目は、質問内容を占って「ザ・ワールド」のカードを引いたとします。
この場合、カードは「物事がうまくいく、完成」を意味します。が、一方で「目の前の事以外が疎かになりやすい」という反面も持ち合わせているんですね。
質問者さんが「良いカードを引いた!安心した!」といって努力せずに油断していると、他の事で失敗して足もとを掬われ、「占いが外れた!」となってしまう可能性があります。
二つ目。悪い結果の「ザ・タワー」を引いてしまったとします。
お客様は「どうしよう、何て不幸なカードを引いてくれたんだ!?やろうと思っていた事は、崩れる塔のように失敗するかもしれない!」と、混乱なさるかもしれません。
故に、徹底的に失敗しないよう準備をしたり、運気が上がる御守や防災防除のおまじないをしたり…ご自身でこの結果を覆そうと努力するかも。
そしてその努力が功を奏し、結果的に難を逃れた場合も「なーんだ、あの占い、外れたじゃないか!」と、なりますね。
なので、私は占いの当たり外れは、「占いの結果を聞いた人の注意力にある」と感じます。
他に理由があるとすれば、占い師側の読解力が足りなかった…等ですかね。カードは嘘を付かないので。
「今日、占いで出た事、何もなかったな。」という日も、アファメーション(前向きな言霊)を信じれば、それが裏で何か糸を引いて未来に繋がるかもしれません。
一人では出来なくても、何かと繋がったり、言霊を活用したり、頼る事によって、シンクロニシティを産み出す事は可能です。そして、占いで出た苦難を乗り越える力も、皆様既に持ってらっしゃいます。
お客様を占っている時に塔やソードの3など、険悪なカードが出た場合、私は「外れますように」とお伝えすることもあります。
遠回りしましたが…。
他の記事で私がドロシーという名前を巡って言いたかった事、なんとなく伝わっているでしょうか?
気持ち次第で、好きや幸せは引き寄せられます。
愛してくれる存在に対し、世界を狭めないように生きてゆきたいですね。
ドロシー・G・ストロベルク