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ピンクと緑。カラーセラピー×占星術メモ①

こんにちは。
細々と声優、占い師をしている生野忍です。
2年連続でプリキュアを観続けていたらロリボが大好きになってきました。尚、私は滅多なことが無ければ出せません。

さて本題ですが、せっかくカラーセラピスト®の資格を持ってるならセルフケアをしてみようと思ってnoteを書き始めました。

気分的に一昨年〜去年はピンク・今年はグリーンが気になる。※間に縹色も挟むのですが、今回はこの2色で。
その深層心理って一体なんだろう?さまざまな観点で掘り下げて参ります。ほぼ自分語りでございます。

前置きとして、
・当方、色字共感覚を持っています。
カラーセラピストになろう!と思った発端も、生まれ持ったこの共感覚をもっと人のために活かせないか?と考えたためです。色については色彩心理に交えて主観的な考察も入っていることをお許しください。

・色彩心理についてのお話が多めです。科学的根拠があるものと、文化的側面から見た伝統的なお話もごっちゃ混ぜでお送りしています。

西洋占星術の話や己の声活動についての専門用語や人名、さらにはメディカル周りもバリバリ入ってるので、苦手な方はお戻りください。分からない方や初めましてでもふわっと雰囲気で読めるようにはしていますが、基本的に自分用のアウトプットメモなので申し訳ございませんが今回は解説なしで書き殴らせていただきます。


ピンク・グリーンの基本的な効能

さて、カラーセラピスト目線で
ピンクとグリーンを見てみると…

一昨年〜去年にハマってたピンクのキーワード
・優しさ
・愛情
・慈悲深さ
・ロマンティック
・女性ホルモンの分泌を促す
・美容
・アンチエイジング効果
……ここら辺がメジャーです。

また、多くの場合は安らぎや母性を求めている……という深層心理も。去年母が亡くなったの予知っぽくて少し怖い。

西洋占星術においてピンク色をシンボルカラーに持つのは、天秤座さんです。おそらく7室の管轄だからかな?と思っていますが、コミユニケーション能力の高さはピンク色は確かにお似合いです。


そして今年ハマったグリーンのキーワード。
・癒し
・調和
・平和
・永遠
・リラックス
……などが主なキーワード。

木々が伸びるイメージから、成長という意味も。一方で西洋文化においては、毒や嫉妬のイメージもあります。
さらに身体的影響としましては、松果体を刺激して血流を善くする効果...…etc。

現在、目や神経の治療をしております。身体が無意識に欲しがっていたのかもしれませんね。

西洋占星術において緑は、牡牛座さんがシンボルカラーとして持っています。乙女座もオリーブ色を持っているのでちょっと雰囲気が似ています。どちらも地属性です。


ピンクに惹かれた理由を考察

一昨年(2022年)はなぜか「子供の頃、似合わなくて我慢してたからピンク色を身に着けたい!」と唐突に思うようになり。カーテンから鞄からぬいぐるみから……身の回りの小物が殆どピンクになりました。
占い名義のドロシーちゃんもピンク髪ですしね。

ピンクの持つキーワードの中に愛やロマンティックといったものもあります。
2022年は結婚した年ですし、空前絶後の博愛主義の旦那さんと一緒に暮らして性格が優しくなっていった事にも関係しているかもしれません。

実際のところ、一人だった時は周囲からいただく褒め言葉といえば「格好良い!」が多かった私ですが、もう近年では圧倒的に「可愛い!」のオンパレードでございました。惚気ではないです。言われ続けると、人もその言葉に呼応して変わっていけるという話。

同年8月7日花の日からは占い師としてお仕事を開始し、より一層人との関わりが増えていき、ピンク色の持つ「人当たりのよさ」なんかも自分に落とし込んでいったのでしょう。

また、占いの仕事を始めたのも、絵描きの主人の「みんなの役に立ちたい」という素晴らしい原動力に心を動かされたのが切っ掛けでした。
ちょっと前まであんなに「人類滅びろ」「末代まで呪ってやる」マインドだったのに、不思議なものです。

そして翌年2023年の9月、母が急逝。
(ちなみに西洋占星術の話ですが、この時の私は年齢的に完璧なサターンリターンど真ん中でした。まじでやばい。)

あの後から少しずつピンクへの執着が薄れたような気がします。

SNS等で私の母の毒行動には何度か触れてきましたが(苦笑)、『世界一許せなかった母という人間を、許し愛せるようになった』ことで、あれ以降なにか吹っ切れたのでしょうか?
心理学の専門家ではないので、そこは定かではありませんが。とにかく並行して、ピンク欲も落ち着いてきました。

またピンクの和名「桃色」。
(色の濃さによっては薔薇色とするものも在り)
桃には厄除けの力があるとされていて、イザナギノミコトのお話だったり中国では不老長寿の力があると言われ大切にされてきました。「桃源郷」という言葉もあるくらいですしね。

スピリチュアル的にも色だけ身につけておくと良い感じにストレス減少に繋がるかもしれません。京都の安倍晴明神社にも、厄除けの桃の像がありますね。私も今年の春、旦那と旅行に行った時にナデナデして来ました。

すみません、ちょっと関係ないのですが、獅子座の女性ってピンク色好きな人多くないですか??
それも子どもではなく、30〜40代や大人の獅子お姉さんにピンク好き!って方が結っっ構居たりするんですけど。シンボルカラーはゴールド系なのに。寧ろ私もピンクゴールド好きですし。
獅子座さんって幼い頃に想像を絶する苦難にぶち当たって、気合で乗り越えてきた方が多いです。強がっているけど、皆さんナイーブで本当に可愛いので、ぜひそのままピンクを貫いていってほしいです。お願いします。(?)(?)


グリーンに惹かれた理由を考察

途中で青系(正確には縹色)を挟んで、
現在の色への興味はグリーン系。どちらかというと、オリーブや若草色など、グレイッシュの混じった落ち着いたグリーンが好きみたいです。

昨年末〜今年に入ってから目の調子が悪く、下半期からは治療と運動でなんとか凌いでいました。
水泳を始めたのも、手芸や読書を日課にしたのも、運動しながら指先や視神経を刺激して、脳の血流を善くするためでした。
詳しい経過などは、ある程度寛解してからお話しようかな?いつになるか分からないけど。

その前後で、グリーン系に興味が出てきたように思います。
過去に声優として旦那のゲームでライアやマレフなど緑髪の大切な子を演じてきたため、ご縁も感じつつ。BraveReBlazeのシルフも。

前述した『松果体を刺激して血流を善くする効果』に興奮して震え上がったのを覚えています。
まさに今必要な色でした。びっくり。
緑色が目に優しい!というのは有名な話で、子供の頃から知っていましたが。このようなロジックがあるとはカラーセラピストになるまで知りませんでした。迷信だと思ってた。

また、緑色の文化的側面を見た時に私がめちゃくちゃ好きなのは、毒だったり、嫉妬のイメージがある。という部分です。

緑の「毒」という印象は、腐敗した食べ物やゾンビを彷彿とさせたり、シェーレグリーンなども有名ですよね。

そして問題の「嫉妬」。
私はシェイクスピアが好きで、オセローなんかは殆どヤンデレ物語と言っても過言ではない悲劇なんですけど(大好き)、『緑が嫉妬の意味を持つ』と知ったのはこちらを読んだ時でしょうか。
※実際、緑=嫉妬という概念は、もっと昔からあったとされていますが割愛します。

作中、憎むべきイアーゴの言葉に唆され嫉妬に狂ったオセローは、最愛のデズデモーナを殺害してしまいます。そして、嫉妬という感情を「緑色の目をした化け物」と称していたのですね。
昨今の創作などでも「緑色の瞳のキャラクターは嫉妬深い」などと表現されることがあります。えっちですね。

とある業務委託サイトやSNS内チャットで占いのお仕事をしていた時、私は恋愛系のご相談をさまざまな年代の方からいただいたのですが、「嫉妬してしまう自分が嫌い。どうすればいいですか?」というお悩みもぽつりぽつりと伺っていました。

私はよく「ヤンデレですね」と、身内〜全く逢ったこともない方にまで王道イジりかのように揶揄されてしまうほど歪んだ性格なので…私が皆さんを宥めても説得力なんてライスペーパーよりも薄いのだけれども、敢えてヤンデレ×セラピストの開き直り目線でご意見させていただいたのですが…

確かに、いきすぎた嫉妬は相手を傷つけてしまいます。言葉は軽率に凶器になるので、無暗に振り翳すのは絶対にいけないのですけれど。
それでも「嫉妬」という言葉が存在する以上、向き合わずに「それは悪だ、やめろ!!」と遮断するのは、ちょっと早いんじゃないかな?と思ったりします。

占星術的な話をいたしますと、地属性の中でも特に乙女座さん、または不動宮に星がいっぱい集まってる方は、「(イレギュラーな物事で)感情を揺さぶられるのが苦手」という方が多いのではないかと。そういった皆様は嫉妬という言葉に嫌悪感を抱くかもしれません。
また、牡牛座や蠍座が強い方々は、ひた隠しにしていても実はかなり嫉妬深い部分もありますよね。
いずれもそういった葛藤の中で「嫉妬なんてするもんじゃない!」と心得て、自身を律せる素敵な面だってあると思います。

話は戻って…私個人の見解としましては、
嫉妬するからこそ、その苦しみは「私はこんなにおかしくなってしまうくらい、あなたを愛しているんだ…」と客観的に愛しい気持ちを味わえる特別な時間にも化けると思うんです。
そこからさらに巡り巡って、感情的な負荷…それこそ「緑色の目をした化け物」を自分で生み出して飼っていたんだ!!と気付けた時に、また一歩前進して、グリーンのもつ本来の「癒し」や「永遠」に繋がっていくのだと思うのですよね。

目の前の物事や感情と向き合わず、何とも思わなければ何も起こらないけれど。
でも抑え込まず向き合えば、想えば想うだけ、心を揉みくちゃにされて、失敗して、学んで、「成長」できるのだと。

だから別に、嫉妬してしまう貴方自身を悪だと決めつけなくていいよ。って、よくお話してます。

まぁ、捉え方によってはただのヤンデレ擁護的言い訳なんですけどね。

そんなこんなで己の経験則も相俟って、さらに緑色が好きになっていく一方なのでございました。



余談。乙女と天秤の色字共感覚

ちなみに、私のここ数年好きなピンクとグリーンですが、ピンクは元々赤に白を混ぜた色なので、緑とは補色に近い関係にあります。
コーディネートとしても悪くなく、桜のような雰囲気を感じさせて…私は好きです。

あ、ピンクとグリーンで今思い出したことがあるので余談として書いてもいいですか?

現在、私の朗読サークルGanache Projectにて『Astrology Sweets Zombie』という西洋占星術の星座の擬人化企画をやっているのですけど、
星座にはそれぞれ開運&御守りの色…シンボルカラーというものがございまして。

↑Astrology Sweets Zombieの特設ページはこちらです。(宣伝)

それでね、星座たちを擬人化していく時にめちゃくちゃ大変だったのが、「色字共感覚持ちの己の目で見た星座の名前」「星座のシンボルカラー」違ってるキャラのデザインでした。本当に地獄だった…。

「色字共感覚」についてはググれば一発で出てくると思います。私が何歳くらいから色字に悩まされ、どうやって解決したのか、いつから自覚したのかは他所でポロポロ話してきたので今回は割愛しますが。

とにかく、自分の脳みそが認識してる文字の色と実際に描かれた色が違うとね、気持ち悪くなってくるんですよ。記憶や暗記する時とか最悪。中々覚えられなかったりして。

それが星座キャラでも起きてしまいました。


↑こちらは、私の目(脳:色字共感覚)で見えている「乙女」と「天秤」の文字。
乙女は「乙」がベージュに近いピンク色、「女」が赤色に見えているので、混じり合ってトータルでモヤッとピンクに見えてます。
天秤は「天」単体に関しては黄色なのですが、横についてる「秤」のイエローグリーンが強い力を持っているので、一つの単語としてトータルで見た時にボヤッと黄緑色に見えています。

一方、こちらは『星座のシンボルカラー』で塗ってみた乙女と天秤。↓

真逆やないかい。

いや、ふざけんなよ??????
こんなに気分が悪いことはないよ。(そんなことは全くありませんが、悩める色字体質につき言葉が強くてすみません)

この二人のシンボルカラー…どうしても私の中で許すことのできない葛藤が数日続きました。
しかも順番的にも隣同士の星座なのでもう………。

どうやって解決したかというと、私がよくやるのは【塗り替え】です。
見えてる色の上に別の色を塗って、記憶自体に印象づけて色字を無理やり変えていく独自の方法。
(これが正攻法かは分からないですし、他の色字の方がどうやって違和感を解決しているのかは知りません。)

「乙女」に関しては、西洋占星術の乙女座の特徴を引っ張ってきて『守護神は大地母神のデメテル。そして、森や動物など自然をこよなく愛するのが乙女座』というイメージを刷り込み、頭の中で、自然を連想するオリーブ色に塗り替えました。

「天秤」は、こちらも西洋占星術におけるハウスの観点から引っ張ってきて「天秤座の管轄は7ハウス。7ハウスといえば、パートナーシップや結婚を司る部屋。天秤こそ愛の星座。だから、シンボルカラーはピンク!!」と、頭の中を洗脳し(?)、色字もピンク・ローズ色に塗り替えました。


こうして己の中で色字共感覚との相違を克服しまして、ようやくセレブとキズナのキャラクターデザインが完成したのでした。

無理やりだったので、未だ私の脳は乙女・天秤の文字を見ると多少混乱します。
最後の足掻きとしてセレブちゃんとキズナの目の色は、色字の名残りでそれぞれピンクとグリーン対照になっております(笑)

乙女座と天秤座の他にもね、色字と全然違う色のキャラが数名居りました…(牡牛、蟹、射手あたり)彼女達は結構すんなり納得できたので大丈夫でございましたが。この話は終わりです。



『好きな色』は、日々変わりゆくもの。

『好きな色』って何色でもあって良いですし、その日の気分によって替えて良いんです。

昨今、推しやご自身の活動の「イメージカラー」だったり、もっと言うと「推しマ」や「概念」なんてものが非常に色濃く根付いていますが。

そしてもっと突っ込むと、西洋占星術における獅子座や水瓶座、あるいは天秤座に、太陽だったり或いはトリッキーな天体が多い方は「誰かと被るのが嫌!!!」って感情も出てくるかと思いますが…

色は、誰のものでもないので。

せっかくでしたら様々なカラーを楽しんで、自分に合う、そして気分の上がるコーディネートを見つけていった方が人生的にはお得です。年齢だって関係ありません。我慢や遠慮はしないで。



最後に、今の私に色を贈るなら?

ここで忘れていたカラーセラピーの本髄に戻って、『今の私に色を贈る』とすると…

やはり水色。と、白でしょうね。
(正確には、露草色と水縹という色です)

水色は…最近受け持っている大切な役が、水色だから!って事にも関係していたりしますが。
なんかね、ずっと一緒に居るとその子の髪色やファッションが好きになっちゃうんですよね。

詳細な理由については長くなりそうなので別の記事でお話できればと思います。そういえばドロシーの新衣装も、水色ベースに白チェックでした。

白って苦手な色だったのに、カラーセラピーを学んでから変わりました。こういう所が面白いなぁ…と。昔は黒が大好きでしたから。
そういえばLPナンバーが7の私は、死ぬまでずっと変わらないラッキーカラーは紫や藍色なんだそうで。ダル・ダーク系の暗めの色に縁がありそうです。今後はここら辺の色についての解釈だったり、

他にも、私が長年演じている愛娘…BellknightのアンネッカとGanache Projectのアンネッカが身に着けてるオレンジ色や茶色の深層心理についても、いつか暴かせていただきたいです。感動しちゃったので。

創作やうちの子達の話を絡めれば、連載も続けられるかもしれませんね。

長ったらしい予告でございました。

読んでくださってありがとうございます。おしまいです。

生野忍


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