息子のピアノ演奏#5 芸術はわたしを救う
大切にするのは、
○匿名性
○だれも傷つかないこと
○考えを押し付けないこと
○自分たちのなかにある、『患者さん』や『患者さんを支える人』のイメージに囚われないこと
……………
こんにちはリナタです。
今回お話をしてくださったのは、乳がんを経験された「わたし」さん。
わたしを救った音楽(その1)
息子のピアノ
いつ頃支えになっていましたか?
手術の翌年から現在もずっとです。
それはどんな時期でしたか?
抗がん剤治療を終えたばかりの時期でした。
なぜ救われたんですか?
息子はピアノが得意なんです。
わたしが抗がん剤治療を終えた頃はちょうど、発表会で演奏する曲を選ぶ時期。
本番では、「千本桜」という曲を弾きたがりました。
息子といっしょに演奏する曲を選んだり、YouTubeで演奏している人の動画を検索したり、練習を見守ったり。。。
治療と向き合っていたココロは、息子の発表会に向かいます。
それまでは生活のなかで、治療の苦しさの割合が強かったです。
気持ちが自然とシフトしたんです。
「治療が苦しい」という思いの割合が自分のなかで下がってくれて、精神的に救われました。
https://www.youtube.com/watch?v=26SoNdOV-PY
↑この動画がすべての始まりです(笑)
この演奏は、ピアニストのまらしぃさんと連弾です。
わたしを救った音楽(その2)
HZETTRIO / あしたのワルツ
いつ頃支えになっていましたか?
こちらも同じく、手術の翌年から現在もずっとです。
それはどんな時期でしたか?
抗がん剤治療を終えたばかりの時期でした。
なぜ救われたんですか?
「HZETTRIO」はジャズピアノトリオ。
「あしたのワルツ」は「HZETTRIO」のキーボーディストのHZETTMさんが作曲しました。
某がん保険のTVcmで使われていたピアノ曲なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
癌患者に明日に希望を持たせてくれる曲です。
出会いは先ほどお話しした、息子のピアノの発表会に向けた曲選びです。
発表曲選びのため、YouTubeで演奏している人の動画を検索しました。
そのとき素晴らしい演奏をしていたのが、「HZETTRIO」のキーボード担当HZETTMさんです。
息子は発表会では別の曲を演奏しました。
しかし、私のリクエストに応えるため、「あしたのワルツ」も練習してくれました。
そして、家で何度も弾いてくれました。
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