僕が一生支えます #2 ココロとコトバ
この記事で大切にしているのは、
○匿名性
○だれも傷つかないこと
○考えを押し付けないこと
○自分たちのなかにある『患者さん』や『患者さんを支える人』のイメージに囚われないこと
…………
今回、お話をしてくださったのは、卵巣がんの治療を経験された「わたし」さん。
当時、30歳だった「わたし」の『ココロとコトバ』をご紹介します。
Q.あなたが言われて救われた(嬉しかった)、または自分にかけてあげたい言葉はありますか?
言った人
今の主治医
実際に言われた言葉
「あなたが病気ときちんと向き合うのなら僕が一生支えます」
転院をした際、今お世話になっている主治医に出会いました。
それまで先生たちに任せきりで、治療のことなど何も知ろうとしなかった、わたしへの問いかけです。
いのちを誰かに任せても良いの?と。
病気を知り、病状を知り、きちんと向き合うことが大切だと教えてくれました。
わたしが病気のことを調べたり、質問を繰り返しても、嫌がったり、めんどくさがったりしません。
いつでも、わかるまで教えてくれます。
主治医の姿勢は、今もずっと変わらないです。
主治医は、わたしの意思や考えを尊重してくれます。
しっかり対話してくれる安心感がありました。
Q.あなたが言われて傷ついた、
言われたらショックだったと思う言葉はありますか?
言った人
父
実際に言われた言葉
「親より先に死ぬな」
親族の法事のときに、たくさんの人がいるなかで、泣きながら言われました。
自分に酔ってる父親が気持ち悪かったです。
もう過去のことで、今は気にしていないですが、親とは距離を置いています。
法事も、それ以来、参加してないです。
Q.あなたが言ってしまって後悔した言葉はありますか?
A.ごめんなさい。自分が発した言葉に後悔することは基本的にないです。
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