「推し」のソロライブに初めて現地参加した話
※今からお見せするのは、殆ど消えかかった記憶を無理やり掘り起こすべく、後で歌詞を見返して感じた事も含めて記したライブレポ”のような何か”でございます。細かい時系列や発言などが違ってたりするかもしれませんが、それについてはご容赦頂ければ幸いです。(大筋の流れは間違ってはいないはず)
この度、4月21日にヒューリックホール東京にて開催された駒形友梨さんの3rdライブ『Komagata Yuri 3rd Live~step to my「25℃」~』に昼夜両部、及び昼の部直前に実施されたサウンドチェックイベントに参加させて頂きました。
昨年初頭に開催されたミリオンのリアルライブをきっかけに駒形さんを推し始めた僕。
同年6月末に開催されたオケコンは職務上の都合によりやむを得ず参加を見送ったという経緯がありまして。
昨年開催のバースデーイベントおよび特急ツアーにて、ミニライブ形式で駒形さん個人名義での楽曲を体感する機会には立ち会えましたが、数十曲を一度に浴びるフルライブ形式でのイベントは今回が初現地。ちなみにリリイベにも全て不参加でしたので、ライブコンセプトにもなっているNewアルバム「25℃」の楽曲群も全て未体験という状態でライブ当日を迎えた次第です。
会場へ到着後のあれこれ
九州から当日朝8時発の便で羽田へと向かい、
有楽町にある会場へ到着したのは10時半過ぎのこと。
物販開始30分前というタイミングだったこともあり、既に多くのファン、もとい「親族」達が集っていたのですが、私と顔を合わせるやいなや、挨拶または会釈をしてくれた方がチラホラいて下さって。毎回機会に恵まれたとしても2,3カ月スパンでしか会えない方々ではあるけれど、本当よく顔を覚えてくれるなあと。ちなみに会場へ向かうエレベーターの中でも知人と一緒になっていたんですが、自分がチキったせいでアクションを取ることができず、何となく気まずい時間を形成してしまったのは内緒の方向で(後でその方には改めて挨拶しました)
そんなこんなで物販待機列へ並び、自分の番が来るのを待ち続けたわけですが、残り10数人という所で突如列から離脱することに。
冒頭でも述べたサウンドチェックイベントの集合時間が迫っていたのである。
無論、サウンドチェックに関してもスタッフの案内の元、別に待機列が形成された訳なんですが、その場所というのが、こんな感じでして。
「いや周囲からの視線視線~~~~~!!!!!」
会場がビルの中にあり、かつ同階の他の施設が
向かいにある叙々苑のみだったため、エントランス的な場所に居るのはほぼイベント参加者しか居ない。
50人という非常に限られた椅子、周囲には行きたくとも叶わなかった方々が間違いなく大勢いたはずです。
ただでさえ注目されやすい対象になってる中で、ど真ん中という好立地に立つ事になった僕の心中は・・ええ、それはもう穏やかではありませんでした。早く中に入らせてくれ~~~~!!あ、別にやめて欲しかったとか不満を述べている訳では無いので悪しからず。見世物みたいになってる自分達がなんか面白かったって事を言いたかったのです。
サウンドチェックイベント
30分ほどの時間をかけて、全参加者の受付諸々が終わり、いよいよライブ会場へ・・・!
参加者は前方から数えて6列目~10列目の中央寄りの座席の中から、事前に伝えられていた指定場所へそれぞれ座る形。ライブ本番両部よりも近い席になる事は元々解っていましたが、6列目ほぼドセンと参加者の中でも恵まれた座席だったため、更にテンションは↑↑でした。
入場したタイミングではバンドメンバー達のチェックが大詰めといった状況。物販待機列に並んでいた時から壁越しにバンドサウンドが漏れ聞こえていたので、その時点から生バンド形式という事は分かってはいましたが、目の前からかき鳴らされる鮮やかなサウンド群。耳だけでなく心臓の奥底にまでビンビンに響いてくるバスドラの迫力ある重低音を体感して「くう~~~久々のこの感覚、やっぱ好きだな~~~~~~~~~」ってなってました。
程なくしてバンドのサウンドチェックが終わり、いよいよ主役の登場を待つスタッフ、そして我々ファン一同。
先程までとは打って変わり、静寂に包まれた会場には独特の緊張感が張り詰めていました。あの時間帯特有のものなのか、はたまた中々無いであろう客を入れた状態故によるものなのかは定かではありませんが、バンドメンバーの方々の気持ちを高めているかのような表情がやけに印象的でした。
と、そんな事を考えながらしばらく時間が経つと、遂に本日の主役である駒形さんが登場!
比較的近い距離でお姿を観れたのは、昨年の特急ツアーから実に約4ヶ月ぶり。何度会ってもドバドバ湧き出る感情ですが、本っ当に美しい!!!!
これも会う度にしつこい程思っている事ですが、昨今は映像や写真技術のクオリティも以前とは比較にならないレベルで上がっていて、ただでさえ最上級美人な駒形さんの魅力がより映えるような形で世に出されている筈なのですが、現実が更にその上を超えてくるんですよねえ…
サウンドチェック時はライブグッズにもあったマシューくんロンTの「わたげ ほわいと」を着用されてて、これがとってもお似合いなのもまた最高でした。
サウンドチェックまでに物販購入が果たせず、結果として目当てだったグッズも一部手に入れる事ができませんでしたが、その代わりに「駒形さんのサウンドチェック時の衣装」という情報を知った状態で同じ物を購入できたのは良かったなあ、なんて思ってます(マウント要素)
そしてサウンドチェックがスタート、20分弱のイベント時間の中、披露されたのは「First Step」「Here I Am」「going forword」「ビターフラッペ」の4曲。
1,2曲ぐらいで終わるのかと勝手に想像していたので、思いのほか多く曲を浴びられてとても良かったです。
個人的な視点だと、ライブ本番中はエンジョイ最優先にするあまり、じっくり曲や演出を考察しつつ聴くといった事が出来ない時も少なくありませんでしたが、そういった意味ではここで静かに曲を聴く機会に立ち会えたのも良かったです。本番さながらのクオリティで歌唱しつつ、オケの音量に対しての要望を出す声のトーンの感じが「今、本当にサウンドチェックをやってるんだなあ・・・」と強く自覚させて貰えたのが印象的でした。
登場するなり我々を観て「緊張するー、なんで来てるの?(笑)」的なジョークをかましたり、ドラムの山本さんに「今日メガネなんだね(リハ中はメガネかけられてました)」と話しかけたり。
「First Step」の歌唱後にはギター兼「25℃」サウンドプロデューサーである木原さんに対して、髪切ってから何度か会う機会あったのに「気付いてくれない!こんなんじゃライブやれない!と憤怒!本番直前にしてライブ開催が危ぶまれる事態に陥りましたが、木原さんの謝罪もありかろうじて危機回避。はえ~リハってこういう事いつもやってるんだね~ってなりました。
※嘘です。ちゃんと茶番と分かるテンションでの微笑ましいやり取りでした。
本当に満足感高くて、1回分のライブを体験したような幸福感に包まれている内にサウンドチェックは終了しました。
ライブ本番
先程のサウンドチェックの余韻も冷めやらぬまま、いよいよ迎えたライブ本本番。ここからは時系列順では無く昼夜両部通してのレポとなります。
入場してから流れてくる会場BGM、当時は「恐らく駒形さんが組んだセトリなんだろうな~」ぐらいの浅い感想しかありませんでしたが、その中で使用されていた坂本真綾さんの「クローバー」が「First Step」の1番Aメロのフレーズにある「”ありえないことなんてない”大好きな killer tune」そのものだという考察を後で見かけてひっくり返ってました。こういった伏線回収要素?実に堪らない。
そんな駒形さんのkiller tuneが流れ切るといよいよライブがスタート。オーバーチュアは無く、バンドメンバー登場→演奏開始→駒形さん登場という流れでした。
1.「invincible self」
『「25℃」をコンセプトしたライブ』でいきなり非アルバム収録曲から来るサプライズスタート・・・。メロディーラインが自分好みで楽しい楽曲だし、なにより「私は無敵!」と宣言するかの如く満面の明るい笑顔で歌い上げる駒形さんがとても楽しそうで素敵でした。
そしてこの曲から「Love is Action!」に至るまで、全てフリ付け有り!!
以前どこかで不得手と言っていたと記憶してるダンスでしたが、アイマスの現場では他ブランドの振りが激しめな楽曲のメンバーに選抜される程の素晴らしいパフォーマンスを披露されていて、新参者の私からしたら「ダンスも特技と言えるのでは・・・」なんて思ったりもしてたんで、ソロライブでも駒形さんのステキな振りを3曲続けて拝む事ができて、とっても嬉しいサプライズとなりました。
2.「YELLOW LOVE」
「25℃」曲の開幕を飾ったのが「YELLOW LOVE」。なんといってもサビの振り付けが最高にキュート。中でも「And you….」からの3方向に指さし、「Yellow」で横ピース、そして「Love」でハートを指でなぞる一連の振りがとてもシンプルだったこともあり、夜の部では気付いたら自分も完コピしちゃっていて意図せずとも#YELLOWLOVE振りコピ部の一員と化してました。
惜しむらくは自分の記憶の中で、サビ前半のフリがあやふやになっていること。手を上に掲げるフリとかも可愛かったんだけれどもっ・・・・!!サビだけでもいいのでYouTubeチャンネルで動画、アップしてくださいませんかぁA柳さん・・・!!
3.「Love is Action!」
なんて乙女ぇ・・・!な1曲。これをピンクをふんだんに取り入れたファンシーチックな衣装で歌い上げちゃったら、完全にディズニープリンセスじゃないですか・・・ッ!!!
曲ラストのフレーズ、「あくしょんっ!!」の声のトーン、生で浴びると攻撃力もマシマシチョモランマで悶えそうになってる自分を抑えるのに必至でした。
ちなみにこの楽曲を提供された熊谷さんがメンバーを務めるバンド「BURNOUT SYNDROMES」は「ハイキュー!」のアニメテーマソングに何度かタイアップされているそうで。駒形さんが最近この作品にドハマりされてるのも、何か運命的なモノを感じられて良いなって思います。
最初の衣装に言及したのはこの曲の後のMCだったかな。ピンク基調ってのが駒形さんにしては珍しいなって思っていたら、マネージャーのA柳さんからの推薦だったそうで。本当にバチバチに素敵だったし、駒形さんも「A柳さんが言うなら間違いない」といった感じで了承したって所も長年連れ添ったパートナーに対する信頼が伺えてとても良いエピソードでした。
4.「Here I Am」
個人的に「25℃」内では「Dreaming Night」と並ぶ2大チル曲。
フリ入れ曲3連続で駒形さん自身も会場もヒートアップしていたタイミングでこの曲が良い意味で落ち着きを与えてくれた印象を受けました。自分は水風呂に入れないタイプの人間なので実感したことは無いですが、サウナ愛好者がよく言う「整う」ってきっとこんな感じだったりするのかな・・・
5.「going forward」
リリース後にアルバムを聴いた時に、最初に好きになった曲。
疾走感あるサウンドでライブ映えするなあと思ってて実際予想以上に気持ち良かった。「not anymore~」のコーラスに参加したり、落ちサビでクラップも入れたいな~~とか思ったりもしたけど、今後披露された時にコールがどんな形で定着したり、しなかったりするかも含めて楽しみだなあと思えた1曲でした。
6.「ビターフラッペ」
ほろ苦い恋の想い出を歌った曲。未だに忘れずにいられないという切なさ溢れる歌詞とポップさも垣間見えるメロディとのギャップが好きです。「Oh No」の歌い方の軽さも哀しみに暮れないよう強がってみせてるように感じられる。
Bメロのフレーズ、「答え合わせはお・そ・す・ぎ・る・か・な」のテンポと、落ちサビの「どうして言えないんだ」の後の伸ばしが最っ高に心地良い。
7.「lonely blueが終わる頃には」「enpty」8.「ソノヒ」
ここでアコースティックパートへ突入。まず昼の部では「lonely blueが終わる頃には」を披露。いやーーーーーーーデビューシングルのカップリング曲が来るとは・・・正直、全くのノーマークでした。「ビターフラッペ」からMCを挟んでのこの曲の披露でしたが、この曲も哀しい過去の恋を歌ってるんですねえ・・・。しっとりとしたジャズ調の雰囲気が切なさを際立たせていて良かったです。
夜の部で披露した「enpty」は2番Aメロの「私より 大人なくせして」のテンポ感がマイフェイバリットポイントで、バースデーイベでも浴びられてはいたのですが改めて心地良いなと体感できて良かったです。
そして昼夜で違う楽曲を披露したあとは両部共通で「ソノヒ」を披露。「笑顔の日も そうじゃない日にもきっと全てに意味がある」って歌詞が今の自分にも刺さるなあと思いながら聴いてました。
・・・・はい、ここのパートは特にライブ時の記憶の欠落が酷くて、碌な感想じゃありませんね。記憶が残っている内にメモとしてアウトプット。これ大事(n敗目)
幕間映像(特急ツアー)
「ソノヒ」の後、ステージ上から駒形さん含めた全出演者が一旦退場し暗転。そして流されたのは特急ツアーのまとめレポ的映像。あの時、所々で回ってたカメラの使いどころさんはココだったようです。
A柳さんとの夫婦漫才かのようなやり取りと、水に濡らすと文字が浮かび上がるタイプのおみくじを極力濡らさないようにしてる駒形さんがとても素敵でした。
自分自身としてもこういったバスツアー的なイベントに行くのは初めてで、どういった雰囲気になるのか想像も付かなかったんですけれど、今思い返してみても兎に角最高の1日だったなあ・・・
駒形さんから直接弁当を手渡して貰ったり、その弁当の容器を捨てに移動しようとしたらその方向から駒形さんご一行が丁度戻ってきて皆でワーワー言いながら席にダッシュで戻ったりして・・・・「モンエナ飲んでんの・・?私も好きだよ!」なんて不意に声掛けられたり、そして”自分の隣に座って”のツーショット撮影、と特急の車内だけでも今思い出しながらにやけてしまうぐらいのエピソードだらけでした。
個人的に1番印象的だったのが、秩父神社を駒形さんと一緒に参加者数十人単位で巡るといった時間がありまして、ガイド役の宮司さんが先導しつつ、要所要所で立ち止まっては解説をされるといった流れでした。
その際に宮司さんを駒形さん含めた参加者一同で取り囲む形になっていて、駒形さんがそこそこ近い位置に立っていたタイミングがありまして。
そこでふとチラ見した時に観た、真剣な表情で話を聴いている駒形さんの横顔が今でも忘れられないんですよ。疑似的にでも同じ立場に居たからこそ、端麗な容姿とスラっとしたスタイルがより際立って見えて控え目にいってもドチャクソ最高でした。チラ見ゆえにサブリミナル的に脳裏に焼き付いてるのも大きいと思うけれど。
そんな感じで思いに更けている最中、バンドメンバーの皆さんが戻ってきて映像も終了。第2ラウンドに向けて気持ちを高めていっていると・・・・・
9.「2World」
客席の左端通路から登場したこまがたさあーーーーーーーーーーーーーん!?!?
そして衣装ォォォォォ!?お腹!腕!あし!!!!!全部見えてますがな!!!!
某コンテンツの腹チラ衣装すら霞むレベルの露出具合。臨席の知り合いと「あれはダメ!!ダメぇ!!」と大興奮しながら言い合ってましたねえ・・・。
「”こんなのも好き?”」だって?
ああ!!大好きですよ????????
そしてそのまま歌唱しつつ各通路を練り歩き、近くの席へファンサービスを積極的に送っていた駒形さん。
直接ファンサを受けた方々の表情、みんな昇天しそうだった。僕も夜の部では通路に近い座席でしたので、ハニカミを頂いちゃってそれはもう・・・・(以下略)。ここの一連の流れについては昼の部(初見時)の会場のどよめきというか、カオスにつつまれた空気感が本当に凄かったというのは特に伝えたいポイント。
はい、という訳で2つのサプライズの威力が強すぎて曲自体の記憶が殆どありません。でも大好きだよ「2World」。「うっうっうっうー うーうー♪」の箇所歌うの楽しかったです。
10.「Dreaming Night」
前曲の興奮冷めやらぬ中、次を飾ったのがこの曲。
今まで観た事の無い衣装に身を包んだ駒形さんがステージの上で歌っている姿は紛れもなく「夢のような異空間」そのものだったと思います。
自分も曲の世界に溶け込んでしまって最高にチルってた。
11.「Neon Sign」
サビの英語歌詞の発音がメチャクチャ綺麗で気持ち良くて好きなんですよねえ・・・・生で聴いても美し過ぎてウットリしちゃってました。
この曲にてバンドメンバーの紹介パート。昼の部は”好きな温度は?”、夜の部では”それぞれにとってのそれぞれにとっての「25℃」は?”と駒形さんが各メンバーへ問いかけてました。
各メンバーが返答した後、駒形さんがそれに対して軽く感想を述べつつメンバーの名前を紹介する、と言うのが一連の流れだったんですが、その時に「あ~~~~~~~~~っ!!!」って1回1回言うところがちぃかわっぽくて何だか凄く可愛らしかった。あとキーボードの小松さんの「25℃」が植木屋さんだった事に対して、気になり過ぎて後のMCで深堀りしちゃう所も面白かったです。
12.「FLY!」
「現地で味わえて良かった!!」配信も無いので全曲その感想ではありますが、特に強く実感した時間。今ライブグッズのFLY!フラッグさん最大の出番でもありました。
ライブ前のレクチャー動画や披露直前の練習にて仕上がった参加者×駒形さんとの一体感が本当に心地良くてそして楽しくて!!
サビ最後のフレーズ、「勝負はこれから」の部分でビシッと旗を頭上に掲げた駒形さんの姿が強気な衣装とも相まって、「皆、私に付いてきなよ!!」的な姉御味を強く感じてときめきMAX状態でした。
この辺りから衣装についての耐性も有る程度付いて、純粋に美しさを受け止められるようになっていた気がする。
13.「オービタル」
前曲で会場の一体感を高めておいての「みんな大好きオービタル」!
何度聴いてもこの曲のピッチ設定バグってんな~~~って感想が真っ先にでてくるし、駒形さんのアーティストとしての強さがたっぷり味わえる曲だなあとも思います。「メーデーメーデーも」の所の歌い方と2番サビ後の「ああ~~~~~~!」の目閉じてる時の表情好き(駒形さんが高音で伸ばしてる時大体思ってる)。
14.「コンパス」
前回アルバムのリードトラック。去年のBDイベは夜の部不参加だったので、今回でやっと直接聴けて良かった。少年アニメのOPにもバッチリハマりそうな疾走感あるサウンドが気持ち良過ぎる。過去インタビューでライブを見据えて作成された楽曲と話されていた通り、本当に心の底から楽しめたし、恐らく1番声出したのがこの曲だったと思います。
何といっても注目したいのがセトリ12~14の流れをぶっ通しで昼夜2回歌い通せる喉の強さと体力よ。2ndライブの夜公演(BDに収録されている方)でもコンパス→創だらけの詩→オービタルの超攻撃的セトリはありましたが、昼の部はまだマイルドなセトリになってた様なので、こういった所からも駒形さんの進化を伺えますねえ・・・。
15.「First Step」
En前ラストソング。先行配信からも勿論素敵な歌詞だと思っていましたが、ライブで浴びてから説得力が何倍も増したように感じました。「Let's Dance!〜」のフレーズを会場一体となって歌えたのも大変楽しかったです。
今こうしてライブレポを綴っているのも、一つの"First Step"のつもり。
En1昼.「ララルハレルヤ」
ここからアンコール。5分程で駒形さん達がライブTに着替えて再登場。昼夜で色を変えて、駒形さんだけが違うパターンを着用するという流れでした。
黒衣装から健全になったヤ~~!と思わせておいての「あれ、丈短くね・・・切ってる!?」のインパクト。そういう衣装じゃないと油断させておいての腹チラ。良くない。良くないですよ。はい。ありがとうございます。
さて楽曲の話。駒形さんの透明感ある歌声と、夏を感じさせるポップなメロディ・・・・最高の相性でした・・・。そんなリズムに合わせて要所要所で可愛らしく踊って見せる駒形さんが可愛かった。
En1夜.「On My Way」
4つ打ちメロディ大好き侍の私、大歓喜でした。
特急ツアーでは駒形さんの弾き語りという形で静かに音を楽しんでいたのに対し、今ライブではバンドサウンドにも煽られて身体で存分に楽しんでました。イベ低出席率の自分が半年経たない内にこの曲を2度おいしく楽しめてること、心から幸運だなあと思います。
En2.「トマレのススメ」
同じ日にデビューシングルから2曲も聴けちゃった!しかもこっちはA面曲。
この曲もチャレンジする気持ちだとか、「何かを始めよう!」ていうエールのメッセージが込められてるなと私的には感じて、そう考えるとソロアーティストデビューからもうすぐ6年が経過しますが、細かい気持ちの変化こそあれ根幹の部分は良い意味で変わって無いのかな、なんて過去を殆ど知らない人間なりに想像してみました。
この曲にてバンドメンバーが退場し、ライブも今度こそフィナーレへ・・・とほんの一瞬だけ思いましたが、直ぐに「25℃」収録曲を1曲消化できていない事実に気付きます。
アルバム最後に収録されている、駒形さん自ら「作曲」に携わったあの楽曲。
En3.「our story」
この半年余りで駒形さんが精力的に行なってきた弾き語り、ライブではどのタイミングで披露するんだろうかと密かに楽しみにしていました。いやあーーーー大トリへの起用、実に大変良いサプライズでした。何とも言葉にし難いけど、しっとりとした心地いい余韻。「みんなへ向けて送る曲(意訳)」というメッセージを受けた直後で「夢から覚めても 私はここにいる」のフレーズの暖かさ。100点満点以上の披露タイミングだったなと強く思えました。
ここで突然の自分語り。大学時代、私はアコースティックサークルにてカホンを叩いていたんですけど、サークル引退前のラスト演奏会にて、メンバー全員が当時熱中していた、とあるロックバンドの楽曲のアコースティックアレンジを最後に披露したんですよね。
原曲と比較してかな~りしっとりとした曲調になっていたのでどういった反応が貰えるか不安な気持ちもありましたが、演奏を終えた後、一瞬の静寂が訪れた後の大拍手。あの瞬間は本当に爽快な気分でした。
今振り返ればクオリティなんて音楽の造詣に深い人から見れば全然大したことなかったと思うし、縁があって出させて頂いた外部ライブでは、ライブハウスのオーナーから「最初っからカホン勉強し直したほうがいいよ^^」とまで言われて滅茶苦茶凹んだ苦い記憶もあるし。
やがて環境が代わり全く楽器に触れなくなって、自分の中でも半ば忘れかけていた遠い記憶だけれど、確かにあの時、音楽に対して熱中していた自分は居たんだな、と「our story」終わりの余韻が思い返させてくれましたっていう話です。以上、自分語りのコーナー終わりっ。
これにて今度こそ正真正銘のエンディング。ステージから捌ける最後の最後まで満面の笑顔で手を振り続けてくれた駒形さん。何度も何度もしつこいぐらい言うけど、本当に素敵でした。
まとめ
最高!!!!!行けて本っ当に良かった!!!!!!
とにかく駒形さんが参加者に楽しんで欲しいという強い思いを抱いて今回のライブに望んでたって事が語らずとも十二分に伝わってきて、胸が熱くなりっぱなしの最高な時間を過ごせました。
自分では中々選択しないであろう色を基調とした衣装だったり、黒衣装にて露出露出~~!とか散々キャッキャ言いましたけど、裏を返せば人前であの衣装を着る為に当日まで体型維持の為に大変努力もされたんだと思いますし、そしてなんといっても客席練り歩き歌唱をやろうと思ってくれたこと。
僕の声優界隈のファンイメージって「至らぬ奴らが少なからず混じってる」が昔からあって。自分もそんな界隈に飛び込んで3年ほど経ちますが、そのイメージが間違って無いと思わせる出来事を観たり聞いたり何てことも度々あるのが事実です。
そういった中で、特急ツアー然り、今回のライブ然り、駒形さんがファンとなるだけ近い距離を取ろうと様々な取り組みをして下さっていて。「何かされないかな」と不安になる気持ちも正直あるけれど、それ以上にそうしたいと思ってくれる駒形さんの心遣い、「大丈夫」とゴーサインを出したA柳さんをはじめとした関係者の皆様、そしてゴーサインを出せる程の信頼関係を今日まで構築し、守り続けてくれた”親族一同”。駒形さんに関わる全ての方々に心からありがとうの気持ちでしかないです。
最後に
言いたくは無いけど、言わない自分が許せないので言う話。
実を言うと、2月中旬頃よりライブに至るまで、仕事上であったり体調面であったりと色々と気が滅入る事態が重なり、次第に推し活を十二分へと楽しめる状態とは程遠いテンションで日々を過ごしていました。
自分なりに努力して各所に送っていたメールも次第に書けなくなり、推しの出演番組も観るのを後回しにしたりして・・・・
いつしか自分自身の「推し」に対する気持ち自体すら信用できないような精神状態まで陥ってました。BDイベ、特急ツアーと手紙を渡してきたので、今回も書きたいなって思って便箋は早いうちに購入したけれど、どんな言葉を綴っても薄っぺらい世辞にしか見えなくて、結局当日プレボに手紙を入れる事はできませんでした。
帰りの飛行機内で、ライブの想い出を振り返りつつ上記の事を思い返した時に、突如として涙が止まらなくなってしまったんです。多分、心の奥底でそれを許せなかった自分がいたんでしょうね。その時に当初は上げるつもりは無かったライブレポを何が何でも投稿しようと決意した次第です。
ライブを通して、駒形さんに対する気持ちがウソじゃない確固たるものだという認識を再確認できましたし、そして自分の思った以上に「駒形さんが好き」という事実にも気付くことができました。
「推し活はあくまで娯楽」。この信条を基本線としてこれからも過ごしていくつもりではあるけれど、今回のライブを通じて実感した「この方の想いに何かしらの形で答えたい」という思いも絶対に忘れたくない。僕は心がクソザコナメクジなので、またきっと外部の様々な影響を受けて、迷う事も多々あるだろうけれど、そんな時にはこの記事を見返して心を保てたらなという気持ちです。
これにて当記事は以上となります。前述の通り、当初はここまでがっつりしたライブレポを書くつもりは無かったので記憶の欠落が激しかったり、ライブの感想、というよりは曲そのものの感想しか出来ていない箇所もあったりで反省点だらけですね。
8月より開催されるツアー、争奪戦の気配プンプンな会場もあるので何回行けるかは定かではありませんが、行った際には素直にライブの感想だけでしっかりと振り返りができたら良いなと思ってます。
最後の最後に改めて。
駒形友梨さん。最高のライブをありがとうございました。僕は貴方が大好きです。