![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101146739/rectangle_large_type_2_913305362d37574c716bd84f098de9bc.png?width=1200)
『仕合わせ』
3年前まで奈良の天理小学校で教員として働いていました。
高校入学から17年間を天理で過ごしました。
人生の半分以上を過ごしたのち、地元である佐賀に戻りました。
今日は久しぶりに天理を訪れました。
用事を済ませ、徒歩で移動していた時です。
見覚えのある人が道の向かいに見えました。
それは同じ天理小学校で働いていた先生でした。
今年度で退職し、他の自治体で公立の先生として働くということを聞いていたので、ぜひこの年度末に会いたいなぁと思っていたのでした。
アポをとることもできたのですが、引っ越しなどで忙しいと思い連絡はしていませんでした。
けれども、心のどこかでは、
多分会える
とも思っていました。
なんとなくの感覚です。
すると、たまたま会うことができたのです!!
固い握手をして、偶然の再会を喜びながら話をしていると、2人の人が近づいてきました。
元教え子とそのお母さんでした。
この学年はダンスコンクールで日本一になったこともあり、非常に思い出深い学年でした。
ここでも偶然の再会が叶ったのです。
4人で立ち話をしていると、車が近づいてきて窓が開きました。
8年前に担任した子の保護者で、一緒に話していた元同僚も担任したことがある保護者の方でした。
またまた偶然の再会が起きました。
後ろに車の渋滞ができつつあったので、話もそこそこにその方とはお別れをしました。
その後、元教え子とそのお母さんとも別れ、最初に出会った先生と話をしました。
するとそこに、私の知り合いの方が通りかかりました。
こんなことが続くのか!と衝撃を受けました。
「ご無沙汰しております」と挨拶をし、少し話をして別れました。
天理に来ると不思議な再会を果たすことがたびたびあります。
今回はその中でも特に偶然が重なった気がします。
一緒にいた先生も、「ここに集合をかけてますか?」と笑って尋ねるくらい、同時多発的に偶然の再会が起きました。
さて、中島みゆきさんの『糸』にこのような歌詞があります。
縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
逢うべき人には、ちょうどいいタイミングで出逢います。
そして、ちょうどいいタイミングで再会を果たします。
最近、そのような『運命』や『縁』をこれまで以上に感じるようになりました。
そして、今日の出来事です。
今日は、とても
「仕合わせ」
な1日でした。
これからも、出逢いを大切に、縁を大切に、生きていこうと思った1日の出来事でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。