【学級通信】わたしのいもうと③
昨日の続きです。
わたしを いじめたひとたちは
もう わたしを
わすれてしまったでしょうね
( )
( )には何が入るでしょう?
正解は、
あそびたかったのに
べんきょうしたかったのに
という文でした。
続けて、脳についての話をしました。
人間の脳は3つの部分で出来ています。
脳幹
脳の一番内側。
息を吸ったり、ものを食べたり、おしっこをしたり、眠ったりなどの命令を体に出す部分。
この脳が働かないと、人間は生きていくことができない。
『命を支える脳』とも呼ばれる。
ヘビやトカゲなどの爬虫類にある脳なので、『ヘビの脳』と言われている。
大脳辺縁系
喜んだり、怒ったり、悲しんだりするための脳。
『感情面を支える脳』。
犬や猫や牛など哺乳類にある脳なので、『ネコの脳』とも言われている。
大脳新皮質
一番外側にある脳。
人間だけにしかない脳。
ものを考えたり、覚えたり、言葉を話したり、勉強したりする脳。
『知恵を支える脳』。
人間だけに与えられた『ヒトの脳』。
子どもたちには、「ヘビの脳」「ネコの脳」「ヒトの脳」と名前を伝えて、ヘビの脳は食べたり、寝たり、おしっこをしたりするような人間に一番必要な脳の部分だよ。というような説明をしました。
この分け方は古い情報で、正確性に欠けるとも言われています。
実際はこれほど単純ではないそうです。
けれども、わかりやすいのでこの分類でおこないました。
説明した後、次のように問いました。
いじめは、どの脳を傷つけると思いますか。
学級での意見は次のように分かれました。
ヘビの脳・・・3人
ネコの脳・・・4人
ヒトの脳・・・18人
ヘビの脳、ネコの脳、ヒトの脳、いじめはどの脳を傷つけるのか予想してみてください!
続きは明日紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。