結局自分を救えるのは自分だけだよねっていう話[統合失調症 無職]
みなさんこんにちは
今回のテーマは題名にある通り、結局自分を救えるのは自分だけだよねという話をしていきたいと思います。
この題名を聞いて「困った時は周りが助けてくれるからそんなことないよ!」と思った方もいるかと思います。
そんな方々にお聞きします。
実際1から10まで手取り足取りどん底から助け出してくれた経験はありますか?
おそらくある程度自力で這い上がる必要があったのではないかと思います。
僕自身も振り返ってみれば、命の自ら投げ捨てようと考えるまで追い詰められたとき、生きるか死ぬか二者択一の中で答えを出して行動に移したのは自分自身でした。
あの時、周りに助けを求めた結果、今の自分がある。
家族や周りの人たちには本当に感謝していますが、それでも自分自身の力で這い上がったという自負はあります。
あの日絶望の淵でも生きる決断をした自分。
助けを求めるという行動をした自分。
その助言に素直に従った自分。
挙げればきりがないですが、どんな時も最終決定権はいつも自分が握っていました。
僕の場合現在無職ではありますが、20歳以前の僕よりか遥かに安らかで楽しい毎日を送っています。
そして今回、皆さんに覚えてもらいたいのは救う側の心持ちです。
まず救う側ですが、その人たちも自分の生活があるので、たとえどんなにその人のことが好きでも助けてあげられる範囲に限界があります。
例えば生活が著しく困窮した人がいた場合、お金をあげれば万事解決するのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし自分でその状況を解決しないと自らの手で這い上がる術が身につかず、支援がストップした時にさらに不幸に陥ってしまうのです。
つまり過剰な施しを受けるとその状況に甘んじて努力しなくなってしまう可能性があるので、支援者側は、全部やってあげるのではなく、ギリギリ自分で何とかできそうな範囲の支援をしてあげることが必要なのです。
そのため行政や福祉に頼っても結局は自分で頑張らなくてはならないのです。
頑張れ頑張れというと、拒否反応をしめす方もいるかもしれません。
ちなみに僕もそうです。
そんな人たちのために解決策を提示すると、自分にできそうなこととできないことを分けておくことがいいと思います。
どうしても自分の力だけではできないことは出てくると思います。
それに対して僕は頑張れとは言いません。むしろそんな時にこそ人を頼るべきです。
基本的に人から頼られたら、よほどのことがない限り助けてあげたいと考えるのが人の常です。
こんなことを頼んだら嫌な顔をされるかもと考えるのは仕方のないことですが、人に相談しないといつまでたっても一向に人生が好転しないという可能性さえあります。
自分ですべてやる必要はありません、他人の力を借りることも時には大切なのです。
結局のところ、自分のできることをできる範囲でやることこそが、人生がうまくいく秘訣なのだと思います。
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