トライアムトーン歌詞考察に対する個人的見解
こんにちは。note初書きのリメンバーズです。
リステップで現在展開されているメインストーリーが面白すぎて、誰かこれを考察している人はいないのかとnoteで検索をかけてみたところ、この記事を発見しました。
ミュートさんによる、トライアムトーンの曲の歌詞をメインストーリーと照らし合わせて考察する記事です。
「うんうん、そうだよな!」という共感と「あれそういう事だったのか!」という発見があり、大変面白く、興味深い内容でした。
記事中には現時点での疑問点も提示されており、それに対して私なりの解釈&妄想によるアンサーを送りたくなったのが当記事を書いた動機です。
なのでミュートさんの記事を前提に置かないと意味不明な内容となります。未読のリメンバーズは読んでください。
素人が思った事を書き連ねるだけのものなので、大変読みづらくなっておりますが、何卒ご容赦ください…
疑問点1:りんかと日向の想いを受けて未雨が『WANTED』を披露すると仮定すると、綺麗に繋がるけど時間的に無理があるのでは?
私も未雨が持ってくる曲は『WANTED』だと予想しているのですが、確かにいくら佐倉未雨がスーパーアイドルだとしても、ものの数分でアンサーソングを書くのは不可能だと思います。多分、作中最強生物の碧音でもそんな事は出来ません。二人の想いを受けて、日を改めて『WANTED』をぶつけるという展開であればその点は解消されますが…
個人的には、りんかが行き詰ってる時にテトラルキアと日向との対話を経て停滞を突破したように、未雨もまた誰かとの対話を経て壁を一つ破り、『WANTED』を作ってきたのではないかと思います。
メタ的な物の見方にはなりますが、今トライアムトーンが何をしているのかというと、各員でそれぞれ"トライアムトーンの曲"を1つ作り、そのプレゼン大会をおこなっている所です。そして、未雨は83章4th stage!で作っているけど「これじゃない」となり曲が完成しないと言った後、現在の84章3rd stage!に至るまで何をしていたのか不明ですが、何らかの曲は仕上げてきたと思われます。りんかが『サンダーレスキュー!』を持ってきたので、未雨と日向が持ってくる曲も現実でリリースされているトライアムトーンの曲のいずれかになると思われますが、それはつまり持ってきた曲が『サンダーレスキュー!』と同様に"トライアムトーンの曲"として認められるという事になります。
でも、思考が袋小路に陥っている状態で、『サンダーレスキュー!』と同格の曲を仕上げてくるのって無理ではないですか?未雨に必要なのは仲間だとこれまでの話でも示されているので、一人で考え込んだ末に天才的な閃きによって曲を完成させる、といった話にはならないはずです。なので、誰かとの対話によって、「これじゃない」を突破し、『WANTED』がひとまず完成したのではないかと考えています。
疑問点2:未雨の抱えている悩みとは何か?何故未雨は無理をしているのか?
作中で明確に答えが出ているわけではないので、私なりの想像になります。
悩みは「ステラマリスに負ける不安」、無理をする理由は「日向とりんかを護るために一人で戦わなければならない、頼ることは出来ない」からだと思います。
まず、未雨はステージを楽しむ日向とりんかに憧れてアイドルに復帰したわけですが、2度敗北したステラマリスに対する恐怖心が解消されたわけではありません。ですがプリズムステージで勝ち進めばほぼ確定でステラマリスとぶつかる事になります。この現実に日々悩んだことは想像に難くありません。そして、その悩みを加速させる出来事が起きます。
それが、80章フリーフリーライブ編における碧音との遭遇です。なるべく会いたくない人に不意に会ってしまった時点でしんどいのですが、この時碧音からステラマリスに新しい1年生が入ったことを告げられます。そして実際に珊瑚を新たに加えたステラマリスのステージを見ることになります。そのステージは、碧音と瑠夏は勿論のこと、珊瑚もまた新しいステラマリスの魅力として機能している素晴らしいものでした。
この時未雨は無言でしたが、「このままだと、また勝てない」と思ったのではないでしょうか。現状のトライアムトーンは、実力を落とした未雨が今なお最高戦力で、次いで日向、天才肌ですが初心者のりんかです。八王子電気通信大学のスパコンに勝率を計算させたら0%という結果が叩きだされるでしょう。
現実的に勝つためには未雨が更に強くなる以上に日向とりんかに滅茶苦茶頑張ってもらわないといけないわけですが、未雨はそうしようとしませんでした。理由はステージを楽しむ二人の笑顔を失いたくなかったから、ではないでしょうか。日向とりんかがいて初めて立てる未雨ですが、自分が勝負の世界で楽しさを忘れていった経験から二人を勝負の世界に巻き込みたくない。だから自分が何倍も強くなって護ろうとするも恐怖心に阻まれる。そんなジレンマが未雨を更に無理へと駆り立てる…という妄想です。
疑問点3:unidentified mysterious animal discoveredって何?
個人的にはこの部分は曲を彩るフレーバーと考えています。何故かというと、リステップTV増刊号#10で「『WANTED』のテーマはモンゴリアン・デス・ワーム」という言及があったためです。モンゴリアン・デス・ワームとはUMA、Unidentified Mysterious Animalの一種であり、ゴビ砂漠に生息し、強い毒性を持ち、電撃を放つこともあるのだとか。
これらの生態から「トライアムトーンの『WANTED』」のテーマとして説得力があります。名前まで直接的に示さないのはあくまでテーマであり、主体では無いからではないでしょうか。
話を戻して、未雨は護りたいから頼れない、ユニットを組んでいるのに仲間がいない状態なわけで、それなら"ユニット曲"が作れないのも必然です。となると、日向とりんかを共に戦う仲間と認識し、信じてみようと一歩を踏み出すことで初めて曲が作れるわけですね。『WANTED』の歌詞にもぴったりです。その踏み出すきっかけが誰かとの対話である、というのが私の予想であることは先述の通りですが、では誰と対話をしたのでしょうか?妄想に妄想を重ねているので答えなどあるわけが無いのですが、可能性としてありそうと思ったのを挙げてみます。
・美久龍
孤独から脱して仲間を得た代表。ウジウジした奴が苦手(公式プロフ参照)なので、めっちゃウジウジしてる未雨を見たらガツンと言ってやりたくてしょうがないと思います。りんかの想いも知っているし、ウジウジしていない頃の未雨も知っているし。
・アルシュシュ
3人で支えあっているユニット。今の未雨に必要なものを持っているし、知り合いでもあります。
トロワアンジュはフリーフリーライブではじめましてでその後交流も無いなので無さそう。ステラマリスは代表が一人でも枯れない花なのでこれも無さそう。KiRaReはみいが加入してるかしてないかくらいの時期だと思いますし(根拠なし)、オルタンシアは実質家族みたいなものなので仲間という言葉は違う気がします。苑はまだアイドルですらありません。
さて、仲間を信じる気になって『WANTED』を持ってきた未雨ですが、その心中はまだ穏やかではありません。何故なら二人の回答を得ていないから。ですがりんかの『サンダーレスキュー!』と日向が作ってきた曲で二人からのメッセージを受け取り、やっと晴れやかな心で『WANTED』を披露する…という所まで妄想しました。実際にどうなるかはわかりませんが…
ひたすら考えと思い付きを書き連ねたので同じ記事の中でも整合性が取れていない気がしてきましたが、もうすぐ84章4th stage!も公開されてこの妄想も紙くずになると思うので公開します。
改めてミュートさん、大変面白い考察記事をありがとうございました。