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【観戦記】すずなゆいの大冒険②【VPL第二節 10/26】#すずなゆい #ギャンビー #成多嘉智

皆様こんにちは。
ハカセことRMUのA級ライセンスプロ、成多嘉智(なりたよしとも)です。

前回「すずなゆいの大冒険①」をご覧いただいた皆様ありがとうございます。
予想より多くの反響を頂きましてとても嬉しく思います、ょぅじょリスナーとギャンビーリスナーの皆様ありがとうございます。BIGLOVE。

モチベーションが高まることですずなゆいさんへの応援の熱量も高まるというものです、ょぅじょは世界平和を導くってワケ。

さて、前置きはほどほどに今節の内容を振り返っていきましょう。

第一節は1着、4着、2着で+18.5ptとしたすずなゆいさん。
果たして今節はプラスを伸ばすことが出来るのか?
拙文となりますが、今節も皆様よろしくお願い致します。

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第一試合(以下敬称略)
東家:すずなゆい
南家:甲森あん
西家:稚児
北家:橙 はな

南1局0本場
序盤から南家甲森あんのペースで試合が進むも、南場に入ってょぅじょに三色おじさんの魔の手が忍び寄る。

123の三色を発見したょぅじょ

4mの二度受けが残る形ではあるが123の三色を求めるにあたっては利点とも言える。
ここは雀頭の6pを固定し平和確定のイーシャンテンとする。

えいえい!

NAGAによる解析でも、微差ながら雀頭固定が推奨されている。

🐍<ええやん

こちらは平面ツールの解析結果、三色の付きやすさで期待値に大幅な差が出ていることが分かる。

副露、出和了を考慮しない平面ツールの計算結果

次巡、引いたのは8p。
場を見ると筒子の上目が安く、69pが山に残っていそうな様相。

ょぅじょはここで萬子の56m外しを選択。

二度受け外しょぅじょ、6mを選択。

NAGAの推奨打牌も6m。
手役に囚われず場況を捉えた素晴らしい手順。

流石に和了があるかと思われたが…

🐍<6mを選びたい!

残念ながら聴牌することもなく、下家甲森の和了で終了。

(´・ω・`)

南4局0本場
甲森の大暴れで迎えたオーラス。
2着目の対面稚児まで7,400点差の3着目の状況でょぅじょに役々ホンイツの8,000点の聴牌が入る

3着→2着の8,000点の聴牌!

しかし、ここでラス目の親番橙 はなから親リーチがはいる。
点数状況的には親番への放銃は避けたいものの、自身も着アップ確定の8,000点の聴牌。

はたしてどこまで押すべきか…そう考えていた矢先…

絶体絶命ょぅじょ!

なんと他家全員の和了牌を掴んでいたトップ目の甲森。
親の筋を頼っての3p切りとなり、ょぅじょまさかの1牌も押すことなく着アップ!

それだー!
他プレイヤー全員の和了牌を掴んでいる甲森、苦渋の決断。

1回戦目はオーラスの幸運もあり2着でフィニッシュ!

第一試合 試合結果
1着:甲森あん   +72.3
2着:すずなゆい  +11.9
3着:稚児     ▲9.7
4着:橙 はな   ▲74.5

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第二試合
東家:すずなゆい
南家:甲森あん
西家:稚児
北家:橙 はな

南1局1本場(供託1)
南場に入りトップ目のょぅじょ。
南家の甲森から先制リーチを受けるも、次巡聴牌。
手役もなく形も悪い手ではあるが、ょぅじょが選んだ選択は…

👧<・・・

果敢にも立直!
親番で更なる加点を狙いに行くも…

👧<りっっっち!!!!!
👧<()

宣言牌の6pが甲森のリーチへと放銃。
高めへの放銃、裏ドラも乗り8,000点の失点となった。

しょげょぅじょ。
🐍<おさないぞ 🤖<6p打つにしてもダマかー

なお、立直受け時に安牌を考えるさなか、ょぅじょの口から

「ぶちぎれそう…」

とバイオレンスな言葉が零れ落ちたことを筆者は聞き逃さなかった。
保護者一同ゆいちゃんの情操教育に力を入れていきたい。

南4局2本場(供託1)
オーラスの2本場、親番の橙 はなが連荘を重ね、ょぅじょは2着目でトップまで満貫ツモ条件といった状態。

ここでょぅじょに聴牌が入るも、89mシャンポン待ちかつ手役はなし。
赤ドラが1枚あるも、場に9m1見えの状態のシャンポン待ちをツモって裏ドラを乗せないとトップまでは届かない計算。

浮き牌の南はドラだが、3着目の甲森と100点差しかないこともあり、あまり時間もかけていられない…

またリー棒を出した状態で親番がノーテン、かつ甲森が聴牌してしまうと着順が落ちて半荘終了となってしまう可能性すらある。

はたしてょぅじょの選択は…

難しい選択だが果たして…

ここは立直を選択!
甲森を自由に打たせない為にもここは先手を取って牽制をかけると…

なんと8mを一発ツモ!!!

裏ドラは乗らず、まさにこの瞬間だけの必殺の一撃!

けいさんどーり!

まさかの一発ツモ条件を満たし、2半荘目はょぅじょがトップ!

👧(ドヤァ….)

また、この和了が繰り出された瞬間のょぅじょのドヤりっぷりは筆舌に尽くしがたい可愛さであったことをここに記しておく。

みんな見て。見ろ。

第二試合 試合結果
1着:すずなゆい  +53.4
2着:橙 はな   +9.7
3着:甲森あん   ▲17.5
4着:稚児     ▲45.6

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第三試合
東家:橙 はな
南家:すずなゆい
西家:稚児
北家:甲森あん

東4局0本場
最終戦東4局、ょぅじょのに難しい手牌がやってくる。

むむむ。

既にドラ1に高めの白を含むイーシャンテン。
しかし筒子の両面ターツを払えば、チャンタのイーシャンテンでもある。

平面上ツールの計算結果、並びにNAGAの打牌はどちらも索子のカンチャン外しとなっているが、チャンタを残した場合の完成時の爆発力も侮れない。

副露、出和了を考慮しない平面ツールの計算結果
🐍<3sがいいかも

ここでょぅじょは56p外しでチャンタ方面へ。
打点は正義。手役は正義。
無邪気に最高打点へと突き進む。

ちゃんただ!!!!

そして10巡目、見事に2sを引き当て69s發待ちの高めチャンタを聴牌!

👧<三面待ちならだいたいりーち!

すると13巡目、2件リーチに手詰まりとなった下家稚児から白が打ち出される。

それだぞロンロン!
2件リーチに手詰まり、本日は厳しい展開が続く稚児選手

裏ドラも乗せて跳満の和了、トップに向けて大きな加点となる。

裏ドラも乗せて跳満だ!

南4局0本場
オーラス、トップまで10,200点差という満貫ツモでも届かない点差。

手牌は高めの4m、3sを組み込んでツモ和了し、裏ドラを乗せて何とか跳満が見えるという手牌。

ここで上家から2枚目の4mが打ち出される。

チーするとタンヤオのイーシャンテンではあるが…

これをょぅじょはスルー。

満貫ツモが届かないことも踏まえてチーする手もあるが、素点にも大きな意味があるVPL、ここは手を作っていくょぅじょ。

まだがんばるもん!

そして時は進み、14巡目。
親番の甲森にドラ3sのポンが入った直後のツモ。

12,000点以上が確定している親への放銃は可能な限り避けたいが、自身も聴牌しているょぅじょ、果たして…

👧<むむむ…

ょぅじょが選択したのは打7s。

そしてこれが無情にも甲森に刺さる。

👧<あーーーー!!!!!

痛恨の12,000点の放銃。

4s、7s、8s、と選択肢はいくつかあったものの、甲森の河に1sがあったことや3sポンによって4s絡みの愚形ターツのコンボ数が減ったことも踏まえ、4sを切ることが可能だったかもと思うと、悔やまれる一打であったように思える。

上記の放銃が響き、この半荘は3着で終了。

第三試合 試合結果
1着:橙 はな   +66.8
2着:甲森あん   +9.7
3着:すずなゆい  ▲22.2
4着:稚児     ▲54.3

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第2節 最終リザルト
1回戦目:+11.9
2回戦目:+53.4
3回戦目:▲22.2
今節小計:+43.1
全節合計:+61.6

今節は2着、1着、3着の+43.1ptでフィニッシュ!
前節に引き続き、すずなさんがポイントを増やして終われたことは素直に喜ばしい!結果も過程もどっちも大事です!

特に和了はありませんでしたが、1回戦南1局の手順などは素晴らしいものでした。
こういった手順を安定して繰り出すことが出来れば、Aリーグでのジャイアントキリングも夢ではありません!

並み居る強豪プレイヤーを前にすずなゆいがどこまで戦ってゆけるかはいまだ未知数ではありますが、温かいリスナーの皆様に囲まれてすくすくと成長するょぅじょ先輩を、リスナーみんなで見守っていければと思います!

それではすずなゆいの大冒険、次のページもお楽しみに。

文責 成多嘉智

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