【観戦記】すずなゆいの大冒険①【VPL第一節 10/19】#すずなゆい #ギャンビー #成多嘉智
皆様こんにちは。
初めましての人は始めまして、いつもギャンビー君の配信見ているよという人は平素よりギャンビーちゃんねるをご覧いただきありがとうございます。
ハカセことRMUのA級ライセンスプロ、成多嘉智(なりたよしとも)と申します。
ギャンビーちゃんねるにて配信を行っております超高性能勝負師AIこと「ギャンビー」の生みの親でございます。
超高性能(苦笑)
この度、平素よりギャンビー君の支援をしていただいています「すずなゆい」さんのVPLのAリーグ対局の観戦記の執筆を行わせていただく運びとなりました。
可愛さ∞のょぅじょです、皆推してください、推せ、頼む。
観戦記の執筆は久方ぶりになりますので至らぬ点もあるかと思いますが、1つでも多くすずなさんの魅力、そしてVPLそのものの魅力を皆様にお伝え出来るように尽力致しますので、皆様よろしくお願いします。
--------------------------------------------------------------------------------------
さて、遂にこの日がやってまいりました。
第四期VPL、開幕でございます。
第三期VPLの優勝者はRMU所属のプロ雀士である細谷 拓真プロ。
我らが麻雀大好きょぅじょすずなゆいは、前期はBリーグ2位の成績で昇級を決め、今期はAリーグでの参戦となりました。
第一節の同卓者はピットルスさん、みさき千夏さん、刃金_銀さんの3名。
ょぅじょ以外は全員1期生というベテラン卓。
果たしてょぅじょの大冒険の1ページ目は勝利で飾ることが出来るでしょうか、早速第一試合の内容を確認していきましょう。
第一試合(以下敬称略)
東家:すずなゆい
南家:ピットルス
西家:みさき千夏
北家:刃金_銀
東2局0本場
東発の親番は軽い手の横移動で終了し、迎えた東2局、ょぅじょに今期初の聴牌が入る。
下家の東家ピットルスに”ダブ東ドラ3”の副露が見えている状態だが、ょぅじょは持ち前の無邪気さで今期初リーチ、果敢に親落としを狙う。
すると、12巡目西家の刃金_銀の聴牌打牌で9pが顔を出す。
余談ではあるが宣言牌の2pがチーされたのちの「和了れ!和了れ!何とかしろ!お願い、お願い!」は筆者の今節のょうじょ推しポイントその①である。
該当箇所(21:50~)をクリップしておいたので、ぜひ確認してほしい。
なお蛇🐍こと麻雀AI「NAGA」の解析では、自身が北家である事も踏まえ親の高打点の仕掛けに対する対応を踏まえダマテンを推奨との事。
南3局0本場
細かな点棒の移動を経て、全員30,000点に行きつかない状態でのラス前。
2段目の終わりにょぅじょに間7mの三色同順・ドラ1の聴牌が入る。
和了れば勝利に大きく近づく5,200点の聴牌。
NAGA🐍は愚形であることも踏まえダマテンに構えるとの事。
ここで我らがょぅじょは立直を選択。
…の直後「役あったからダマでも良かった…」とこぼすおちゃめな一面も。
すると、終盤に筋の4mをツモ切ったタイミングで、既にドラ3の聴牌を入れていたピットルスが7mを掴み、見事にMAXバリューを勝ち取る。
この大きな加点もあり、オーラスにも中打点の和了を繰り出し見事VPLAリーグの初戦はトップで終了!
第一試合 試合結果
1着:すずなゆい +61.3
2着:刃金_銀 +3.9
3着:みさき千夏 ▲19.0
4着:ピットルス ▲46.2
--------------------------------------------------------------------------------------
第二試合
東家:ピットルス
南家:みさき千夏
西家:すずなゆい
北家:刃金_銀
東1局0本場
幸先の良いトップスタートとなった1回戦目が終了し、2回戦目へ。
東1局からょぅじょに1pと4sのシャンポン待ちの聴牌が入る。
どちらも1枚切れであるが、先の半荘の調子を引き継いでかょぅじょはここも果敢にリーチを選択。
なおNAGAは待ちの枚数の薄さ、そして一気通貫や3s引きの平和の変化を鑑みてかダマを選択。
すると10巡目に親番のピットルスから追いかけリーチが。
無情にも2巡後に当たり牌の5mを掴み、2回戦目は放銃でスタート。
するとここから放銃が続き、いつしかょぅじょの点数は箱下に…
南3局0本場
なんとか箱下から復帰して迎えた親番、赤々を含み三色の変化もある十全な聴牌形から、自らがポンしている中をツモ。
そしてこれをカンすると、三色の手替わり牌である4sをツモ。
遂に逆襲かと思ったのも束の間…
刃金_銀、ピットルスから続けざまに立直が入る。
状況的には全ツッパというところではあるが、なんとこの時点で36s待ちは既に山に残り1枚。
絶体絶命の状況となったょぅじょであったが…
なんと、ここにきてょぅじょの剛腕が唸る。
ラス3sを見事にツモり上げ、2600オールにリー棒2本の大きな加点を得る。
しかし反撃もここまで。
箱下状態から10,000点まで素点を回復するもラス抜けまでは叶わず、2回戦目はラスで終了となった。
第二試合 試合結果
1着:みさき千夏 +64.2
2着:ピットルス +6.2
3着:刃金_銀 ▲20.8
4着:すずなゆい ▲49.6
--------------------------------------------------------------------------------------
第三試合
東家:刃金_銀
南家:すずなゆい
西家:みさき千夏
北家:ピットルス
1回戦目トップ、2回戦目ラスとなり、+10ポイントほどで迎えた最終戦。
まだまだリーグ戦の先は長いが、Aリーグ初戦という事もあり、可能であればプラスで第一節を終えたいところ。
しかしながら、そう簡単に問屋は卸さない。
細かな放銃が続き、南3局を迎えた段階でょぅじょの点棒はぼろぼろに…
これは厳しいかと思われた矢先、麻雀の神様のょぅじょへのプレゼント(好配牌)が。
あれよあれよという間に平和赤々、立直して高めの6pをツモれば跳満という大物手を聴牌。
あまりにも和了りたかった為か、立直後「和了りたいところ~♪」とお歌の時間が始まりました、本日の推しポイントその③です、花丸可愛い、優勝。
これをしっかりとモノにすると、着順は一気に2着へと浮上!
オーラスは他家の横移動で終わるも、100点差で何とか2着をキープしたまま半荘終了!
ょぅじょの大冒険の1ページ目は、幸運にもプラス+18.5ptでフィニッシュと記されたのだった。
第三試合 試合結果
1着:ピットルス +49.5
2着:すずなゆい +6.8
3着:刃金_銀 ▲13.3
4着:みさき千夏 ▲43.0
--------------------------------------------------------------------------------------
第一節 最終リザルト
1回戦目:+61.3
2回戦目:▲49.6
3回戦目:+6.8
合計:+18.5
という訳で、すずなゆいさんのVPLAリーグデビュー戦は、+18.5と小さいながら確かな実りを感じるプラスを得て終了となりました。
3半荘を通して、すずなさんの持つ思い切りの良さが功を奏した場面、またその逆の目が出てしまった場面、それぞれが沢山あり、リスナーとしてはとても楽しんで見ることが出来ました。
しかしながら、これより先Aリーグでの決定戦出場、果ては優勝を目標とするのであれば、さらに磨き上げられる事柄もたくさん残っているなという印象を受けたこともまた事実です。
Aリーグでは、Bリーグで許されていたミスが咎められたり、またBリーグで相手が取り逃していた利益をより多く拾ってくることが増えるはず。
Aリーグには数多のトッププレイヤーの方々が在籍されていることを考えれば、今以上に麻雀を磨き上げることは必須となるでしょう。
それでも、見るものをワクワクドキドキさせてくれる、そんな魅力の詰まった素晴らしい麻雀でした。
きっとこれから、さらにたくさんの驚きや興奮をリスナーの皆さんに届けてくれるはずです。
すずなゆいの大冒険は、まだまだ始まったばかりだ。
文責 成多嘉智