桜花賞(G1)ソダシ危うし!? 白毛を差すのはルメール?デムーロ?カワーダ?
競馬のガミ様です。
明日4/11(日)、阪神競馬場にて行われる「第81回 桜花賞」。今年はなんといっても史上初・白毛馬ソダシのクラシック制覇なるかに注目が集まる一戦。2歳女王として臨むだけに、全国の白毛一族ファンは今夜は眠れない夜になるでしょうか。
そしてそんなソダシのクラシック制覇を阻もうと虎視眈々なのが鞍上にルメールを配するサトノレイナス。昨年12月に行われた阪神ジュブナイルフィーリーズ(G1)ではソダシと壮絶な叩き合いの末に惜敗しているだけに、おそらく陣営は並々ならぬ決意でリベンジに燃えていることと思います。
レース前夜21時の現段階では、ソダシが単勝オッズ3.1倍、サトノレイナスが4.0倍とこの2頭がやや抜け出している。ジュブナイルフィリーズのように明日の桜花賞も2頭によるマッチレースとなるのでしょうか…。
■吉田隼VSルメール、勝つのはどっち?
馬券を組み立てる上で、今回は2強と評価をされているこの2頭の扱いをハッキリしておきたい。それは、チャンピオンとして受けて立つソダシ(吉田隼)VSチャレンジャーのサトノレイナス(ルメール)、この2騎を比べたらサトノレイナスに分があるのではないだろうかということ。
サトノレイナスは前走で負けているのがポイントで、ソダシと競った前走とは違う脚の使い方をすれば上がり目が期待できる。鞍上がルメールであるならば、さらに相手が吉田隼であればなおのこと攻略は容易いだろう。
血統的にもソダシが父クロフネ、サトノレイナスが父ディープインパクトと、オークスを見据えた一戦ともなれば、サトノレイナスの伸び代に期待しても良いだろう。
過去10年の枠順成績も、こと桜花賞においては内枠(1枠2枠)から勝ち馬は出ておらず、中枠~外枠の方が有利そうだ。ここはオッズ的にも有利なサトノレイナスを軸とするのが賢明だと思われる。
■馬券の妙味をどこに据える?
であれば、馬券はサトノレイナスに蹴落とされたソダシをその後ろでどの馬がキャッチするのかを考えればいいということになるのだが、ソダシとてサトノレイナスを差し返す勝負根性の持ち主。おそらく最低でも3着にはとどまると見る。ここはサトノレイナスとソダシの間に割って入る穴馬を探すのを本線としようではないか。
■2着の穴はこの馬だぁぁあああ!!
2強以下のオッズを確認しておくと、8番人気アールドヴィーヴルと9番人気ククナとの間にぽっかりとオッズ差が確認できる。おそらくここがオッズの壁。ククナがこの壁を崩して食い込めるかどうかがひとつの判断になるだろう。
結論を言えば、ククナはあって3着までと見る。ククナとアールドヴィーヴルは前走クイーンカップで2着を競った2頭ではあるが、この桜花賞においては関西への輸送未経験のククナに上がり目は感じない。ましてやルメールが乗り捨てて鞍上が藤岡佑となればそこまで評価を上げられない。
であればだ、2着の穴はエリザベスタワー(川田)、アールドヴィーヴル(Mデムーロ)でどうか。その他の上位馬は、関西輸送未経験の関東馬と折り合いが疑問視されるメイケイエールだ。期待の2騎のうち1騎に跨がる川田は今年ここまでG1を2連勝と乗りに乗っている。今日の阪神牝馬ステークスもあの位置から勝ち切ってしまった。方やMデムーロはひと頃の豪腕は鳴りを潜めているが1600m戦なら一発を放てる存在である。昨年のNHKマイルカップを思い出してみてほしい。
あと念のため、下位人気から1頭だけ気になる馬を3着にピックアップしておきたい。チューリップ賞3着のストゥーティだ。前走は掛かったメイケイエールにペースを揺さぶられながらも最後の直線ではまだ伸びる脚色がうかがえた。昨年のスマイルカナのようにマイペースで運べれば粘り込みを見せるかもしれない。ソダシが早々にサトノレイナスに振り切られた場合を考え、この馬を3着に指名したい。
■買い目
◎ ⑱サトノレイナス(ルメール)
○ ⑬エリザベスタワー(川田)
▲ ⑩アールドヴィーヴル(Mデムーロ)
△ ④ソダシ(吉田隼)
注 ⑥ストゥーティ(岩田康)
以下、桜花賞の買い目とする。頭をサトノレイナスに固定した馬単、3連単で勝負する。保険で3連複を購入しておきたい。
馬単⑱→⑩⑬(2点)
3連単⑱→⑩⑬→④⑥(4点)
3連複⑱-④⑥⑩⑬-④⑥⑩⑬(6点)
当てるためにあれこれ余計な買い目を買わないのがガミ様流の馬券だ。
当たれば奇跡、外れても悔いなし。
明日はみなさんにもご武運がありますように。おやすみなさい。
■過去予想
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?