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日本ダービー(G1)怪物VS豪脚娘の結末は? ルメールのブラフにご用心!

競馬のガミ様です。

明日、東京競馬場でついに「第88回日本ダービー(G1レース・芝2400m)」が開催されますね。

クラシック3冠レースの第2戦目となるこの日本ダービーは、3冠戦の中でも特に注目を集める一戦。この舞台に挑めること自体が誇りであり、そして勝つことが最も栄誉なこととされ、競馬に携わるホースマンなら誰しもが憧れ目指すレースです。

今年は、牝馬サトノレイナスを含め17頭の3歳実力馬たちが府中のターフに集結。2018年に生まれた7,398頭の頂点に輝くのは果たしてどの馬でしょうか? 

■怪物VS豪脚娘、今年のダービー予想に混迷をもたらした牝馬の参戦

今年の日本ダービーの見どころはズバリ! クラシック1冠目・皐月賞を完勝したエフフォーリアと、そのエフフォーリアに急遽牝馬から参戦し挑戦状を叩きつけたサトノレイナスとの争い。

エフフォーリアは早くから「怪物」と評され、その潜在能力を高く買われた馬。前走の皐月賞では2着以下に3馬身(0.5秒)差をつける圧勝を見せ、その評判を自身の走りで証明して見せてくれました。

そして、そのエフフォーリアに挑戦状を叩きつけたのが牝馬から参戦するサトノレイナスです。

サトノレイナスは、桜花賞でレコードで快走するソダシを後方から一気の差しでクビ差まで追い詰めた豪脚の持ち主。距離が伸びて直線の長い東京芝コースなら…と思わせたその末脚は、3F(600m)32.9秒と2014年に桜花賞を制したハープスターと同タイム。ただし走破時計が当時よりも2.2秒も速いことからその価値は計り知れません。

現在(前日20時)の単勝オッズでは、エフフォーリアが1.8倍で1番人気、サトノレイナスが5.6倍で2番人気。エフフォーリアを倒す1番手として牝馬サトノレイナスが期待されており、ルメールが鞍上というのもその人気の要因となっていますが、その期待は果たして結実するのでしょうか?

■ルメールのブラフに騙されることなかれ!

今回の一戦を前に冷静に振り返ってみると、共同通信杯後に「エフフォーリアは今年のダービー馬」とツイートしたのがルーメルでした。この事実を冷静に受け止めてみてほしいのですが、ルメールほどのジョッキーが、この時点でこの発言をしたということは、3歳のどの馬に乗っても、どんな乗り方をしても勝てそうにないという、白旗宣言だったのではないかということ。いや、白旗宣言とまでは行かなくても肌感覚で勝てないなと思ったに違いないと思います。

であれば、そこに牝馬のサトノレイナスを持ってきたところで、ルメールのその発言がそう簡単に覆るとは感じないですよね。桜花賞での末脚は、確かに驚異的であり東京ならと思わせましたが、事実はソダシに2戦連続負けており、とくに阪神ジュブナイルでは、一旦先頭に立ちながらもソダシ差し返されているんです。つまりサトノレイナスは牝馬G1で善戦しただけの重賞未勝利馬というのが事実で、そんな馬がエフフォーリアに勝つとはとてもとても思えない。さらにはこの日本ダービーで2番人気に推されること事態が異常事態だと感じざるえないです。

なので、ルメールの今回の選択は、話題作りのブラフ騎乗と読みます!

■今年のダービーはこの5頭で決着。自信の本命馬はこの馬だぁぁあああ!!

では最終結論、以下をこの日本ダービーの予想とします。

本命◎はエフフォーリア。横山武というデビュー5年目の若手騎手が、この大一番で期待に応えられるかが唯一の不安材料ではありますが、かの名門横山一家のサラブレッドジョッキーなれば、今回こそがその腕の見せ時。若き日の武豊にかぶるものがあるではないか。馬は皐月賞を見る限りその実力はこの世代では数枚抜けている。東京コースの適正も共同通信杯で実証済みだ。ルメールを鞍上に配するサトノレイナスの末脚は確かに脅威だが、1600mから2400mへの一気の距離延長に無理があること、実績よりも期待のほうが先行しすぎていることから消しの一手。ここは牡馬の意地で完封、そんな予想を立ててみた。

対抗〇はシャフリヤール。この馬は、共同通信杯でエフフォーリアと走って0.4秒差の3着に負けているが、その後毎日杯(阪神G3・芝1800m)をコースレコードで走破するなど強さを証明。皐月賞をパスし、このダービーに向けて調整してきたことにも陣営の並々ならぬやる気を感じる。

単穴▲はヴィクティファルス。この馬は上記共同通信杯の2着馬なので、3着馬のシャフリヤールを対抗〇とするなら、この馬の評価も上げざるえない。このヴィクティファルスはエフフォーリアと同じく共同通信杯から皐月賞に向かったが、こちらは9着と惨敗。この負けでオッズが美味しくなったのなら当然、実績のある東京コースで巻き返しを期待したい。ジョッキーも意外なところで大仕事をやってのける、頼れる男・池添謙一だ。

残る連下△には、タイトルホルダー(想定7番人気)と、グレートマジシャン(想定6番人気)の2頭を指名する。タイトルホルダーは、ホープフルS 4着⇒ディープ記念 1着⇒皐月賞 2着と、格の高いレースで着実に走ってきている。前目でレースを運べるのもいい。いずれも中山での実績だけに、東京へのコース代わりが未知数だが無視できない存在だ。グレートマジシャンは、毎日杯(阪神G3・芝1800m)で〇シャフリヤールと着差無しの2着と接戦した馬。その毎日杯ではこちらの方が1番人気だっただけに侮れないだろう。ベテラン戸崎圭太が鞍上というのも心強い。

勝負の買い目(16点)

◎①エフフォーリア(横山武)
〇⑩シャフリヤール(福永)
▲②ヴィクティファルス(池添)
△⑭タイトルホルダー(田辺)
△⑬グレートマジシャン(戸崎圭)

馬単  ①→⑩②⑭⑬(4点)
ワイド ①=②⑭⑬ / ⑩=②⑭⑬(6点)
3連複  ①-⑩②⑭⑬-⑩②⑭⑬(6点)

当たれば奇跡、ハズレても悔いなし。
明日はみなさんにもご武運がありますように。おやすみなさい。

■過去予想当

<ここまでの予想結果>
・大阪杯             的中🎯
・桜花賞             不的中
・皐月賞             的中🎯
・天皇賞             的中🎯
・NHKマイル     不的中
・ヴィクトリア 的中🎯
・オークス         不的中

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