To the Moonから考える記憶が繋げる想い
はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「To the Moon」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。
まず、「To the Moon」というゲームは
本作品には多くのテーマがありますが、私はこの作品の大きな根幹である、「記憶」と「感情」をテーマにして感想を書いていこうと思います。
あらすじにもあるように、本作品の主人公であるエヴァとニールは人生の最期を迎えようとしている人の夢を記憶上で叶えるという仕事をしています。
人の脳内にある記憶をデータとして読み取り、それをクライアントが望む形に上書きするというのが彼らの仕事です。
人の記憶というのは1つの数珠繋ぎのようになっていて、その人のターニングポイントとなった物を頼りに過去の記憶へワープしていきます。
今作のクライアントが望んだのは「月へ行きたい」という願いでしたが、それは結局クライアントの奥さんとの思い出が引き起こした願いだったというのがわかってその願いが叶うのですが…。多くを語ると勿体ないのでご自身で遊んでいただくか実況見ていただけたらと思います…。
私はこの作品を通して、記憶と感情というのは非常に強く結びつかれたものだと思いました。
忘れていた記憶の中に願いのヒントがあったこと、(データ上ではあるけど)作り替えられた記憶でもう一度奥さんに会えたということ。
このお話の流れから、2人の想いが繋げた結果があのようなラストを引き起こしたんだろうな、と思うと涙が止まりませんでした。
誰かを好きになったり、失ったりした記憶というのは感情の爆発が引き起こした記憶だと思います。
その感情の爆発と言うのはどんなに記憶が薄れてしまったとしても残り続けると私は考えます。
その記憶が薄れてほとんど無いものになっていたのにも関わらず、人生の最期の時に思い出し、願いとして主人公達に託していたクライアントと奥さんの絆は深いもので、お互いにかけがえのない存在であったということが伺えました。
だからこそ、行きたいと願った理由は切なく悲しいものだった記憶をエヴァが希望に満ち溢れた記憶に書き換えた時、大きな賭けだったとしてもやって良かったものだと思います。
人によってはエヴァとニールの仕事は良い内容だと思えないという考えの人も居ると思いますが、私はエヴァのように最善を尽くすやり方をした上で結果を残すのであれば素晴らしい仕事だと思います。
それが本当の歴史上での記憶ではないにしろ、クライアントが良い記憶を保持したまま、最期を迎えられるのは悪くないと思うからです。
最後に、人の記憶を辿るということは人の感情に触れるということでもあると私は考えます。
とてもセンシティブであり、人によっては辛くなることだと思いますが、その人の感性に触れることで自分の価値観が広がると思います。
この作品、次回作もその次の作品もあるそうです。次回作は日本語化されているらしいのでぜひまた実況して、作品に触れていきます!
こちらのゲーム、特別アクション要素がほとんどなく、物語を楽しむという気持ちで遊べます!
ネタバレをした内容の感想ではありましたが、詳しく話してないはずなので、まだ遊んだことないという方はぜひ遊んでみてください!!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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是非遊びに来てください!
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