When The Past Was Aroundから考える悲しみとの向き合い方
はい。こんにちは。ちゃんこです。
ゲーム実況チャンネル、ゲーミングちゃんこにて実況しました「When The Past Was Around」というゲームに関しての感想をつらつらかいていきます。
まず、「When The Past Was Around」というゲームは
人との別れ、それが死別であったら、それが病死による死別だったら…。
どれだけ悔やんでも悔やみきれないと思いますし、ショックで何も受け入れることができないと思います。
このお話はそんな病死によりパートナーと死別することになった女性が記憶の中の音楽を通してその悲しみと向き合うお話です。
パートナーとの思い出は人それぞれだと思います。
この作品では音楽の道に進んだものの上手くいかず、そんな時に小児科の病院で子ども達のために演奏をしていた彼に出会った女性が主人公です。
彼の演奏や彼の音楽に対する真摯な気持ちに心打たれ、惹かれていった女性は再び彼と共に音楽に触れるようになります。
再び音楽に触れようと思ったきっかけになった彼は病気になり、どんどん弱っていく姿を支え、最後には…。というストーリー展開にはプレイヤーにとっても辛く悲しいものになっていきます。
しかし、この作品はパートナーとの死別が終わりではなく、その後彼女が彼との思い出を紐解いて記憶に触れ、音に触れる事で彼女なりに折り合いを付け前に進むようになるまでが描かれているのが素敵なところだな、と思います。
私なりの解釈ですが、思い出の中にあった彼と彼が奏でた音に触れて自分自身もその音を奏でることで彼が生きた証を曲として残すことで喪失感と向き合ったのでは無いかと思います。
彼との思い出の最後は絶望的なものでしたが、彼が残した、奏でた音は永遠に残るものだと思うから辛くてもずっと彼女の心の中に生き続けれるのかもしれないですね。
最後に彼とあって演奏出来るという演出があったのはそういうことだったのでは無いかと私は考えました。
こちらの作品、とてもシンプルなパズルゲームとなっており、またストーリーにリンクした謎解きで少しずつ紐解いて行くように進めるといった内容で、ストーリーに集中できるような仕組みになっています。
また、非言語によるストーリー展開は登場人物たちの感情や過去にあった出来事についてプレイヤー側に委ねるようになっています。
そのためこの作品の没入感が凄く、より印象に残るものになっていました。
オシャレで可愛らしい世界観に癒されながら、深いストーリーに思いを馳せ、大事な人との時間について考えて見てみませんか?
気になった方は是非遊んでみてください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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