夫。
夫の足の裏がガサガサしている事に気が付く。
指摘する。
良く見ると爪割れもあり真菌におかされているような。
水虫、、、
水虫の可能性を指摘する。
夫に皮膚科に行って欲しいと、伝える。
やはり恥ずかしいのか、なかなか行かない。
市販の水虫の薬を塗っていたが、
いっこうに治る気配が無い。
話を聞くと、10年前ぐらいから徐々に悪化の一途をたどっていた、と彼はいう。
聞くと子どもの頃以来病院に行った事が無いと。
つまり単独での受診は初めて、との事。
どんだけ元気に生きて来たんだ!
皮膚科受診中の夫から連絡が入る。
「スーパー水虫だった」
そして大量の薬を貰って帰って来た。
飲み薬までも。
「粉薬はジップロックに入れて冷蔵庫に入れたよ。」
「そうやって保存しなさいって。」
こんな、忠実に生きている人を見るのは初めてだ。
今も彼は足の裏に薬を塗っている。
朝夕2回。
「朝塗るのは、難しいよねー。」
早く彼の水虫が治る事を
切に願う。