鈴木けんぞうの経歴【最初の草むらで100レベル動画→ニコニコ動画からYoutubeへ→保育士に就職・退職→苦情で家を失う→人気ポケモン実況者】
今回は、ポケモンで徹底的に検証したり、苦行とも思われる色違い厳選を行いゲーム実況者、鈴木けんぞうさんについてご紹介させて頂きます。
プロフィール
まずは鈴木けんぞうさんのプロフィールをご紹介させていただきます。
鈴木けんぞうさんの本名は田中原けんぞうと言われています。
これはツイッターや動画でご本人が田中原けんぞうであると名乗ったことで本名と言われていますが、もしかするとフェイクの可能性もあります。
生年月日は、1996年7月13日生まれで、出身は沖縄県。事務所などには所属しておらず、個人で活動されています。
けんぞうさんは、顔出しに抵抗があるため基本的に顔出しはしていませんでしたが、今ではマスクをして動画にでることもあります。視聴者からは「声と顔の印象が違いすぎる」とギャップを感じる方が多いようです。
学生時代〜専業YOUTUBERになるまで
学生時代はニコ生みたり、ポケモンばかりやっていたため、勉強しておけばよかったと少し後悔しているようです。
卒業後は、保育士として就職しました。しかし一年で退職しています。
けんぞうさんが働いていたところは、いわゆるブラック企業でとても辛い思いをしたそうです。
2019年3月29日に保育士を退職したことを発表し、その後専業YOUTUBERとして活動しています。元保育士ということもあってか、説明がわかりやすいというのもけんぞうさんの動画の特徴だと思います。
2019年には家を失いホームレスになってしまったこともありました。
けんぞうさんは自宅で実況動画の収録や生放送を行なっていたため、隣人からうるさいと苦情がきていたそうです。
管理会社にも配信活動がバレており、苦情が続いたため「騒音による強制退去」となってしまったようです。
その後、実家に荷物を置いていて半分ホームレス状態。
新しい家が決まる間は車で過ごしており、そんな状況でも車の中で配信をしていました。
その後、不動産屋さんに行き、正直に「僕Youtubeをやっているんですけど、声がうるさくて退去になりました」と伝え、隣人に迷惑がかかりにくい家を紹介してもらったそうです。
やっと決まった新居で投稿した動画は、ダンスダンスレボリューションでした。
現在ではポケモンの色違い厳選や検証企画の動画で人気を集めています。動画の撮影に膨大な時間をかけているにもかかわらず、数分でそれをまとめてしまうポケモン実況者が鈴木けんぞうさんなのです。
ゲーム実況活動
鈴木けんぞうさんは、2016年4月「最初の草むらでレベル100にするポケモンルビー実況」を投稿してゲーム実況者としてデビューします。
タイトルの通り、ポケットモンスタールビーにて、最初の草むらでレベルを最大値である100レベルにする企画で、初投稿動画にも関わらず、100万再生を達成しました。撮影するのに掛かったプレイ時間445時間。それを30分の動画にまとめてしまいました。
このことから、褒め言葉で頭おかしいといわれるようなります。
「最初の草むらでレベル100にするポケモンルビー実況」は最終的に7匹育て、合計で2583時間かかりました。
その後マリオブラザーズや虫太郎といった短めの動画シリーズや、ポケモンコロシアムのやり込み実況を投稿していましたが、2017年10月からは「色違い全国図鑑を作るポケモンサン実況」シリーズを開始。
こちらはタイトルの通り全ての色違いのポケモンを捕まえるという企画で、最初にもらうポケモン・モクローから、色違いがでるまでやり直し続けるというまた苦行に近い企画を始めます。
YOUTUBEへ移行
Youtubeへ移行 ニコニコ動画メインで活動していた鈴木けんぞうさんでしたが、2018年頃から本格的にyoutubeでの活動に切り替えています。
ニコニコ動画で活動しながら、並行してYOUTUBEへも動画を投稿したり配信をしていましたが、「色違い全国図鑑を作るポケモンサン実況」も途中からYOUTUBEメインになっています。
けんぞうさんの膨大な撮影時間を編集して動画にしています。その特性上、実はズルをしているのではないかと疑われる可能性があるため、アーカイブの残らないニコ生での活動では不都合があったのだと思います。
世界一クリーンな実況者を自称しており、その潔白を証明するために、作業のアーカイブは全てYouTubeで公開しています。けんぞうさんの活動と長時間の動画を何本も投稿できるYOUTUBEは非常に相性が良いと思います。
動画のエンディングは、「膀胱☆MAX!!(ぼうこうまっくす)」というタイトルです。ヴァリアブル矢野さんといった方が作詞作曲した曲で、奥田民生さんの「わかります」といった曲が原曲となって作られています。
鈴木けんぞうがトイレに行きたくなった時に発言する造語で、小学生の頃、頭の良い同級生が発言していたことが元ネタとなっているようです。
短いながらも耳に残る曲で気になっている人も多いのではないのでしょうか。
現在YOUTUBEでポケモンの色違い厳選や視聴者からの要望で検証する動画を投稿しており、莫大な作業を僅か数分の動画に収めるポケモン実況で人気を集めています。
けんぞうさんの色違い厳選は孵化厳選ではなく、自然遭遇を好んでいるのが特徴です。
その膨大な作業を効率化するため、3DS、ゲームキューブ、Nintendo Switchなどを10台ずつ所持し、DIYでオリジナルの装置を作り、10画面を同時操作可能にしています。
検証企画では、ポケモンの中でも約6万5千分の1の確率で条件が厳しく、デマ扱いされていたマボロシ島へ、バグ技を使わず正規の方法で10ヶ月以上費やし到達しています。
中古ROMを買い漁る配信も行っています。その際入手した古びた海図で、正規入手データの色違いミュウを捕まえています。
現在でも中古ロムのポケモンだけで図鑑を完成させる企画に挑戦しています。
また、生配信にも積極的で、色違い厳選や検証の様子の配信、最近では高難易度と言われるポケモンエメラルドのバトルフロンティアに挑戦しています。
誰もが思いつきながらも、達成することができない企画や検証に対して、ポケモンが好きという想いや執念で成し遂げています。
鈴木けんぞうさんの魅力は、ポケモンへ注がれる圧倒的な努力や執念。 他の人じゃとてもできないような検証や企画を、圧倒的な努力量で成し遂げてしまいます。
成し遂げた時には、無邪気に喜び、その姿には視聴者も感動したり、嬉しくなってしまいます。
口は悪いと言われることはありますが、「世界一クリーンな実況者」を自称するだけあって、ずるいことや不正は行わないので、口は悪いが良い人というのが伝わってきます。
何よりポケモンが好きという想いが動画や配信から伝わってくるため、応援してくなってしまう実況者です。
これからの鈴木けんぞうさんの活躍を応援していきます。