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PSYフレームデッキにティアラメンツをチューニング

壱世界=ペルレイノ VS. PSYフレーム・サーキット

お久しぶりです、1ヵ月とちょっと以来のPSYフレームデッキです。
昨今のMDは【ティアラメンツ】にドッカンバッカンしていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。僕は【ティアラメンツ】のパックでSR1枚という最低値が出ましたが、元気です。
そういうわけで以前記事にした【PSYフレーム】デッキに【ティアラメンツ】を組み込んだ型を試作したのでデッキ構築指針の備忘録ついでのデッキ紹介になります。
以前のデッキの話や【PSYフレーム】に関しての説明等は私の過去記事があるので、興味があればどうぞ。

デッキ内容紹介

とりあえずデッキの中身をご覧ください。

以前のデッキの問題点と改善点

  • 旧デッキの問題点
    ①「PSYフレーム・サーキット」がないどうすることもできない点。
    いくらデッキを掘っても必要札集めることができなかった場合は何もできないうえ、サブプラン的なモノもありませんでした。
    このサーキットがなければどうすることもできないというデッキにおいて「おろかな副葬」制限はあまりにも重く、改善を余儀なくされました。
    ②「古尖兵ケルベク」、「古衛兵アギド」の採用の再検討。
    デッキを掘るうえでとても頼りになるカードになるのですが、相手のデッキも墓地に送るため【ティアラメンツ】が流行っている環境ではリスキーとも言えなくないのです。
    これをフォローするためにケルドウやムドラがいるのですがこの妨害が行えるのは対戦相手も同じなのでそもそも自分だけデッキを掘った方が安心感はあります。
    これを受けて上記の問題を新たな方法で解決したデッキを組む必要になりました。

  • デッキの改善に向けて
    まずは①の「おろかな副葬」の制限を受けてサーキットの確保の安定感を上げる別の方法の模索です。
    第一案はもう全力でデッキを掘るという案でした。
    【ティアラメンツ】+【イシズ】+「混沌魔龍カオスルーラー」+「真血公ヴァンパイア」により25枚以上デッキを掘りに行く凄まじいごり押しによる解決法は、思いのほかプラチナのランクマで勝てるぐらいには成立していたのですが、デッキ枚数が50枚を超えたので効率的ではないということに加えて、対面が【ティアラメンツ】の場合に辛い場面が多かったので没になりました。
    となれば次に出てくる案は好きなカードを選択して落とす効果を持つカードを使うとなります。候補は「ライトロード・ドミニオン キュリオス」と「永遠の淑女 ベアトリーチェ」の2枚です。ラヴァチェが恋しいですが無いもんはないです。
    現状のデッキからの出しやすさと相性を考えるとキュリオスのが良いため、ベアトではなくキュリオスになりました。効果使用時にデッキトップ3枚墓地に落とせるのも魅力です。

    ②の問題に関してはこのデッキにおいての役割を考えると、あの2枚を使う理由はデッキを掘り「PSYフレーム・オーバーロード」と「救いの架け橋」を墓地に落としながらPSYパーツを集めることでした。なので墓地に落とす能力が欲しいとなればもう簡単でしょう【ティアラメンツ】です。
    そもそも私の【PSYフレーム】デッキにおいて【ティアラメンツ】という融合テーマはほぼかみ合いがありません。しかし「ティアラメンツ・キトカロス」の5枚墓地送りやその他下級【ティアラメンツ】の3枚墓地送りによりケルベク、アギドに比べると墓地に落とすパワーは若干劣りますがキュリオスを通すことができればフィールド魔法は持ってこれるため役割を果たすには十分でしょう。また盤面にモンスター供給しやすいため「PSYフレームロード・Λ」の素材、さらに闇属性という部分はキュリオスをL召喚する素材として非常に役立ちます。

    この【ティアラメンツ】というテーマが都合よく闇属性モンスターを供給しやすいことで、キュリオスをL召喚しやすくなっただけではなく、カオスルーラーの蘇生効果の素材にもしやすい点や、最悪【PSYフレーム】としての動きができないときに最低限の【ティアラメンツ】の動きができるという点は前回に比べるとデッキの補強と改善を行えた気がします。
    単純に【ティアラメンツ】強すぎなだけもするが

主要カードの紹介

以前から大きく変わらない【PSYフレーム】などの説明は前回記事を参照してください。新しく採用されたカードと採用枚数が変わっているカードに関しては触れていきます。

【PSYフレーム】

左端と右から二番目だけはよく見る
  • PSYフレームギア・α
    採用枚数:3枚→1枚
    メイン、Exともに枚数の圧迫と7シンクロの妨害はあまり強くないため、余裕があるときにしか使えない都合1枚に変更。
    正直なくても良いのかもしれない。昨今の環境を見ると罠に反応するεと入れ替えもあり得る。

  • PSYフレーム・サーキット
    採用枚数:3枚→1枚
    キュリオスを使って確定で持ってくる前提のデッキのためピンざし。
    デッキの枚数を減らせたのは大きい。
    1枚しかないのでしっかりと守るように、なんならペルレイノを犠牲にしてでも。

  • PSYフレームロード・Ζ
    採用枚数:2枚→1枚
    前述したようにExが圧迫されたので、メインも7シンクロにつながるPSYフレームギアも2枚しかないため、Ζの1枚と汎用のブラックローズで7シンクロは2枚だけの採用となっている。

【PUNK】

PUNKの皆様
  • No-P.U.N.K.オーガナンバー
    採用枚数:1枚→2枚
    このカードは誘発貫通やセアミンをサーチすることで初動としての役割を果たすのが主な使い道になるのだが、このデッキにおいてはこのカードが闇属性なため墓地にいてくれるとキュリオスまで簡単立たせることができるので枚数を増加。何なら3枚もありかもしれない。

  • Uk-P.U.N.K.娑楽斎とUk-P.U.N.K.カープライジング
    新規採用:1枚(1枚)
    ディアノートの素引きもケアしやすくのもあるが、【ティアラメンツ】がいるため融合の【PUNK】を出せれば「捕食植物ドラゴスタベリア」の素材になれるため都合が良い。
    効果を通せればデッキ圧縮もできるので都合が良い反面、使ってない時はデッキ内のノイズなので今後抜く可能性はいくらかある。

【イシズ】

最終的に残った2枚
  • 古尖兵ケルベク、古衛兵アギド
    採用枚数:2枚、2枚→0枚、0枚
    完全に不採用とした。理由は改善点で触れたとおり対面の意識と【ティアラメンツ】がその役回りを担ってくれたため。
    なんだかんだ支えてくれたケルベクの誘発効果は【ティアラメンツ】が環境パワーを持って補ってくれます。

  • 宿神像ケルドウ
    新規採用:2枚
    対面を意識した採用ではあるが、このデッキはカードが落ちすぎてデッキから消えてしまった【PSYフレーム】カードなどデッキにいてほしいカードを戻すために使用したいためムドラと合わせて計4枚投入された。

【ティアラメンツ】

下級ティアラの皆さん
  • ティアラメンツ・メイルゥ
    採用数:2枚(準制)
    召喚/特殊召喚で墓地落としする効果を持つため、キトカロスの効果から出せると非常においしい。レベル2なためおそらく一般的には「スプライト・エルフ」等の素材として有用だが、このデッキは基本的にフィールド魔法サーチ等キュリオスを出すことを基本にしているため、そういった使い方に固執しない。

  • ティアラメンツ・ハゥフニス
    採用数:2枚(準制)
    相手フィールドのモンスターが効果を発動したときに手札から特殊召喚し、その場合墓地送り効果を持つ。相手ターンの妨害として使われるのだが、このデッキはその動き自体は条件整えた【PSYフレーム】のが強いのであんまり出番はない。

  • ティアラメンツ・シェイレーン
    採用数:2枚(準制)
    手札のモンスターを1枚墓地に送ることで手札から特殊召喚し、その場合墓地送りする効果を持つ。このデッキで最も相性の良い【ティアラメンツ】カード。召喚権を使わず出せるというのがとにかく偉い。初動での強さはもちろんキトカロスが出せない状況で盤面に1体分の闇属性モンスターを供給できるためこのデッキコンセプトのある意味屋台骨。

  • ティアラメンツ・レイノハート
    採用数:1枚
    召喚/特殊召喚時にデッキから【ティアラメンツ】モンスターを墓地に落とす効果を持つ。また墓地に落ちたときに融合効果ではなく自身をSSする効果も持つ。
    おそらく【ティアラメンツ】をちゃんと使おうと思うとランク4の素材や初動札になるため強いカードのはずなんですが、このデッキにおいてはなんかノイズに近い存在です。
    汎用的な墓地送り効果を持たず、ランク4はそもそもこのデッキでは扱うことが難しいため、なにかと扱いに困るURなため1枚となっている。

Exティアラの方々
  • ティアラメンツ・キトカロス
    採用数:1(制限)
    ティアラメンツ+水族の融合モンスター。
    【ティアラメンツ】というテーマのサーチ、SS、墓地送りとやりたいこと全てを行えるいわゆる強いことしか書いてないカード。こいつのせいで「簡易融合」は禁止になりました。
    【PSYフレーム】デッキに【ティアラメンツ】を組み込む最大の理由はこのカードにあるといっても過言ではない。だいたいこのカードを使いデッキトップ5枚墓地に送る効果を使用することで「PSYフレーム・オーバーロード」が落ちることを期待します。

  • ティアラメンツ・ルルカロス
    ティアラメンツ・キトカロス+ティアラメンツの融合モンスター。
    相手の特殊召喚を含む効果を無効にして破壊する妨害効果に加えて、効果で墓地に言った場合完全自己蘇生を持つ。
    一応妨害効果として優秀なので出しておくことで仕事をしてくれるのですが、このデッキはどうあがいても【PSYフレーム】としての動きを通したいので、下手するとカオスルーラーとルルカロスでランク8の「真血公ヴァンパイア」を召喚してトップ4枚墓地に送ってPSYフレームギアを確保しに行くことが稀によくある。

  • ティアラメンツ・カレイドハート
    ティアラメンツ・レイノハート+水族モンスター×2の融合モンスター。
    召喚成功時と自分の水族モンスターが効果で墓地に送られると相手フィールドのカードを対象にとってデッキバウンスします。あと自己蘇生効果を持ちながらデッキから【ティアラメンツ】をリクルートもしてきます。
    レイノハートが1枚入っているので一応入ってます。半分冗談ですが半分本気です。1バウンスで壁をどかしてから全員で攻撃するライフカット要因の意味合いが強く、出さないと勝てないことなどがほぼないため最終盤面の豪華さが増すだけとも言えます。
    対面の【ティアラメンツ】を効果で墓地に送ることなくどかす等ができるのは明確に使いやすさではあると思います。

  • 壱世界=ペルレイノ
    採用数:1(制限)
    フィールド魔法であり打点上昇や条件付きで場のカードを破壊するため、サーチ効果もあり非常に有用性が高い。
    フィールド魔法ということでサーキットと競合しているのだが、場にあってほしいのは間違いなくサーキットなので性能に反してやたらと本デッキでは不遇な扱いを受ける最強カード。
    実際問題このデッキでは誘発を受けるための餌であったり、【PSYフレーム】として試合組み立てが不可能な場合にはこのカードをちゃんと使用することにはなる。

  • 壱世界を劈く弦声 ティアラメンツ スクリーム
    採用数:1枚
    永続魔法であり墓地落とし加速させる効果をもち相手のモンスターの打点を下げる効果を持つ。また墓地に落ちた時の効果で【ティアラメンツ】罠カードをサーチできる。
    本デッキではあまり頼らないため引けたら墓地肥やしの期待値が増え、落ちたら盤面が固くなると10連でSR1枚確定ぐらいのおまけ感。

  • 壱世界で奏でる哀唱 ティアラメンツ サリーク
    採用数:2枚
    永続罠で自分の場に【ティアラメンツ】または「ヴィサス=スタフロスト」がいる場合、相手フィールドのモンスターを対象にとって効果を無効にできる。墓地に落ちた場合はデッキからティアラメンツをサーチできる。
    使っても落ちても腐らない隙の無いテキストを持つ。
    このデッキは意地でもキュリオスを通すことで【PSYフレーム】の動きがしたいのでこのカードを墓地に落として「ティアラメンツ・シェイレーン」辺りを手札に持ってきてSSして場に3体の闇を揃えるために活用することが多い。

―その他のカード―

  • 宝玉獣モンスター
    アメジスト・キャットからエメラルド・タートルに変更
    「救いの架け橋」の効果でサーチするモンスターになる。
    【ティアラメンツ】の効果で融合素材となれるためこちらを採用。

  • おろかな埋葬
    採用枚数:1枚→0枚
    このデッキでも有用性はあるのだが、ただ1枚モンスター落としても特に何も始まらないので不採用。アギドやケルベクがいたら採用はしていただろう。

  • おろかな副葬
    採用枚数:3枚→1枚(無制限→制限)
    最強のカードだった。【ティアラメンツ】のせいで制限になってデッキに支障が出たので責任取って【ティアラメンツ】がデッキに来ました。(130連で下級URティアラ2枚)
    とまぁ嘆きは置いといて、このデッキは副葬で落としたいカードは
    -「救いの架け橋」でフィールド魔法サーチ
    -【ティアラメンツ】関係の魔法罠で【ティアラメンツ】をサーチ
    -「PSYフレーム・オーバーロード」で次のターンの妨害に使うPSYフレームギアのサーチなどがある。
    なので引けたら最高です。引けないならキュリオスでカバーするので特に気にしません。
    キュリオスが出せない上にこのカードが使えないと俺がスクリームします。3倍はしない。アイスは食べたい。

  • 宣告者の巫女
    採用枚数:1枚→0枚
    おろかな埋葬と同じでケルベクやアギドといった落とし先もいないのでデッキから抜けました。

  • ホップ・イヤー飛行隊
    採用枚数:1枚→0枚
    後手でのドライバーを活かした8シンクロで上振れ等を担っていた。
    今回はもう【ティアラメンツ】が全部上振れ札みたいなもんなので不採用。

  • 墓穴の指名者
    採用枚数:1枚→0枚
    強いカードだけど手札にきて必ず仕事するとは限らないのでこの枠をケルドウなどに差し替えた形になった。

  • 捕食植物ドラゴスタベリア
    新規採用:1枚
    闇属性モンスター+融合モンスター
    召喚条件が緩いため簡単に出せる妨害ということ一応採用。
    【ティアラメンツ】だけとしての動きしかできない場合に役立つのだが、基本的に出すことがないため、採用する必要があるかわからない。

  • 深淵に潜む者
    新規採用:1枚
    レベル4モンスター2体
    墓地メタ効果を持つ汎用ランク4。
    このデッキはランク4を出すことがほぼないため使うことは稀なのだが、対面の【ティアラメンツ】が多いこともあり、一応採用している。
    他に欲しいカードもあるため新しい8シンクロ辺りと入れ替える可能性が高い。

  • ライトロード・ドミニオン キュリオス
    新規採用:1枚
    属性が同じで種族が異なるモンスター3体
    召喚成功時にデッキから好きなカードを墓地に送る効果、デッキから墓地にカードが贈られたときにデッキトップを3枚落とす効果を持っている。
    この上2つの効果がこのデッキとの相性が良いため採用がされた。
    前回のデッキ記事の最後のほうで触れたいたのですが、【ティアラメンツ】が横展開に+1してくれる関係でリンク召喚を視野に入れることができたのが本当に大きいと思いまうす。
    ちなみにフィールドに残しておけば相手ターンでも自分のデッキから墓地にカードが落ちれば効果が発動して追加で3枚となるので、置いとくだけでも【ティアラメンツ】の効果起動に期待が増えることに加えて、相手によって場から離れ場合に墓地から好きなカードを手札に持ってくることもできます。

展開に関して

基本的に前回の【PUNK】による展開と大きくは変わらない。
初動札:セアミンor緊急テレポート
緊テレorセアミンNS→セアミン効果発動→フォクシーチューンをサーチ
フォクシーチューン効果発動→フォクシーチューンと手札1枚を捨て、デッキからディアノートをSS
ディアノートとセアミンでカオスルーラーをSS
カオスルーラー効果発動にチェーンしてディアノート効果発動→フォクシーチューンを墓地からSS
というのが基本展開になる。

前回はここからさらにデッキからカードを墓地に落としに行く作業に移るのだが、今回はここから場に種族の違う3体の闇属性モンスターを揃えに行くのが目標になります。
揃えるべき形は、カオスルーラー+オーガナンバーorヴァンパイア+ティアラメンツモンスター1体の形になる。
オーガナンバーのパターンはディアノート効果使用時にオーガナンバーが墓地にいた場合になる。このあと場に出せるティアラメンツがいればそのままキュリオスとなる。
ヴァンパイアは上記の条件を満たせなかった場合に真血公ヴァンパイアの効果でX素材のカオスルーラーを外して墓地を肥やし、ティアラメンツなどの闇属性を引き込みに行く。その後カオスルーラーの効果で蘇生を行い場に3体並べる。
ここからは落ちたカードによってのアドリブの動きなので決まってることはほぼありません。ただ1つだけ決めておくこととして、このあと【PSYフレーム】として動くか【ティアラメンツ】として動くかを決める必要があります。基準はいたって簡単で手札のPSYフレームギアの数(墓地のPSYフレーム・オーバーロード)という妨害の数で決めていきます。基本的には【PSYフレーム】の動きをしていくためサーキットを発動し、「PSYフレームロード・Λ」を召喚していくのだが、まったくギアが確保できない場合は【ティアラメンツ】としての動きにシフトする方が得策になります。

展開の注意点など
墓地肥やしを多くする関係でオーバーロードやαでサーチするPSYフレームギアがデッキに残ってないケースがたまにあるのでムドラやケルドウでリカバリーしておくことを忘れないように。
真血公ヴァンパイアは相手のデッキも4枚墓地に落とすので、仮に相手の【ティアラメンツ】モンスターやケルベクやアギドが落ちてしまっても1枚だけならそのままこちらの場に蘇生することで効果の発動自体はケアできます。

後攻におけるPSYフレームギアカードを使うタイミングですが、δに関しては制限魔法やターン1ついている強いカードに使うのは悪くないです。【ティアラメンツ】対面ならペルレイノに打つなどが良いかと。
γやαはとりあえず自分の手札に手札から効果を発動するモンスターカードor魔法カードがある場合は自分のターンまで握っていた方が良いと思います。
具体的には、フォクシーチューン、オーガナンバー、ディアノート、緊急テレポート、ティアラメンツ・シェイレーンなどから切り出して、相手が効果を使ってきたら妨害しつつ8シンクロを狙えるためPUNK展開を絶対通す必要性がなくなります。

改良点や今後のデッキ更新に関して

  • 枚数調整枠
    このデッキの一番の悩みどころはメインデッキの枚数の調整です。
    枚数の調整に該当するカードは
    -No-P.U.N.K.フォクシーチューン
    -ティアラメンツ・レイノハート
    -壱世界を劈く弦声
    -壱世界で奏でる哀唱
    特にこの4種類は枚数調整した方が良い気がします。
    その中でもレイノハートは【ティアラメンツ】としての動きや融合素材においては便利なのだが、水属性なためキュリオスの素材になれない点で優先度が下がり、ランク4エクシーズをほぼしないため採用数は1枚と2枚をふらふらとしそうです。

  • 【PSYフレーム】カードに関して
    【PSYフレーム】としてはやはりεでしょうか。
    罠に対して強く出れるため「拮抗勝負」などへの回答になるため有用性は多くあるが、汎用性が低いため検討中。今回はキュリオスというリンク3を使う関係で「ヴァレルロード・S・ドラゴン」という8シンクロに新しい採用候補が検討できるのでεを採用する場合はこちらもセットで採用した方がいいかもしれません。そうなるとEXデッキの圧迫的にやはりカープライジングは抜けそうではあるので、もう少しデッキを回して詰める必要性を感じます。

  • 今後の採用未採用検討カード群
    -Uk-P.U.N.K.娑楽斎(カープライジング)
    -テラ・フォーミング
    -捕食植物ドラゴスタベリアなど
    テラフォーミングに関しはそもそも素引きしたら強いものの、墓地に落ちたときになにも強くないうえに中盤以降は引いてもほぼ何も起こらないのがもったいなさを感じる。
    娑楽斎とカープライジングは緊急テレポートをなどで貫通しやすくなることを見ると良い部分もあるのだが、いかんせん使わなかったときの弱さがひどい。カープライジングを抜くならドラスタもいらないという感じ。
    メイン調整次第では枚数調整枠含めて入れ替えが起きるかもしれない。

デッキの総評

前回のデッキ同様「PSYフレームロード・Λ」「PSYフレーム・サーキット」で展開を終わることが目標という部分は変わらないのですが、追加で【ティアラメンツ】やキュリオスや「スプライトエルフ」などの+αが出やすくなりました。
前回に比べて先行での妨害能力やライフカットの速度の向上、後攻でも動ける札が多いためより強いデッキに仕上がった感じがします。
一方で要求されるプレイングはかなり上がった気がします。とにかくデッキの状況と墓地状況の把握が必須になるので、把握漏れが出ると一気にプランが崩壊することがあります。
特に問題になっているのが墓地肥やし能力低下とピンざしカードによる事故とオーバーロードがあまり落ちていないと妨害数が減ってしまうこと。
アギドとケルベクという簡単な墓地落としがないうえに、なるべく「真血公ヴァンパイア」を使用したくないため結果的に墓地肥やしが足らず必要札が落ち切らないことがある。
さらにサーキットが落ちてしまっていると架け橋のサーチが使えないこと、リカバリーになる札のムドラ、ケルドウも落ちてないと割と詰みになる。
結果的に行える墓地肥やしの手段を把握したうえで、行うかを選択して、PSYフレームギアの効果を使用するための盤面の空きをしっかりと確保するプレイングなど意識することが多いです。

おわりに

約1月ぶりに【PSYフレーム】デッキを構築していたのですが、元から【ティアラメンツ】を組み込むデッキはやりたいと思っていたのですが、どうせ1月後に何かしらの環境調整のリミットレギュレーションが変わると思っていたのでそれまで待っていた感じがあります。まぁそれ以上にパック開封が悲しいことになっていたので【春化精】で遊んでいた部分もありますが。
今回も道中はどう見ても【PSYフレーム】ではないのですが、意地でも【PSYフレーム】として決闘しようとするというデッキの方針は変わらず、ルルカロスしかりペルレイノしかり【ティアラメンツ】カードを雑に扱うことが多く、勿体ないような贅沢してるようなよくわかんない気持ちになります。
パワーカードのごり押しではあるので今後もリミットレギュレーション次第では使えなくなる可能性があるのでそれまでまた使って遊んでいこうと思います。
それではまた。ノシ

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