
【格ゲー】プロゲーミングチーム「忍ism Gaming」が2025年2月に解散しZETA DIVISIONが事業を継承
先に当noteでも報じた通り、2025年2月28日に忍ism Gaming解散となった。
いつも忍ism Gamingを応援していただき誠にありがとうございます。
この度、忍ism Gamingは2025年2月28日をもちましてチーム活動を終了し解散することとなりましたのでご報告いたします。
忍ism Gamingとなって約5年、前身となる弟子育成企画から合わせると約9年間、
これまでチームを支えてくださった関係者の皆様、応援してくださったすべての皆様に心より感謝申し上げます。
忍ism Gamingの選手たちは、全員がチーム想いで優しく選手としてお互いに切磋琢磨し素晴らしい競技者の集まりでした。
数多くの国内・海外大会出場や、チームメンバーたちと作り上げた番組企画など数えきれないほどの素敵な思い出で溢れています。
これまで忍ism Gamingを応援いただき本当にありがとうございました。
最後まで温かい応援をよろしくお願い申し上げます。
※忍ism Gamingオフィシャルショップは3月末日までご利用いただけます。
※株式会社忍ismは、大会・イベント運営会社として事業を継続いたします。
株式会社 忍ism
代表取締役 百地祐輔
箇条書きで感想等を書きます。
忍ism Gamingが解散、9年の活動に幕
■ももちの個人配信でも言っていたように、プロゲーミングチームとしては解散になるが、「株式会社忍ism」としては今後も事業を継続する(プロゲーミングチームの運営・育成、大会・PRイベント企画運営等)との事。
■元々、ストシリーズ以外にもスマブラ等他ゲーでも選手を抱えていたので、年俸や給与面などから運営は厳しい面があったのではと思う。去年の選手大量リリースで既に兆候はあったので、経営が厳しいとか何かあると思っていた。
■近年、CRやリジェクトなど資金力があるであろう大型チームの格ゲー、SFL参入が目立っていた。
TOPANGA運営のプロチーム「魚群」も昨年、VARRELとTOPANGAが経営統合という形でチームが消滅し、新チーム「VARREL」へと体制を変えていた。
個人オーナーの忍ismが今の体制でやるのは限界だったのかもしれない。
■忍ismは弟子企画などで所属選手を多数育成・輩出した。大谷、ジョニィ、ひぐち、ヤマグチ等が忍ismに所属。
大谷、ひぐちは別チームへ巣立った。大谷は故郷である富山の盟友・立川と共にバーニングコア所属。独特なキャラクターの胴着使い。ひぐちはSS熊本所属。世界屈指のガイル使いとしてスト6でも活躍。
■ハイタニ、えいた等のベテランも初期の忍ismに参加しており、「ゆうすけたつや」等の企画配信をしていた。ハイタニはリジェクトに所属。選手としては半引退だが、スト6の代表的なインフルエンサー・配信者に成長。解説業も昨年から行っている。
えいたはCAGに所属。昨年は始めて(?)プロリーグに参加。2023年にはウメハラ企画「300km地獄散歩」に参加、完走する等、引き続き界隈でも存在感のある活動をしている。
■スマブラでも強豪のあばだんご選手等が忍ismに所属していた。
あばだんごは昨年、一般企業に就職した(専業から副業へゲーマー形態を変更)とnoteで報告している。
■ももちはオーナーでもあり超強豪の格ゲー選手でもあるため、SFL2025を考えると、今後「選手として」契約するチームはあるだろう。ももちを一本釣り出来る機会はほとんどないので、複数チームの競合になるかもしれない。場合によってはウメハラ・ふ~ど・ももちが同チームで共闘する可能性もなくはない。
■藤村もストVから引き続きスト6強豪選手の一人なので、今後選手契約するチームは出て来るだろう。ただ、必ずしもももちと同じチームで動くかどうかは分からない。
■ジョニィは引き続き何れかのチームに所属し、選手活動を選ぶ可能性もあるが、業界には所属しつつ運営スタッフに転身する事も考えられる。
■ヤマグチは今春大学卒業のタイミングなので、ストリーマーや選手としてでなく一般企業などへ就職する可能性もあるのではと思う。
(昨年から選手引退を決めて就職活動をしていればの話だが)
ももちの後継者と言われる逸材なので、選手活動を続けるなら何れかのチームから声がかかるだろう。
■SFL2025を考えると、単純に1チーム4人分フリーの選手がリリースされる事になるので、各チームの構成や勢力図が今後大きく変わる事も考えられる。
例えば大手チームのFAV gamingはSFLで優勝経験があるも、昨年のSFL2024ではときど、ボンちゃん等チームを支えたベテランが別チームへ移籍した事で、最下位に低迷。チームの刷新は急務だろう。
強豪選手にアプローチする絶好の機会を逃すとは考え難い。
現段階の2月からSFL開催時期の7月くらいまではチームと選手の交渉が活発になる可能性が高い。
SFL2024の選手発表
■SFL2024に12チームによる2リーグという形で運営していたが、忍ismがなくなるため、SFL2025はどうなるか。
例えば今の段階でもZETA DIVISIONのSFL参入が噂されているため、マイナス1・プラス1で2024と同様、2リーグになる可能性もある。
終わりに
忍ismはももちが選手兼オーナーとして運営するという過去例のない形態のチームで、ストV、スト6でも異彩を放ち続けた。
近年の大型チームの格ゲー参画が目立つ中で、その活動は厳しい物になったかもしれないが、格ゲー界盛り上げと後身育成を担ったももちとチョコブランカには改めてお疲れ様を言いたい。
忍ism Gaming応援ありがとうございました!(2025/2/3 ももち シノビチャンネル)
追記:ZETA DIVISIONがSF部門設立・忍ism Gamingの事業継承・SFL:Pro-JP 2025への参入を発表(2025/2/11)
かねてから噂されていた通り、FPS主体のプロゲーミングチーム「ZETA DIVISION」が格ゲー・SF部門を設立し、先日チーム解散を発表していた「忍ism Gaming」の事業継承と同時に、SFL2025への参入も発表した。
所属選手は現時点では未発表となっている。
今後の続報を待ちたい。
いいなと思ったら応援しよう!
