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あなたの記事に「情報」か「読み物」はありますか?読みたいブログを書くために意識したい7つのポイント(WordPressでは書けないブログ運営論#23)

自分は人の書いたブログ(note含む)記事を読む事が好きなので、タイトルとリード文を読んで面白そうな記事があるか探しています。

タイトルとリード文が面白そうであれば、記事を開いて本文を読む、という感じです。

が、最近面白い投稿が全体的に少ないと感じています。

なぜかと考えた所、多くの投稿が、情報系か読み物系どちらかの記事として意識されて書かれていないからではないか、と思いました。

今回は、情報系と読み物系という視点を中心に、読者が読みたいブログを書くためのポイントを記します。

Free-PhotosによるPixabayからの画像)

ポイント①ブログの大半は「情報系」か「読み物系」に分けられる

これは自分の見解ですが、ブログの記事(投稿)の大半は「情報系」か「読み物系」に分けられます。

●あなたの記事に読者が知りたいと思う「情報」はあるか?

●あなたの記事に読者が読んで面白いと感じる「話(読み物)」はあるか?

このどちらかがない記事は、人から見ても検索エンジン(Google)から見ても「読む価値が低い」と見なされます。

その記事をこれ以上読んでも得るものがない」=価値が低い(ない)記事

そう見なされた場合、即座にブラウザバックやブラウザを閉じられてしまい、それ以上読まれることはありません。

価値が低い記事の例
「今日は本屋に行って新刊の本を買いました。
早速読んでいます。面白かったです。
その後駅中でご飯を食べて家に帰りました。
テレビを見ながらブログ書いています。
終わり」

この文章から得られる情報は、
「書き手が本屋に行って本を買った、食事を食べた、テレビを見た」
このくらいしか情報が無い非常に薄い内容です。

何の本を買ったのか。何が面白かったのか。
どの店に行って何を食べたのか。美味しかったのか不味かったのか。
どの番組を見たのか。どういう感想だったのか。

書き手のよくある日常が書かれているが、詳しい情報が書かれていない。
読者が知りたい情報、面白そうな読み物が入っていない。
読者とGoogleにとっては価値が低い記事

書き手の日常をネットに公開するのは別に悪いことではありません。
が、体験をそのまま書いたのでは、価値のある記事とはなりません

記事をより多くの人に読まれたい、アクセスが多く欲しいと思っている人は、書く記事の意識を変える必要があります。

この事に例外の方たちがいます。芸能人やネットの著名人などです。
この方たちは日常に興味を持たれるため、日常や日記をそのままネット公開する事にも価値が出ます。

が、(一般人の)我々は、文章の中身で読者に価値があると思わせる必要があります。

ポイント②あなたの記事に読者が知りたいと思う「情報」はあるか?

情報系の記事は誰にでも書きやすい記事です。

知っている事や体験した事をHOWTO(ハウツー)系の記事、「○○する方法」系の記事にすれば書けます。
検索ワードとしてもタイトルに「○○ 方法」「○○ やり方」などのワードが入っていれば、検索に掛かり易いです。

例えば、WordPressでサイトを作ったとします。そのノウハウは自分は分かっているので、記事は書けるはずです。

1.ドメインを取得する
2.レンタルサーバーを契約する
3.取得したドメインを設定する
4.WordPressとデータベースをインストールする
5.WordPressにログインしてテーマをアップロードする
・・・・・・

これをまとめて記事に書きます。実際に書いたのが以下のnoteの記事です。

このように、自分が良く知っている事柄を、知りたい人に向けて、分かり易く構成して記事にすれば、情報系の記事が書けます。
上記の記事では手順書のように書いていますが、何かを設定する・作る系の記事では手順書のように書くのが有効です。
但し、ニュースなどを同じように書くとニュアンスが伝わらないので、ジャンルにあった書き方を工夫する方がいいでしょう。

記事内に画像、ツイッターリンク、動画リンクなどを入れることで、アクセントになり、読みやすい記事になると思います。
このあたりは実際に書く際に工夫してみて下さい。

情報系の記事はテンプレ化(フォーマット化、ひな型)し易いのも特徴です。
一度書いた記事のテンプレを使い回すことで、記事の増産もやり易いでしょう。

情報系の記事で気をつけるべき点

情報系で気をつけるべき点は、書いている情報が正しいかどうかの裏取りです。間違った情報や曖昧な書き方で発信していると、読者に信用されなくなります。

また、これは自分の個人的意見ですが、タイポ(タイプミスや誤変換)が多い記事は、急いで書いた感があり、内容についても若干信頼度が低くなります。

ポイント③あなたの記事に読者が読んで面白いと感じる「話(読み物)」はあるか?

ブログの記事を探している人の多くは情報か読み物を求めています。

記事に「情報」がない場合は、代わりに「読み物」を提供すべきでしょう。

読み物といっても幅広いため、ブログに書く読み物の一例としては
○ノンフィクション
○オピニオン
○フィクション
などが該当すると思います。

●ノンフィクション
書き手の日常や体験した事柄などを書いたもの。エッセイなども含まれる。

●オピニオン
書き手の意見や考察などを書いたもの。

●フィクション
架空の話しを書いたもの。創作や小説などが該当。

いずれもある程度の文章で読ませる必要があり、情報系よりも難易度が高い(文章力が求められる)と思います。

オピニオンの例

以下は将棋の歴史とプロシーンの現状をまとめた投稿です。

読み物系(オピニオン)の記事で気をつけるべき点

読み物系(オピニオン)で気をつけるべき点は、強い論調でネガティブな意見を書くと、読者から時として反発を受けることがあります。

自分が正しいと信じて一方的に意見を書くのではなく、ポジティブな論調で客観的・多角的に意見を述べたほうが読者の共感を得やすいでしょう。

なお「評論・コラム」「読書・音楽・ゲームなどのレビュー」は、情報を含み且つ書き手のオピニオンも含むため、情報系と読み物系の中間の形態だと思っています。

こちらでも関連した話題を書いています。

注意事項

個人が自分の考えで書いたものです。必ずしも内容が正しいとは限りません。
読まれる際はご理解をお願いします。

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