PS5日本国内向け3度目の値上げで完全に終了
PS5が通算で3度目の値上げが発表されました。
値上げ開始は2024年9月2日からとなっています。
PlayStation.Blog
2023年の値上げの際の記事(当note)
PS5値上げ幅推移
値上げ幅の推移はどのようになっていたのか。
一応掲載しておきます。
値上げ推移
■ PS5 通常版(ディスクドライブ搭載モデル)
2020年11月 5万4,978円
↓2022年 9月 6万478円
↓2023年11月 6万6,980円(新型モデル)
↓2024年 9月 7万9,980円
■ PS5 Digital Edition(ディスクドライブ非搭載モデル)
2020年11月 4万3,978円
↓2022年 9月 4万9,478円
↓2023年11月 5万9,980円(新型モデル)
↓2024年 9月 7万2,980円
初期発売時からの値上げ幅
PS5 通常版は初期発売時から25,002円の値上げ(5万4,978円⇒7万9,980円=25,002円)
PS5 Digital Editionは初期発売時から29,002円の値上げ(4万3,978円⇒7万2,980円=29,002円)
筆者所感
通常、ハードは年々型落ちになっていく事から、性能維持か若干性能を落としたハードが廉価版として発売されるものですが、PS5については年々値上がりし続けるというハードになっています。
今回の改訂で地味にコントローラーも1万円以上の価格になっています。
コントローラーが1万円以上もするのは流石にやり過ぎ感を感じます。
PS5は熱暴走に弱く、折角買っても直ぐに壊れるかもしれません。
これも購入意欲を削ぐ原因です。
PS5は、SONYからももう見切られたという事でしょう。
少なくとも国内では負けハードが濃厚となっているので、撤退とまではいかなくても、値上げをして少しでも利益を確保したいという事でしょうか。
PS5は、中国では依然人気があるハードらしく、国内を見切っても海外向けの需要が高いため、そちらにシフトしていくのかもしれません。
自分は、ドラゴンズドグマ2が出る前に一度PS5購入を検討しましたが、PS5 PROが2024年内に出るという噂があったため、PRO版に切り替えて現行PS5の購入は回避しました。
PROが出るとしたら、現行PS5はどちらにせよ値段が高い型落ちハードとして誰にも見向きされなくなっていくでしょうが、問題はPROの値段設定がどの程度になるのかという事です。
YouTubeでこの話題を取り挙げた動画で、現行価格に1万円を上乗せした9万円から、12~15万円という予想をしたものまでありました。
一応、発売時点の最新ハードに近い部品で換装されているとはいえ、12万円以上となると完全にパソコンの価格帯に入ってくるため、SONYの競争相手はNintendo Switch以外にもPC市場が強烈なライバルになるという事になってきます。
ゲーム機に12万円出すのは、さすがにきついですね。
それならゲーム以外に様々な用途があるPCを15~20万円くらいで買った方がいい気がします。
PCだけだと遊べるソフトが少ないのではという危惧されるかもしれませんが、2024年直近ではSONYは自社ハードに拘らず、マルチプラットフォーム重視に方針を変えており、PSで出たソフトがSteam版(PC)でも発売される事は普通です。(むしろPS独占タイトルの方が稀)
ソフトによりますがSwitchでも同時発売されるタイトルもあります。
よって、PSに余程思いいれがあるのでなければ、PCとSwitchがあれば市場の大半のソフトは遊べると考えていいと思います。
また、PS4/PS5でオンラインプレイをしようとすると、PSN(SONYのサブスク型オンラインサービス)に加入し別途料金を支払う必要がありますが、Steam版(PC)であれば(通常は)オンラインプレイは無料になります。
ただ、PCをゲーム用ハードと考えると、仕事や私生活管理で使っている場合、ゲームが原因でPCの調子が悪くなると凄く困る、という事があります。
PS5のようにゲームオンリーの用途で使うハードの方が、例え故障してもゲームが出来なくなるだけなので、ある意味安心して使えるという面はゲーム専用ハードを買うメリットです。