21.01.25 みどりの窓口
前回に続き、鉄道ネタです。
地元JR仙台駅構内を歩いていますと見かける看板があります。それが今回のテーマである「みどりの窓口」です。
なんてことありません、JRの駅にある「きっぷ売り場」のことです。主に新幹線や特急などの指定席券を販売するところという表現が正しいでしょう。今となっては、乗車券や指定席券は自動券売機でも購入できますし、さらに交通系電子マネーでそのまま乗車することも可能ですからね。
さて、今回このテーマを取り上げた理由があります。
それは…
JR東海には「みどりの窓口」という名前を見かけないからです。
気のせいかと思っていました。いつもJR名古屋駅の新幹線改札口を出る度に持つ違和感。「緑の看板が見当たらない…」(もちろん私だけだと思います(笑))
なお、函館駅、東京駅、熱海駅、新大阪駅、神戸駅、これらの駅では見たことはあり、利用したこともあります。
JR東海のWebサイトを見ましても「みどりの窓口」という言葉が登場しません。駅構内を歩いてみましてもどこにもありません。その代わりに存在するのは…
「JR全線きっぷうりば」
ぶっちゃけな話、こちらの方が分かりやすいです。「みどりの窓口」と見たり聞いたりしてもそれがきっぷ売り場とリンクする人がいるだろうか、正直疑問だったり。知っている人であれば、「きっぷ売り場のことね」となると思いますが、まったく知らない人にとっては、「いったい、何それ???」となるでしょう。
その背景についてインターネットで見つけました関連記事を読んでみたところ、JR東海ではどの駅でも指定席券を購入することができるため、わざわざ「みどりの窓口」のような名前を掲げる必要がないと判断し、誰が見ても分かるような表現「きっぷうりば」としたようです。
"Simple is best"とはよく言いますが、まさにこれが該当すると思います。と言いつつも、国鉄からJRに分割民営化されても慣れ親しまれた名前「みどりの窓口」も気に入っています。JR各社の足並みが揃っていないというのは少しどうかなとは思いますが、分かりやすさを取るか、それとも馴染みやすさを取るか、を各社が選択するというのもあってよいかなと思ったり。
これって、JR東海のこだわりなのでしょう。
今回は、とある東北人から見たちょっとした違和感がきっかけとなりテーマとして取り上げたブログでした。JR東海圏の方々からすればどうでもよい内容かなと。
(きっぷといえば…)
以前、名古屋から仙台へ帰る際、名古屋→仙台→名古屋というトリッキーな片道きっぷを購入して帰省したことがあります。なぜそんな意味不明なきっぷを購入するに至ったのか、またの機会ということで…