ポイント運用のすゝめ
ポイントを運用するのが流行っています。投資と違って少額から始められるため、今まで知らなかった人も試してみてはどうでしょうか?
ここではポイント運用の話題に絞り、ポイントで金融資産を買う「ポイント投資」については扱いません。
メリット
失効しない
ポイント運用に回せば、その間はポイントが失効しません。あまり使わなそうなポイントは運用に回しておくというのがよさそうです。
ちなみに、期間限定ポイントは運用に回せないため、使わないと失効してしまいます。
増える
運用というだけあって、増えます。逆に減るリスクもあるので注意。
証券口座が不要
証券口座を開設していない人でも手軽に始められます。
デメリット
運用中は使えない
運用中のポイントはポイントとして使うことができません。
出し入れには数日から1週間程度かかることがあります。ポイントを使う予定がある場合には、前もって計画的に引き出しておく必要があります。
コースを選ぼう
ポイント運用はその運用方法によって複数のコースから選べます。各コースのリスクを見て自分に合ったものを選びましょう。
楽天ポイント
楽天のポイント運用には株中心のアクティブコースと、債券中心のバランスコースがあります。定年前の人であればアクティブコースをおすすめします。
引き出す際に9割までと言われます。事前にはどこにも書かれていないので全額引き出したい場合は注意。
また、ポイント運用に近いサービスとしてポイント利息とポイント定期とポイントビットコインがあります。
ポイント利息は元本保証があり、年利0.1%で運用できます。絶対に減らしたくない人はポイント利息へ。
また、ポイント利息は1ポイントから入出可能で即時反映されます。ポイント運用に回せなかった端数分を一時的に置いておくといいかもしれません。
ポイント定期は年利2%と高金利ですが、2年定期で途中で引き出すと利息が付きません。これを選ぶよりはポイント運用+ポイント利息のほうが使い勝手がいいでしょう。
ギャンブルをしたい人はポイントビットコインを選んでもいいかもしれません。
Pontaポイント
Pontaポイントの運用はau PAYポイント運用になります。au PAYアプリから始められます。
バランスコースのほかに、最近新設されたインドチャレンジコースと米国チャレンジコースがあります。
定年前の人であればインドチャレンジコースがおすすめですが、さらにレバレッジを利かせた米国チャレンジコースもいいかもしれません。
PayPayポイント
ゴールド以外はすべて米国株連動のため、どのコースを選んでもよさそうですが、チャレンジコースは3倍レバレッジの高リスクとなっているため注意が必要です。
全コースを選べば逆チャレンジコース以外のコースに順に振り分けてくれるようです。
逆チャレンジコースはその性格上短期運用になるため、おすすめできません。米国株が下がるだろうとわかっている場合のみに使うものです。
PayPayポイント運用は出し入れしたポイントが即座に反映されるので使いやすいのですが、一度に100ポイント以上追加する場合には手数料がかかってきます。「PayPay資産運用つみたて還元プログラム」などを利用していて100ポイント以上増える可能性がある場合、自動追加にしていると手数料が取られてしまうので手動にしたほうがいいかもしれません。
永久不滅ポイント
永久不滅ポイントは失効しないため、「失効しない」というメリットがありません。増えるかもというメリットで運用することになります。
コースがたくさんありますが、中身の詳細は不明です。資産形成の達人コースかアメリカ株コースがいいのではないかと思います。定年後はバランスコースへ。
dポイント
「ポイント投資」という名称がついていますが、実態はポイント運用なので取り上げました。
アクティブコースとバランスコースのほかに、テーマ投資ができるようです。
この内容であれば米国大型株をすすめたいところですが、THEO+ docomo利用者限定となっているため使えません。
それ以外であれば、アクティブコースを選べばいいのではないでしょうか? ゴールドも面白そうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?