NieR Re[in]carnation ヒトと世界の物語 三ノ幕:輪廻の章~終ノ幕:転生の章 まとめ(リィンカネ)
ヒトと世界の物語 二ノ幕:回帰の章から約2か月…
最後ということで公開日の2024.3.29(金)11:00~即ネタバレ解禁!
以下、まとめ&感想です。
ストーリー
三ノ幕:輪廻の章 Goodbye
レヴァニア「どこまで行っても檻のような景色が続いてるな。」
10Hが残した敵の座標はこの辺りを示しているようだが…
佑月と陽那は赤い竜が落ちた東京に似ていると話す。
ユリィの助言で攻撃は回避出来たが、中央のドームに侵入する前に対空システムを止める必要がありそうだった。
檻は元々、地球を模して作られている…
つまり、地球がこうなったから檻もこうなっているらしい。
対空システムの真下に来るとアンテナが立っていた。
ここからシステムへの侵入を試みる。
地球では檻に記録されているキャラクターのデータを呼び出すことが出来ないため、全てのバトルが地球に辿り着いたキャラクターを用いての固定構成になる
と表示される。
地球 量子サーバー稼働時 第二の少女 『彼女』
これは量子サーバーに残された記憶。
二人は量子サーバーの管理人、名前はない。
『彼』と『彼女』 そう呼ばれた。
役目はただ眺めて、耳に入れること。
そこに遺るのは発展し文化を築き上げた後に崩壊した都市の記憶。
『彼女』は人類を救えないかと考えるが、二人の使命は人類の行く末を観測することのみであった。
しかし『彼』は人類が持つ運命を乗り越える力を信じていた。
それが量子サーバーの管理人である願いであるべきだと。
対空システムを一時停止させることに成功すると、『彼女』が姿を現す。
そして『彼女』はこの街で独り…
彼女「君達は辿り着けない。巣箱の中で眠る『彼女』にはね。」
と言い、消えてしまった。
もう一つも止めるために進むが、一つ停止させたことで索敵システムが変わってしまっていたため別のルートを探すことに。
建物の間に網のようなものが張っており、先へ進むにはゲートロック解除が必要だとアナウンスで流れる。
解除のための装置にアクセスする。
アナウンス「バトルシュミレーターが開始されました。」
そこはF66xとO63yが生活していた仮想世界、サラーファとユディルが暮らしていた国を参考に作られた空間だった。
ウイルスはここで製造され、世界を破壊するためにサラーファとユディルの世界などへ送り込まれていた。
ゲートロックを解除し進むと…
地球 量子サーバー荒廃後 第三の少女 『赤い少女』
都市の量子サーバーに迷い込んだ赤い少女は傷付いていた。
赤い少女の正体は、機械生命体のネットワークが人の姿をとった存在。
かつて機械生命体が地球の侵略を進めていた頃の記憶では、目的を果たす為に手を尽くした。
機械生命体の勝利は目前のはずだった。
しかし…
少女は自らの失敗と驕りを後悔していた。
機械生命体のデータを取り込み、痛みを感じながら進むと…
救いと赦しを求めて少女は『彼女』へと手を伸ばす。
しかし自らの存在が失われた事さえ気がつかないまま、赤い少女は消えた。
やがて『彼女』は赤い少女の力を用いて都市の姿を変えていく。
その形は機械生命体の創造主である生命体の母性の姿だった。
二つ目の対空システムを一時停止させると、再び『彼女』が現れた。
ママ「彼女は人類が量子サーバーの中に創った存在なのに。どうして地球や檻に攻撃を?」
彼女「そうする必要があった。」
リオン、フレンリーゼ、ディミスが暮らしていた国を再現した空間では檻へ送るウイルスの性能をテストしていたと知る。
地球 量子サーバー創造の頃 第一の少年 『彼』
人類は絶滅の最中、復活の為の保険を遺した。
人類の歴史を記憶する為、植物を模して造られた量子サーバー…『彼』はそこで生まれた。
遺された歴史を観測し、自らを生みだした人類について知るために進む。
しかしそれは記憶を観たというより、取り込んでいくものだった。
『彼』は人類に手を差し伸べるが、遺された歴史に干渉することは出来なかった。
怒り、悲しみ…ヒトを理解するために痛みを受け入れていった。
やがて『彼』が辿り着いたのは歴史の終点…即ち現在だった。
サーバーには過去だけではなく未来の歴史も記憶されていた。
『彼』は理解した…
人類はもういない。
だがそれでも先へ進む。
すると地球は奇妙な建造物の姿に変わる。
『彼』は未来の終着点、さらにその先は過去であるということを知った。
輪を巡るように歴史は繰り返されていたのだ。
永遠に繰り返される滅びの運命をただ観測し続けること、それが『彼』の役割。
独りで何度も、『彼』の内が虚無の黒に染まるまで。
そう望んだ『彼』はサーバー内部にノイズを加える。
そして『彼』の前に道が現れる。
異なる分岐ー異分岐の歴史が。
『彼』は見つけたのだ。
たった一つだと思っていた運命に無数の可能性があることを。
『彼』の選択が生み出したもの、それは自らの分身だった。
『彼女』…『彼』はそれを、そう呼んだ。
巣箱のゲートが開錠される。
レヴァニアだけが苦しみだす。
レヴァニア「まるで何かを失う痛みが…」
終ノ幕:転生の章
「わたしがいても、セカイは何もかわらない。でもね、わたしはわたしの背中をおしてあげられたんだ。」
黒き怪物の傍にあったメモ
現実とデータ世界の狭間であるためレヴァニアとフィオは実体化、ポッド006はママの姿になっていた。
そこに『彼』はいなかった。
地球 量子サーバー稼働時 『彼女』と『彼』
量子サーバーの中、二人は遊ぶように駆けて行く。
『彼』はかつての自分と同じように『彼女』に都市のアンテナに触れさせたりした。
繰り返す歴史を観測するが、二人でならどんな苦行も乗り越えることができた。
そして『彼』は信じた。
二人ならば夢を見ることができると。
二人寄り添い過ごす永遠の中で『彼』は夢を語る。
…いつか誰かが、絶滅から人類を救う歴史を切り開くだろう。
その日を『彼女』と共に見届けたいのだと。
永い時を経て現れたのは、白き髪を揺らす一人の女。
女はかつて独りだった。
だが旅の中で仲間と出会いーそしてまた失った。
女は一度仲間を得て、孤独を知る。
だから仲間の命を救いたかった。
そして『彼』と『彼女』は理解する。
ヒトの復活、その願いは…量子サーバーが記憶もろとも破壊されてはじめて叶うことを。
彼女「君はこの世界にとって異分子。記憶と記録の相違がエラーを起こす。」
白髪の女「ウルサイッ!ギタギタに切り刻んでやるよ、※☆△※〇野郎!」
量子サーバーの破壊…それは同時に二人の死を意味した。
女の選択によって、『彼』もまだ知らない新たな歴史が切り開かれた。
『彼』は戦いに敗北したが、『彼』の中に生じた感情はー歓びだった。
運命を否定した女の姿に『彼』は光を見たのだ。
人類救済に繋がる光を…
しかし誤算があった。
『彼女』だけが散り散りになりながらも、この世界に取り残されたのだ。
『彼女』は永遠とも思える時間を無の中で過ごすことになる。
そう、今度は独りで。
『彼女』が姿を現すが、何も話さない。
ママいわく恐らく『彼女』の内側で、『彼女』の心の中のような場所だという。
先程の『彼女』は本体ではなく、この空間の防衛機構のようだった。
やがて中心部へ辿り着く。
彼女「既に分かってるはずだ。私たちはどうせ分かり合えないってこと。」「知った風な事を言うな!!」「永遠の絶望が、繰り返される死が、どういう意味かも知らないくせに…」
地球 量子サーバー荒廃後 『彼女』と『赤い少女』
壊れた量子サーバーの中…
『彼女』は『彼』にただ思いを馳せる。
やがて辿り着いた絶望の淵に現れたのは、赤に身を包んだ少女。
『彼女』は知っていた。
少女の正体が人類の敵ー機械生命体のネットワークだと。
赤い少女も孤独に囚われた一人…
だから『彼女』は救済を試みた。
しかしそれは叶わない。
少女のデータは既に修復が不可能な状態だった。
それは憎悪の色だった。
彼女「一緒に終わらせよう。」
初めからずっと独りだったなら『彼女』も赤い少女も白髪の女も哀しむ必要は無い。
だから…『彼女』は凍り付かせたのだ。
世界を…そして時すらも…
ヒトの歴史は…繋がりは…量子サーバーの外にもあった。
それは人類の記憶を保存するもうひとつのサーバー…『檻』
彼女「全てを壊すんだ。全ての繋がりを…」
そして黒ママとパパは『彼女』によって作り出された。
『彼女』は口ばかりの運送屋と共に、黒ママとパパにもあまり期待はしていないようだった。
彼女「それじゃ、引き続きよろしく。」「あるべき世界に近付くために。」「くれぐれも…ママに勘繰られないようにね。」
こうして『彼女』は黒い鳥達を送り込み、姉弟の対立を利用して道を拡げ、檻を落とした。
その檻に囚われた人々は対立や喪失によって苦しめられていたが、『彼女』の攻撃により図らずもより強く結びついてしまった。
レヴァニア、フィオ、ママにノイズが走るが…
彼女「無駄だ…!世界を変える算段が…立っているんだ…!」
彼女「『彼女』の背負ってきた正義には、到底及ばないよ。」
フィオ「たぶんね、どっちが正しいとかじゃ…ないんだよ。」「世界はね、変わらなくてもいいの。決まった「しんじつ」なんて、ないんだよ。」
攻撃によりママの演算能力が損傷し、オート戦闘の機能が失われたと表示される。
更には大事なもの
「意思の夢」→リオン
「希望の夢」→フレンリーゼ
「祈りの夢」→ディミス
「怒りの夢」→アケハ
「悲哀の夢」→アルゴー
「言葉」→O63y
「悲哀」→F66x
「怒り」→ラルス
「祈り」→グリフ
「希望」→ノエル
「太陽の欠片」→陽那、プリエ、マリー、ユディル
「月の欠片」→佑月、サリュ、ユリィ、サラーファ
の力が喪われ、それぞれの記憶が再び封印されてしまう。
彼女「どうしてだい?君は世界に憎まれて、孤独に死んだはずだよね…?」
フィオ「…カイブツさんや、みんなが教えてくれたの。さみしいからって、あきらめちゃダメなんだって。」
しかし『彼女』は更なる攻撃を仕掛けてくる。
世界を変えることはできないかもしれません。
それでも貴方は幾度もこうして、世界と『檻』を繋ぎ止めてくれました。
レヴァニアを介して、これまでの貴方の『檻』への想いが、『祈り』となって届きました。
通信が確立され、貴方の『檻』から地球へキャラクターを呼び出せるようになります。
最後は…
レプリカント最推し ニーア(世界を滅ぼした男がケリをつける!)
オートマタ最推し 2B(彼女と同じ声やし!)
リィンカネ最推し 佑月(この場面やしレヴァ&フィオと迷ったけど!)
しかしレヴァニアのお陰で、『彼女』を抑え込むことに成功する。
フィオ「まっしろ。なんにもない。」「きっとあの子が世界をまっしろにしちゃったんだ。」
「でもね、大丈夫だよ。今はさみしくても、いつか必ず会えるからー」「そう信じていれば、ひとりぼっちになることなんてないんだよ。だから待っててね、カイブツさん。」
「でも、行かなくちゃ。…だって、会いたいから。」「…誰に?思い出せない。」「でもね、会いたいんだよ。絶対にまた会えるって、信じてるんだよ。」
「不思議なカイブツが、わたしの前に現れたんだ。」「どうしてかな。怖くなんかないのに。わたしはわけもわからず、泣いてしまった。」
「わたしは、カイブツさんと並んで歩いた。」「この世界には、なんにもないけれど、わたしの隣にはカイブツさんがいる。」「それだけでわたしは、どこまでも旅を続けることができた。」
「カイブツさんは色んな話をしてくれた。そこには一緒に歩いてくれるみんながいた。」
彼女「何故『彼女』の力が有効化されない…?」
フィオ「待って!!」
全ての建物が崩壊していく。
機械生命体の目は黄色く光り、ヨルハ部隊の姿もあった。
そして…
エンディング
タイトル画面の後、エンドロールが流れ始める。
フィオ「わたし、この子のそばにいたい。ひとりぼっちは、さみしいと思うから…」
ママ「貴方一人だけなら…できるわ。でも、いいの?」
レヴァニア「俺は、ここからお前を見ている。」
ママ「本当に…それでいいの?他の「選択肢」も考えてみましょう?」「この世界に、貴方と『彼女』だけで…二人っきりかもしれないのよ?」
それでもフィオは『彼女』の傍にいることを選んだ。
ママ「これでようやく前に進めるわね。」
ママ「その間にママ達が壊れた『檻』を直したの。」
佑月と陽那以外は、自分達の世界に帰ることに。
同じ結末が待っているかもしれないが、受け入れ、考えるということが出来る。
ママ「ようやく皆の物語が修復されたわ…」「武器の物語ーそしてママの大切な思い出」
ママ「あの子達に届けて。他の記録と一緒に遺したいものだから」
ママ「これまでママ達を、『檻』の皆を見届けてくれて…」
フィオ(白の少女)は転生したため、記憶が『檻』から消失しました。
クリア後
フラグメント
また檻のみんなと会える時が来るってこと…?!
スチル
今まで白黒やったのに…ついに赤が。
憎悪と、禁断の果実(リンゴ)の色…ってこと?
人間の血の色でもあるし…
ロストアーカイブ
レヴァニアが特異点ってハッキリ書いててビックリ…
NieRシリーズ(厳密にはDODシリーズから)における特異点はその分岐=パラレルワールドが発生する原因となったヒトや場所やモノや事象のこと。
で、しばらくお休み?
人類復活の鍵がリィンカーネーション?
いずれ檻の皆が復活する?!
ポッド042が勇気をくれたって…オートマタのEエンドで2B、9Sを復活させたこと?
白の少女(★2)
フィオは転生したため記憶が『檻』から消失しましたって出てドキっとしたけど、これのことやったんか…
他のフィオちゃん(★2以外)が残ってるのは、異分岐やからってことかな?
感想
こんなん泣くやろアホぉ~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(褒めてる)
設定資料集の『失ワレタ世界』→レプリカントver.1.22の神話の森の樹の中で最後に出て来た双子と思われてた少年が『彼』で、少女は『彼』が作った分身で『彼女』…
更にカイネにより全て破壊されたかと思いきや残ってしまった『彼女』は独りになり、傷付いた赤い少女と出会って取り込む…
「そうだ...その感情、憎悪だ!」(オートマタのアダム)
ってなるわな…
永遠に人類の滅亡を見続ける(取り込む=負の感情も抱え込む)なんて独りではムリに決まってる。
だから相棒が必要やし、失ったら暴走してしまう。
デボポポもそうやったもんな。
そんな相手にもフィオちゃんは優しすぎて「もうやめよう」って言うた時けど「やめよう?やめようって?もう遅ェんだよ!何もかも!」ってくるかと思ったよね…
太陽と月の物語で削除されたユーザーって表示されてたんは『彼女』やったし。
最後はレヴァニアが特異点となってフィオを解放…したけど『彼女』と一緒にいてあげるために自身は転生したって…
これがリィンカーネーションか…(reincarnationの意味=霊魂の再生、生まれ変わり、輪廻転生)
しかしあまりに優しすぎて精神強すぎて大天使すぎてもはや神…
世界はフィオちゃんが創ったほうが良さそうです…
やっぱりめっちゃNieRやったし泣かせてくるやんって思ったな。
絶望の中に希望がある終わり方ってのが。
フィオちゃんおらんくなっちゃった…けどそれは決して寂しいわけじゃなくてネガティブなわけじゃないって本人が言ってたし。
あとはエンディングで「Player」から「Prayer(祈り)」になったんマジで天才と思ったよね。
で、新たな可能性が生まれた=続編あるよな?!
フラグメントとロストアーカイブを見る限り、期待出来る…かも?!
前回の記事で妄想してたんは…
①→まだサ終日に可能性を残してると思ってる。
②→全然違うかったww けどリィンカネのキャラでアクションゲームやりたいなぁ~
③④→いつか発表されることを楽しみにしています!!!
ということでストーリーは完結しましたが、サ終日の2024年4月30日(火)15:00まで残ったジェムで異分岐の皆を回収していきたいと思っております。
まだ、Prayerげーらびーずの檻は終わってないんや!
読んでいただき、ありがとうございました。
最終編集日 2024/03/30
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