週報#3 (2020/6/22〜28)

面白い文を書こうとして挫折するよりササッと書いて続けた方がいい。
という気持ちと、ある程度整えなきゃ読んでくれる人はもちろんのこと自分のためにもならないという気持ちがある。
両方で均衡が取れてる今が一番いい状態かもしれない。

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地獄に行って可愛い女の子とハーレムを作るヘルテイカーというゲーム、システムが倉庫番パズルという噂とめちゃ短いという噂を知ってプレイ、クリアしました。
パズルは手頃な量だけどなかなか難しかった。主人公が一面ごとに行動できる回数が決まっていて、地面から生えたり戻ったりするトゲに刺さるとマイナス一手になるギミックがあるんだけど、そのせいで解法的には正しいのにゴール手前でくたばるパターンが多かった。
キャラクターとの会話も最低限しかなくもっと見たくなる。ステージのヒント機能を使わなければ会話テキストの半分以上が見られないと思う。
BGMの四つ打ちが好きだった。会話でネクロダンサーの名前が出てきてかなり得心する。
無料でDLできるけど1000円払えば作者が書いたアートブックが読めるらしい(本編の隠し要素を集めてクリアすると無料のまま読めるらしい。隠し要素の存在だけを知った状態で再度クリアした時にはアートブックについて何も知らなかったので、どんなものかよくわからない)。
外国のゲームだけど有志の方が翻訳したパッチもあります。Twitterで作者が道満晴明の絵が好きだと言っててかなり得心する(二度目)。

積んでるゲームだいぶあって落ち着かないので精力的に何とか消化していきたい気持ちがある。

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以前ツイッターで見かけた対角線を意識してしまう話、あれほど細かくなかったけど自分も道を歩くとき気になってしまう性質があった(ある)。あのブログを見てから自分が今どれくらい対角線を意識してるか思い返したけど、かなり無意識なだけでどうも普段から避けて歩いてるっぽい。
この話をそのうち実際の写真を添えて別記事でしたいんだけど、そのためにまずカメラのぶっ壊れた携帯を変える必要がある。

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ボケクエスト4が終わった。3の時は確か大喜利プラスをやってはいたけどツイッターアカウントも作っていなかったから、ただ見ていたような気がする。
ボケクエの方は予選敗退だったけどてこもとさんをはじめ有志の方が敗者で競い合うザオリクエストという催しを開いてくれて、チーム3位を獲ることができた。
ボケクエの期間中からずーっとチーム内で推敲してた期間が終わると思うと少し穴が空いたような感覚を覚える。すごくいい経験になったし、かなり楽しかったです。改めてみなさんありがとうございました。

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カノコ殺しという詩がもう一度読みたくなって探したら作者による朗読が聴けるドイツのサイトを見つけた。
中絶に関する内容なので苦手な人はスルーしてください。

https://www.lyrikline.org/en/poems/5653

ショッキングな表現が続くけど、妊娠をした人が妊娠や子供を自分とは違うもの、外からやってきたものと捉えたことで生まれた表現があって、そうやって見つめ直すと妊娠→子育てってかなりきびしくグロテスクな現実が降りかかるイベントなんだなと思い直す。その辛さや理不尽さに耐えるために、めでたいことであるという社会通念で覆い隠しているのかもしれない。
救いになったというか知って良かったと感じた話なんだけど、カノコというのは作者の娘の実際の名前で、中絶されることなく大人になったそう。下記リンクでほんの少しだけ触れられている。
なんて悪趣味な詩だ、分かり合えない価値観だ、と思う場合は中和のつもりで一度目を通して欲しい。

https://www.fukuinkan.co.jp/mail_magazine/sample_vol139.html

なんか詩って普段使わないチャネルが開く感覚があるな、やっぱりいいな、そういえば詩集を一回だけ買ったな、いやあれは短歌の本だった、結局読んでないな、小説だってたまに興味こそ出て買いはすれど放置しっぱなしだな。この先読むことあるのかな。

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pc置いてたローデスクを椅子に座る高さのものにした。
そのほかテーブルクロス代わりのビニールマットを買ったり靴買ったり風呂の蓋、棚、冷たいタオルケット、枕、時計など細かい出費がとても多くて気が緩んでいる。
部屋の機能改善やインテリアなんか今まで考えたことないけど、新しいものが増えると楽しい。どうぶつの森はこういうことをゲームに落とし込んでいたのかと気付く。

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66の父がwebカメラを使ってみたいと言うので実家へ帰った。
自分も使ったことないけど家電量販店に寄ってエントリーモデルのようなものを買ってから実家に着き、昼ごはんを食べにガラガラのファミレスに入り、いろいろなことを話した。

実家に家族三人で暮らしていた時には父親が嫌いだったんだけど、今はそんなことなくなってかなり大事に思うようになっている。今振り返れば、昔の自分も父も家族に対して誠実ではなくあぐらをかいていた一面があった。だけどおととし母が病気で亡くなって家族がふたりだけになったことが、態度が変わったきっかけとしてかなり大きいように思う。
何年か前に父が珍しく俺の観に行くライブを観てみたいと言い出したことがある。どういう風の吹き回しだと思ったけど何のことはない、その帰りに父がよく行く飲み屋に付き合わされ、父と息子の会話みたいな方向に水を向けられた。
家での父の酔い方はおよそ好きではなかったので当時から心を開いてはいなかったし、その時も絶対に何も話さんコノヤロウと思って終始俯いていた。

それがうってかわって先日のファミレスでは、二人でビールを飲みながら互いのごくパーソナルな話なんかも沢山した。親と飲むなんて昔は考えられなかったけど、ごく自然にそうなった。66歳の父は時勢のせいで仕事の機会が一時期ぐんと減り、三日間外に出ない中で夜中に一人いてもたってもいられないほど寂しくなったらしい。自分も父には穏やかに健やかに過ごして欲しい。
家族を失い、自分が結婚のために家を離れ、初めて父のことを大事に思えるようになった。入院中の母をようやく本当に大事に思って行動できるようになったのが亡くなる1週間前だったので、その後悔がそうさせているのかもしれない。何にせよ遅いけど遅すぎることはない。

カメラはきちんとセッティングできた。父はバス停まで見送りに来てくれた。着いた時には既にバスが行こうとしていたので、走って乗り込んだ後に父に手を振ると向こうも振り返してくれた。
母が亡くなって半年過ぎたあたりに、山の中のバス停で母と待ち、自分だけが乗り込んで母に手を振る夢を見たことを思い出した。
父には一月に一度のペースで会いに帰ろうと思っている。二年後あたりに孫の顔を見せたい話もした。

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