第3回咲-Saki-オープンに参加してきました ~ 事前対策編 ~
前回の記事はこちら
4. 事前対策
前回の記事で、第3回咲-Saki-オープンの個人目標を「決勝進出」(全参加者中、上位6名以内!)と定めた、ことを書きました。
この目標設定の理由は、第2回参加時の準決勝敗退の記憶が色濃く残っており、何としても決勝までこのイベントを楽しみ尽くしたい!と思っていたことが大きかったです。
さて、では決勝を目指すため、何をしなければいけないでしょうか。
私は第1回,第2回のクイズ内容&参加者のレベルの高さを直に見て、今回、決勝を目指すのであれば、相応の専用対策は必須と考えていました。
ただ、そもそも、クイズ大会に対策っているの...?と疑問を覚える人も居るかと思います。
それはそれでもっともな事で、この咲-Saki-オープンにおいても、主催者さんが心を尽くされ、クイズ未経験の人や咲-Saki-を一度アニメで見たことがあるくらいの人にも、十分に楽しめる配慮がなされていると感じています。(過去3回すべて)
予選ラウンドを中心に、十分に正解を出せるレベルの問題や、早押しを押せなくても、勝ち抜けチャンスのあるクイズ形式も複数ありました。
ただ逆に言うと、準決勝~決勝にコマを進めてくる参加者のレベルは非常に高く、くどいですが、相応の準備をしなければ、早押しボタンを誰よりも早く押して正解を出していくのは難しくなっていきます。
見ているだけでも楽しいクイズではありますが、せっかく参加するからには、やっぱり上を目指したいものですしね。
(画像出典:『咲-Saki-』1巻より)
では、実際に私が今回行った対策を書いていきます。
事前対策と一口に言っても、その方法は色々あると思いますが、私は大きく下記3つに分けて行っていきました。
1 まずは一通り、各作品を楽しみ直す。
2 自作の人物一覧を作る。
3 徹底的に作問する。
実は、第2回参加時も、ほぼ同様の対策方針で臨んでいました。一定の手ごたえはあったのですが、如何せん、予選が進むにつれ、密度の足りなさを痛感し、準決勝敗退という結果になってしまいました。
ただ、対策の方向性は間違っていなかったという(謎の...)自信はあり、、
今回は、第2回の対策方針はそのままに、その密度を上げしっかりと時間をとって準備することを心掛けました。
4-1 まずは一通り、各作品を楽しみ直す
(え、長々と前置きしておきながら、これは何?と思われたかもしれませんが、一応理由はあります。怒らないでください...。)
咲-Saki-のカルトクイズに参加する以上、必定、私も咲-Saki-という作品が人並み以上に好きですが、最初からガッツリとクイズ対策と銘打って作品にあたると、途中でモチベーションが続かないかなという懸念がありました。(さながら学生時代の試験勉強のように...これは違いますかね...)
ので、まずはクイズ対策なしに、咲-Saki-の各原作・スピンオフを一通り読み返し、アニメや実写版を日々の合間合間に見ていくことをしました。
最悪、仕事や他プライベートが急に忙しくなり、次段階の対策ができなくなるようなことがあっても、何はなくともこの期間、咲-Saki-という作品の良さをじっくり振り返れた、それだけでも十分価値があるじゃないか、終わった後に、そういう心持ちを作るためでもありました。
実際には、次項の4-2,4-3との効率の兼ね合いで、ある程度ジャンルごとに進めました。例えば、咲原作を一通り読み返したら、咲原作について、4-2,4-3をやり、それが終わったら、シノハユを一通り読み返して以下略、次は咲日和を以下略、という感じです。
楽しかったですね。やっぱり。シンプルに。本当にこの作品が好きだなあと改めて思いました。
4-2 自作の人物一覧を作る
一覧のイメージとしては、下記の小林立先生の公式ブログ「dreamscape」の、咲の登場人物の一覧を、自分なりに追記した表のようなものです。
声優名(アニメ出演キャラ),役者名(実写出演キャラ) ,印象的なエピソード等を付記することを重視しました。
(代わりに、誕生日や身長は、労力との兼ね合いで、必要最小限の記載になりました...)
作成の意図としては、キャラのディテールをできるだけ立体的に覚えて、どんな読まれ出しで問題が出ても対応できるような状態を目指しました。
成果物は↓画像のような感じです。
これが、表裏で2枚分(A3で4枚)くらいになりました。
改めて、咲-Saki-シリーズは登場人物が多いだけでなく、本当に一人一人詳細に設定されていて、驚かされますね。。
4-3 徹底的に作問する
いよいよクイズ大会の対策といえば王道でしょうか、作問のターンです。(といいつつ、私、高校のクイズ研究会を卒業以来、咲オープン以外のクイズ殆どできてていませんが......汗)
これはまず、どんな感じか、成果物の一部をどうぞ。
(もしかしたら、これらのクイズを実際に解きたい人も居るかもしれないので欠けさせましたが、実際には問題の右部に解答と出展を記載)
このフェーズになると、(自分の日本語力の貧困さと格闘しつつ...) ひたすら問題を作っていったわけですが、あえて重視した部分を挙げるなら、これまでの第1回,第2回での出題傾向から、この運営さんなら、こういう問題を出したいんじゃないか?このシーンから問題にしてくるんじゃないか?という読みを働かせたことです。
第1回,第2回の公式記録集も手元にありましたので、大いに参考にさせていただきました。「セリフクイズ。」とか「ニュアンスが合えば正解です。」とかの入りで作問されている問題があるのは、(上記画像の16問目に見切れていますが、) 竹井久が染谷まこの前でお箸でナポリタンを食べる理由と同じく、エビデンスベースドでした。
(画像出典:『染谷まこの雀荘メシ』1巻より)
せこせこ1か月くらい作問を続け、実際の作問数は、最終的に250問でした。
問題数を増やそうと思えば、例えば先ほどの人物一覧から入りを変えるなどしてもっと作ることは可能でしたが、そこは一覧で覚えて、現場で対応しよう......などと一見それっぽい言い訳しつつ妥協していったことも多々......。
前回優勝者の方は、最終的に第2回時に400問作問されていた、と聞いていたので、うーんという気持ちもありましたが、私なりに精一杯(by津山睦月)はやれたかな、というところで、これで本番を迎えることにしました。
(画像出典:『咲-Saki-』2巻より)
さて、これらの対策がハマるのかハマらないのか、結末や如何に...というところで、今回の記事はここまでです......m(- -;)m
ようやく、次記事から『第3回咲-Saki-オープン』本番のレポに入っていきたいと思います。遅筆ですみませんが、お付き合いいただける方は、気長にお待ちいただれば幸いです。。
(見出し画像出展: 第1回咲-Saki-オープン公式記録集表紙 ©清澄高校クイズ部 様)
次の記事はこちら!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?