【あつ森】クマロスとの愛の日々 第二話 裏切りのクマロス
~前回までのお話~ すっかりクマロスにお熱なたいやんの運命やいかに・・・
カレったら、またまたわたしにふくをプレゼントしてくれたの。
コメディアンなふくに続いて、マリアッチのいしょうですって。
いったいわたしに何を求めているの・・・
ゴージャスな女がすきなのかしら?
クマロスにいっぱいプレゼントしてもらったし、わたしも何かお返ししたいな・・・
服をもらったんだから、やっぱりふくをお返ししなきゃだよね。
れいぞうこを開けて、手持ちの服をいろいろ引っ張り出してみたわ。
そこでみつけたふく。
スチームパンクなふく、同じ色のものがふたつあった。
・・・ お・そ・ろ?
カレの気品あふれるたたずまいにマッチしていて、ミステリアスな一面をひきだしてくれそうなこの衣装。
ぜったい似合う! きめた、これをプレゼントしよう。
何も着ていない自分を見せるつもりなんていいながら わたしがプレゼントしたスチームパンクなふくを着てくれてるの。 かわいいとこあるよね。
あれっ、最近カレったらわたしがあげたスチームパンクなふく着てくれてない。
どうしたのかな・・・
あわててお部屋に行ってみたら、壁に飾ってあったわ。
・・・ あれ?何あのだっさい肉じゅばん。
どうしてあんなのと私のプレゼントが並んでるの?
まぁ飾ってくれているんならお気に入りってことだよね。
となりのマッスルスーツは気に入らないけど。
後で分かったんだけど、島民HETAMAX(男)がふざけてあげたんだって。
まぁ男同士、そういうノリってあるのかもね。 男って筋肉大好きだもんね。
最近わたしのプレゼント着てくれてない。
毎日マッスルスーツ着てる。 ・・・・どうして?
にせものの筋肉を着たってほんとうの筋肉は得られないのよ? ねぇ、はやく気づいて。
そんなむなしいことはやめて!
ま、まぁ島民同士仲良しなのはいいことよね・・・うん。
こいつわたしが不機嫌だってコト全然気づいてない。
もしかしてカレってプレイボーイなのかしら・・・?
ううん、考えすぎよ。
・・・・ ・・・・ そんなある日、久々わたしのプレゼントした服を着てくれていたの。
胸がきゅぅぅんとなって、駆け寄ろうとした時だったわ・・・
島民であるHETAMAX(男)を誘っていたのッ!
う・そ・・・
しかもカレ、男のとなりなんて座りたくないっていやがるHETAMAXを何度も誘っていたの!!!
わたしを誘ってくれればすぐにでも飛んでいくっていうのに!
そんな現場を目撃してしまったら・・・
わたしむなしく家に戻るしかなかった・・・
それからHETAMAXから衝撃新事実を告げられたわ。
なんとクマロスからスチームパンクなふくをプレゼントされたっていうじゃないの!
HETAMAXは男の使用済みの服なんていらねーって笑ってた。
でも私には笑い事じゃなかった・・・
そのふくってもしかして・・・?
う・・・・そ・・・・・
マッスルスーツの横に飾ってあったわたしがプレゼントしたスチームパンクなふくが・・・ なくなってる きれいさっぱり。
お部屋をすみからすみまで探し回ったけど・・・・なかった。
やっぱりHETAMAXにあげた服ってわたしがあげたプレゼントだったんだ。
真実を解き明かしたいと何度も何度も話しかけたら・・・
冷たくあしらわれちゃった・・・ ひどいよね?人のプレゼント横流しとか。 そんなの人間のやることじゃない・・・ え、熊だから?
それでもあきらめきれないわたしはカレの部屋に通ったわ・・・
そうしたら男がいたの。
わたしふとんに転がって、さぁ、おいでなさいってアピールしてやったの。 でもカレったら・・・無反応。 私のあとにはついてこないのに、チョモランの後ろばっかり高速でついていってて。 もうわたしのことなんてどうでもいいのね・・・
散々甘いこと言ってたぶらかして・・・ポイ捨て。
ぜ っ た い に ゆ る せ な い。
調子いいのね。私の気持ちも知らないで。
ふふっ・・・よく似合ってるわ、かいがらのドレス。 まるでマーメイドね。 人魚姫の話を知っているかしら? あわとなり、海へ帰るといいわ・・・!
うふふふふふふふふふふふふふふうふふふ
あはははははははっははははっはは
もうすぐよ・・・ あなたが悪いんだから。
え、続くの??
うらばなし スクショ再構築してストーリー作ってるので日付は気にしないで! でもあげた服息子にプレゼントされたのはまじ。
ここでクマロスに殺意がわきました。
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