つまずく、とは、迷っている状態
前回の続きです。
目隠し鬼をしている状態が、私たちだという話を思い出してみましょう。
ガイドたちが声かけしてくれているにも拘わらず、つまづいてしまうのはなぜか?
つまずくというのは、立ち止まってしまうこと。
つまり、どちらへ行けばいいのかわからなくなる、迷ってしまっている状態であるといえます。
まず、第一の大きな原因がこれです。
目隠ししている状態では、私たちを呼んでいるのが、ガイドの声なのか、それとも他の何かの声なのか、判断がつかないことがよくあります。
ガイドの声、つまり自分の本当の心からの声なのかどうか、判断がつかないのです。
昨今、マインドフルネスなどの普及も進みましたし、瞑想を試みてみられた方も多いのではないでしょうか?
心を無にしてみようと思えば思うほど、様々な思考が無限とも思えるほどにわきあがってくる、そんな経験をされた方もいらっしゃるでしょう。
そんな、無数の思考の中を、私たちは目隠しで歩いているようなものなのです。
試験があるから勉強しなければいけないとわかっていても、そんなときに限って別の事ばかり気にかかるのと似ていますね。
そう、これが第二の原因です。
本当は、成すべき事が分かっているのに、ついそれを無視してしまう。
私たちは、様々な理由から、自分の心の奥底にある意志に反する行いをしたり、意志そのものを無視したりする事があります。
勉強しないといけないとわかっているのに、
「新しいゲームの攻略法を閃いた!」
と、ゲーム機を起動してしまう。
「まだ中間だもん。期末に挽回すればいいじゃん」
などと別にしなくてもいい言い訳を自分にしてしまう。
ひとつひとつは些細な事ですが、こういう事を繰り返していると、本当の自分、潜在意識との繋がりが細くなっていき、自分を見失ってしまうことになります。
だから迷う。
けれどガイドたちは、私たちの潜在意識と直結しているので、迷いません。進むべき方向を見失わないからです。
ただ、彼らは直接手を引いてはくれません。
目隠し鬼のように、呼びかけるのです。
その声は、さまざまな形で現れます。
「サイン」です。
日本語だとどの言葉が適切なんだろうか、と私のガイドに聞いてみたところ、「知らせ」だと教えてくれました。
彼らは色々な形で知らせてくれます。
迷うか迷わないかは、この、知らせに気付けるかどうかでだいぶ違います。
気付ける人、というのは、彼らガイドとより強く結ばれている状態です。
それは、自分を見失っていない状態でもあります。
考えてみれば当たり前の事ですね。
私たちとガイドは、潜在意識を通じて繋がっているのですから。
でも、もうすでに迷ってるんだけどどうしたらいいの、と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そんなときはどうしたらいいのか?
見失っている自分を、見つけるしかありません。
自分自身と向き合う事が、一番の近道です。
自分を見失っている人にとっては、それこそ一番通りたくない茨の道にように思えるかもしれませんが、大丈夫です。
あなたにもガイドがついていてくれるのです。
「私が本当に望んでいることはなんだろう」
そう自分の心に問いかけた瞬間から、潜在意識との繋がりは輝きを増し、強く太くなり始め、ガイドたちは力を取り戻す事ができるのです。
そして、改めて、彼らの知らせを受け取ってみましょう。
今回はだいぶ長い文章になってしまいましたね。
どうもお疲れさまでした。
読んでくれてありがとうございます。
次は、知らせについて、記述していこうと思います。