強運が華麗にリカバーする
私は強運の持ち主です。
同時に、かなりやらかすタイプの人間でもあります。
私の強運は、主に、やらかしそうになったときの回避に使われます…(^_^;)
私の住んでいる市町村では、年齢によって、特定の疾病に対する検診の助成が受けられます。
ただ、助成を受けるには、決まった時期に、決まった病院で受けなければなりません。
そのため、なるべく早く申し込んでおかないと、予約自体が取れないこともあり得るわけです。
はい、私は出遅れました。
というか、予約を取るまで、早く申し込まないと予約が取れないという事すら知りませんでしたよ。(ハガキにはちゃんと注意事項として書かれていますよ!しっかりして私!)
「助成が受けられます!」
というお知らせはがきが来てからはや数カ月。
思い立ったらいつでも電話できるように、ずっとバッグの中にしのばせていました。
常に忘れないようにですね。
忘れていたわけじゃないんですけど、後回しになっていました。
いい加減予約電話しなきゃーと思ってからさらに数週間。
それがある日、朝起きた途端に、
「今日朝一で電話しよう」
と、強い決意がわき上がったのです。
電話できる時間も決まってますので、その開始時間を確認してから、子供達の登校登園の準備をし、娘を幼稚園のバスに乗せて送り出すと、受付開始時間から少し経ったくらい。
そしてさっそく電話すると、受付の方が非常に親切に、
「今月の予約どころか、来月の予約もすべて終わっています。来月一日から11月分の予約ができるようになりますけど、場合によっては、必ず予約できるという確約は出来ないことをご了承ください」
とのこと。
このときまで、予約取るのがそんなに大変だと知らなかった私。
まあしょうがない。
なんとも思わない私。
(それはつまり、早く電話しなかったことの反省もゼロということ(^^;)笑)
「そうですか。わかりました──」
それじゃあ10月に改めて電話しますね、と言おうと思ったのに、続きを言わせてくれない受付の方。
圧というか、強い意志のようなものを感じましたね。
たぶん、受付の方の瞳はキラキラ輝いていたと思う。
「ですけどね! 本日のこの時間でよければ、一件キャンセルがありまして、受けることができます!」
おおおぉ~ そうきたかぁ
と、思いました。
最短でも11月かぁと思っていた所に、まさかの当日検診。
これはラッキーでしたね。
私の妄想的ストーリーで言えば、こういうパターンは、
「幸運にもこの時受診できたおかげで早期発見する事ができた。結果、ゲームちゃんは命拾いする事になるのだが、この時の彼女はまだそれを知らない……」
みたいな感じじゃないかなーと。
病気であってもなくても、死なないパターンじゃないかなーと思ってるんですが、どうなんでしょうね?
私はすごくラッキーなんですよ。
私は自覚してますけど、もしかしたら、自覚のない強運の持ち主もたくさんいるかもしれないですね。
辛くって、過去なんて振り返りたくないわ! みたいに思っていても、もしかして改めて振り返ってみると、
「あら? もしかして、私も強運の持ち主だったのかも…?」
なんてことがあるかも?