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知らせの伝わり方

 今回は、知らせの伝わり方についてお伝えしますね 。

 夫が見たという健康番組を題材にして、ひとつたとえ話をしてみたいと思います。

 ゲストのアイドルが目当てでこの番組を見た女の子がいたとします。
 番組の内容も、ガンって怖いな、くらいの感想で他人事に過ぎず、すぐに忘れてしまいました。
 一ヶ月後、両親と三人で外食しようという話になったときに父親が、最近胃もたれするから、さっぱりしたものにしようと言い出します。
 ここで、女の子は一ヶ月前に番組を見て感じた、「ガンって怖いな」という不安を思い出しました。
 女の子は不安を払拭するために、父親に、健康診断は受けているのか? まさかガンじゃないだろうか? としきりに訊ねます。
 その娘の様子に、何か感じるものがあり、不安がる娘を安心させるためにと父親が検査を受けることにした結果、なんらかの病気が見つかったとしたら?

 この場合、父親は、最終的には娘を通じて、自分のガイドからの「知らせ」をきちんと受け取ったことになります。

 さて、この一連の流れのなかで、ガイドはどのタイミングでサインを送ってくれたのか、わかりますか?

 まず、女の子が番組を見ることで、漠然と病気に対する不安感を持ちました。
 いわゆる「伏線」ですね。文章にすると起点になりますが、現実ではあまりにも何気ないため、その時にサインだと気付くことはほとんどありません。

 次に、父親が外食の際に、「最近胃もたれするから」と口にしました。
 本人としては何気ない一言でしょうが、父親の潜在意識が言わせたものです。
 これは女の子にとっては、病気に対する不安を呼び起こすというきっかけになりました。つまり、女の子に対する「知らせ」です。

 そして、女の子が「まさかガンじゃないだろうか?」と父親に尋ねたことは、とても直接的な、父親に対する「知らせ」です。
 父親もまた何か心にひっかかるものがあることに気付くことができたのです。

 こうして並べていくと、「父親の病気を発見する」というミッションを達成するために、女の子と父親のお互いの潜在意識とガイドが連携していることがよくわかりませんか?

 実は、繋がっているんですよ。
 私たちは、他者と、ガイドや潜在意識を通じて繋がっているんです。

 これが、私が自分のガイドについて、単純に自分の「潜在意識の顕れ」だと言い切れない理由のひとつなのです。

 ちょっと怪しくなってきましたよね(笑)

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