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職業ライターが仕事で使っているベーシック・エゴサ講座
文章を書いていて、感想をもらえることは嬉しい。
これは人によると思うけど、私の場合は明らかにヤバい感想(ヤバいの定義は人それぞれ)でなければ良くても悪くても嬉しいし、次に書く際の糧になる。
でも、直接感想もらえることは少ないから……SNSなどで自分に関して検索して調べる”エゴサーチ”を利用し、感想を探すことになる。
え、そんなにしてまで感想が欲しいかって?欲しい人はいるよ、私とか。
まあ、そんな人は珍しいと思っていたのだけど、ゲームキャスト主催のゲーム感想文・紹介文コンテストを通じて、「エゴサするテクニック」が欲しい人が思ったよりも多くて、やり方も知らないことがあることを分かったので、やり方をここに書いておく。
業界的にはとてもベーシック(編集や企業Twitter担当は最低でもこれぐらい使っているみたい)なテクニックだけど、役には立つはず。
Twitterを名前で検索しよう!
まず、基本編としてTwitterを筆者の名前やサイト名で検索しよう。記事を投稿して時間がたっていなければ、意外に筆者の名前+感想でつぶやかれていることがある。
あと、自分の名前やサイト名の略称も同時に検索だ。
ちなみに、ゲームキャストの場合は、ゲーム・キャストとか色々とエゴサーチ避けされていることもあるんだけど、なぜか検索にかかったりする。
私はやらないが、上級者は「ゲ/ム/キ/ャ/ス」みたいな変な文字列も検索しているという。エゴサーチを避けたい人は関連しそうな単語、その変形ワードは絶対に出さない方がいい(私の場合は知っているけど、そういう人の感想はたまにかかっても無視している)。
自分の名前はユニークな方がいい
いきなりだけども、まだ文章を書き始めていない、ペンネームなどが定まっていないあなたに言っておきたいことがある。
もし、エゴサしたいなら一般名詞とか、どこにでもありそうな名前の組み合わせは避けた方がいい。
どこにでもありそうな名前を付けると、他の商品・ゲーム名などにその名前を冠されたりする。すると、エゴサしてもその商品やゲームの感想ばかり引っかかってきて、エゴサできなくなってしまうのだ。
自分の知っているところだと、麒麟たろうさんというイラストレーターがいらっしゃるのだけど、どこにでもある名前なのか「麒麟たろうゲーム」というシリーズ作品ができていて、RTA動画まで作られる羽目になり、エゴサが難しくなっていたみたい。
動画のタイトル画像に「故ukyo_rstが制作」とあるので、今さらゲーム名を変えてもらえなさそうだし、大変だ。
違う例だと、ゲーム名で「ファンタジー・ドラゴン」みたいなそれっぽい名前にしてしまって、〇〇ドラゴンという感じの他の有名ゲームとか、ファンタジー小説とかが引っかかってエゴサできなくなることも結構ある。
URLで検索しよう
次は記事のURLで検索しよう。そうすると、名前で出てこないツイートも引っかかる。
あと、独自ドメインでサイトをやっているときはドメイン名(たとえば、私ならgamecast-blog.comみたいな)だけで検索をかけるのも有効。エゴサ上級者を目指すなら独自ドメインだ。
リツイート直後のツイートを表示するやつを使おう
このサイトを見ると、自分のツイートがRTされた直後に、RTした人がどのようなつぶやきをしているのか確認できます。関係ないことツイートしていることも多いけど、ときどき感想もあるので感想を見つけられたらウハウハ。
しかもこのサイトでは、他人のツイートにかんしても検索可能。例えば、自分の作品に関して他人がツイートしてそれがバズったとき……このサイトの上の方にあるウィンドウに、そのツイートのURLを入れて検索すれば……。
ゲームキャスト主催:好きなゲームの紹介文・感想文を書くコンテスト応募作品一覧の応募作品を最新に更新しました。
— 寺島壽久/ゲームキャストの中の人 (@gamecast_blog) March 1, 2020
アークナイツからサスケvsコマンダーまで、もりだくさん。昨日、締め切り告知をし損ねたため、本日3月1日まで受け付けております。 #ゲーム感想文https://t.co/gk2dXlKVOU
これに対して。
こんな感じで見つかる。
以上、ベーシックなエゴサ編。
エゴサはほどほどに
ここまで書いておいてなんだけど、エゴサは毒にも薬にもなる。
感想をみて喜ぶこともできるし、間違いを指摘していることに気づいて直すこともできる。これは素晴らしい。
ところが、ネットには対面では決して言えないような内容をつぶやく人がいる。公開設定のSNSでそういったことを言うのは、本人に言っているも同然(エゴサしなくてもいつか届くもんだしね)で、それを言ってしまう人は気にするに値しない。
また、知識の前提や、切り口が違いすぎて話にならない人もいる。「〇〇はチュートリアルが過去作や同ジャンル作品よりも雑(事実)」→「開発会社様は深く考えているからそんなことない、俺はできた(俺はOKだから問題ない理論)」みたいな、理解し合うには長期の話が必要で話し合うのは(労力を考えると)無駄という人もいる。
だけど、人間は単純じゃないし、言われたら傷つく。気にしないことはできる人と、できない人がいる。
だから、自分が気に病むようなタイプだと思ったらエゴサは控えた方がいい。良いことも悪いことも飲み込めるなら、やる気の原動力にもなるのでどうぞ。
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