吹けたら楽しい?好きを仕事にしてて羨ましい?
お疲れ様です。麦ソーダです。
自分の生徒さんやライブ、コンサートにいらしたお客さんによく言われる事があります。
・あんなに吹けたら楽しいでしょう
・好きな事を仕事にしてて羨ましい
言われますよね。音楽関係の方なら生きてるうちに99%(しかも数回)言われます。
いつもは
「いやーまだまだです、今後も頑張ります」
「そうですね、本当に仕事させてもらえてありがたい事です」
という感じで答えますが、この2強のコメントに今回は真面目に返してみようと思います。
まず1個目の
「あんなに吹けたら楽しいでしょう」
これはどこか教室に通われていたり学生の頃吹奏楽やジャズ研やビックバンドをやっていた等、経験者の方々に言われる事が多いです。
お答えしますと、吹けている事が楽しいのではありません。終わった後はあそこはあーすりゃ良かった!ここはこーすりゃよかった!仕込んでたアドリブフレーズ全然はめられなくて滑った!とかそんなことばかり考えてます。
それでも日々の練習を重ね、出来なかった事が出来るようになった時にやっと「楽しい」が出て来ます。同時に次の「悔しい」が出ます。無限ループです。
2個目です
「好きな事を仕事にしてて羨ましい」
ええ、分かりますよ。まあ好きな事で仕事をしてるのは事実ですし。見える人には気楽に見えるのでしょう。
ただそれなりに苦労はあります。そりゃそうです。仕事ですから。
より良い演奏を目指して休みの日だって練習します。昨日良かったと言ってもらえた内容や奏法が次の日別現場でダメだと言われることもあります。音楽に正解はありません。なのに不正解は沢山あります。
ていうか音楽とか関係なく大事な会議の前は事前に家で資料整えたり、仕事内容の効率上げるために勉強したりしません?仕事帰りに反省したり次に活かしたりしません?仕事終わりの酒美味しい時も美味しくない時もありません?
いっしょ!音楽も一緒!
我々からしたらボーナスがあったり有給があったりローンが組み易かったりする方々がよっぽど羨ましいです笑
それでも唯一これだけは羨ましいだろと胸を張って言える事があります。それは「通勤電車にあまり縁がない事」私はそれだけですね笑
最近はリモートワークのところも増えて、それすらも自慢できなくなって来ましたが…
というわけで、お答えしてみました。完全に私の個人的見解です。
皆さまのご意見も宜しければ是非教えてください。
それでは。