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自分のこれまでのお話

生まれてから今までを振り返って、自分は恵まれていると感じています。もちろん悩みが無いやけでも、辛いことが無かったわけでもないです。それでも、今まで出会った人や、かかわってきた人はみんなすごくいい人でした。

保育園、小学校、中学校の自分を振り返ると、すごく普通の特に語ることもない生活を送ってました。トラブルやいじめなどもなく毎日楽しく学校に行き、楽しい日々を過ごしていたと思います。

ただ、当時一つだけ自分にとって大きな出来事がありました。

それは、母親がガンにより亡くなったことです。いつから闘病し始めたかはっきりとは覚えていませんが、少なくとも自分が小学校の5年生の時には通院や入院を繰り返していたのを覚えています。

母親が他界したのは、自分が中学一年生の2月でした。その時母親は入院中で、もうすでにがんの進行はかなり進んでいました。しかし前日にも病院に会いに行った時も普通に会話をし、普通に笑っていました。今でもはっきり覚えています。夜中の3時前くらいにお父さんの携帯電話がなり、自分も起きました。その時なぜか自分はまだ誰からの電話かもわかってないのに、病院からだと確信し、今から病院に向かうんだということを確信していました。自宅から病院までは1時間強ぐらいの距離で、その日は大雪で道路状態も最悪でした。正直もう生きているお母さんには会えないって思ってました。

病院につくとお母さんの元まで案内されて、そこにはもうほとんど意識のないしゃべることもできないお母さんの姿がありました。家族のみんなは「ありがとう」「お疲れ様」といった言葉をお母さんにかけていましたが、自分はなかなか声をかけることができませんでした。しかし最後に「お母さん、大好きだよ」って声をかけると、お母さんの目から涙が流れました。その時の様子は一生忘れないと思います。

僕たちが病院についてからどのくらいたったのかわかりませんが、30分くらい後にお母さんは息を引き取りました。お母さんは最後まで自分たちを待っててくれたんだと思います。

この出来事が自分にとって一番大きな出来事だと思います。

そのあとは、普通に学校生活なども送り、高校、大学に進学しました。

そして大学2年生の春、体調を崩して食事ができなくなり、消化器内科に通院を始めました。

結局4か月ほど通院しましたが、胃カメラ、CT、MRIなどの検査を行いましたが、原因特定も症状が治ることなく、通院をやめました。

それから少しして、大学に行くことが急にできなくなりました。特に大学で問題があったとかはないのですが、大学に行くことが怖くなり、最終的には家から出すのも怖くなりずっと部屋に閉じこもるようになりました。

そして今年から大学を休学して、今は精神科に通い治療をしています。

これが自分の人生です。暗い話が多くなってしまいましたが、本当に自分の人生の9割は楽しい思い出でいっぱいです。というか普通に生きてこれました。

今後は日記のような感じで、いろんなことを書いていけたらなと思ってます。

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