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「言えば伝わるのに」と3回思った

とあるバスの中での出来事


お子さんを連れたお父さんが、バスに乗ってまいりました。

そしてバスの運賃を払おうと取り出したのは1000円札。

入れます

そしておつりが出てきます。

ここで問題発生

おつりが出てきたお父さんは何やら困った様子。今いれた1000円で、自分の分と子どもの分の運賃両方を払えたか、わかっていないようなのだ

運転手さんはこれを見て、

「おつりですよ」//

と一言だけ

これに対してお父さん


(; ・`д・´)????

こんな表情


ああ・・・、微妙にかみ合ってないなぁ、と座席から見ていた私

なにやらよくわからない、気まずいような変な空気が流れているような感じ。

たとえるなら、笑いのないアンジャッシュの漫才みたいな感じ

ただひたすらに食い違っているだけ、それ以上でも以下でもない

まあとりあえず、

言えば伝わるのに

そう思いました

お父さんは一言、「子どもの分も払えていますか?」とか「座っても大丈夫ですか?」とかなんかしら言えばよかったのに、ひたすら困り顔状態

運転手さんもなにか、「どうぞお座りください」とか「どうかしました?」とか汎用性のある言葉でも並べてあげればよかったのに

そう言えば伝わったのに、と勝手に歯がゆい気持ちのままバスに乗っていました。

そしてバスから降りて、帰り道を歩いているときにふと

あっ、それに気づいた私が言ってあげれば解決したんじゃね?

が、以上、「言えば伝わるのに」でした。

日本人は察してもらおうとか、察してほしいとかそう考える特性があります。それも相まってこういう現象が起きてしまったのだと思います。

これを奥ゆかしさとか、そういった美的表現でとらえるのか、自己主張が乏しい人、みたいなネガティブな表現でとらえるかは置いといて

コミュニケーションをさぼったり、手を抜いたり、妥協してしまうと面倒くさいんだなぁと思った出来事でした

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