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【徹底解説】ホップのポケモン取り扱い説明書
■はじめに
こんにちは、ふとん(X:@game_futon)です!
1/24(金)のバトルパートナーズ発売からついにIレギュレーションが始まりました!そこで私が発売前から一か月ほど研究する中でたどり着いたホップデッキ(ホップビートダウン)について解説していきます!
無料部分ではホップのポケモンについての解説と強く戦うためのアプローチ、有料部分では実際に使用しているリストと各カードの採用理由,環境デッキに対する立ち回りと有利不利を徹底解説していきます。
使っていて非常に楽しいデッキで下記のようなプレイングが好きなプレイヤーや上達したいプレイヤーには特におすすめのnoteとなっています!
1.序盤から安定して強力な攻撃をしたい
2.序盤からサイドレースを意識しながら詰めていきたい
3.速攻でゲームを決め切りたい
CL福岡でも活躍することができるデッキタイプだと思っています!
全2万字越えで徹底解説していますのでよろしければ最後までご覧いただけますと幸いです!!
軽くですが私のこれまでの実績も紹介させていただきます。
使用デッキはすべてリザードンexデッキになります。
<ナイトワンダラー環境>
スクランブルバトル静岡 3-3 (プライム)
<楽園ドラゴーナ環境>
9/26 超ごっっど杯 4-1 best8 (キャリー)
9/29 シティーリーグS1 8-1 優勝🥇 (アンフェア)
<超電ブレイカー環境>
11/16 シティーリーグS2 4-2 best16 (アンフェア)
テラスタルフェス環境では大会に参加していませんが2024年末まではドラパルトデッキ、2024年末からは本noteで紹介しているホップデッキを使用しています!
■ホップのポケモンの強み
◆豊富な火力アップ要素
ホップデッキは「カビゴン」「ホップのこだわりハチマキ」「ハロンタウン」の3枚のカードによりそれぞれ30ダメージ、合計90ダメージまで火力を伸ばすことができます。
➀ザシアンex
・せつなぎり 120ダメージ+相手ベンチ1匹にも30ダメージ
・ブレイズスラッシュ 330ダメージ
➁カビゴン
・ダイナミックプレス 230ダメージ
➂ウッウ
・気まぐれスピット 210ダメージ
➃バイウール―
・ずつき 170ダメージ
➄ウール―
・けとばす 140ダメージ
➅アーマーガア
・つきぬける 140ダメージ+相手ベンチ1匹にも50ダメージ
・はがねのつばさ 240ダメージ
ザシアンに至っては最大330ダメージとリザードンexやドラパルトexをはじめとする2進化exですら一撃で気絶させるほどの火力を有しています。
さらにカビゴンやウッウがキチキギスexをはじめとする種exを一撃で気絶させることができるためサブアタッカーとしても申し分ないです。
(バイウール―も170ダメージ出せるのでイキリンコexであれば取ることができます)
◆構築の柔軟性
発売前からホップデッキに注目している方は多いかと思いますが大きく分けて2種類のデッキタイプが見て取れます。
➀鋼エネルギーを採用してザシアンexで330ダメージを出せる型
➁鋼エネルギーを採用せずザシアンのせつなぎりを中心に攻撃する型
![](https://assets.st-note.com/img/1737003855-1mbuyCG8MzcTo5KvA2wrj0kR.png)
➀のブレイブスラッシュ型ではメタングorブリジュラスexを採用してザシアンにエネルギーを加速することで330ダメージを出すことが可能であり特にドラパルトexには非常に強く出ることができます。
また、メタング採用型の場合はカビゴンでも攻撃することが容易なためテクニカルな動きも可能になります。
➁のせつなぎり型ではヨマワルラインを採用してカースドボムをしながらせつなぎりでダメージを刻んでいく型やネイティオを採用してカビゴンやウッウ,バイウール―でも積極的に攻撃していく型があります。
ぱっと思いつくだけでもメタング型、ブリジュラスex型、ボムせつなぎり型、ネイティオ型と4種類もの型が存在しています。
とくにせつなぎり型は自由枠もそれなりにあり柔軟性のある構築にすることが可能です。
せつなぎり型はカビゴン,ウッウで中火力が見込めるためそもそも330ダメージを出す必要がないのではないか?という着想がポイントです。
■ホップのポケモンの弱み
◆ポケモンの価値分散を行いづらい
研究していく中で最も大きな弱みであると感じています。
ポケモンカードにおいて「場のポケモンの価値分散」は勝率にも直結する非常に大きな要素です。
例えばドラパルトデッキではバトル場に攻撃できるドラパルトex、ベンチにシステムポケモンとなるキチキギスexや将来アタッカーにもなるドロンチ、相手の盤面を崩壊させうるヨマワルラインなど、どのポケモンも一定の「倒す価値」があります。
キチキギスexを倒した場合はアタッカーのドラパルトexが残り、逆もまた然りです。
このポケモンの価値分散こそがポケモンカードの難しさを加速させる要素でもあり醍醐味とすらいえます。
そこでホップデッキを見てみるとカビゴンとウッウが明確に価値分散を難化させていることが分かります。
カビゴンは攻撃すると自分にも80ダメージを受けるため基本的にはHP150のカビゴンは連続して技を出すことができません。
ウッウは相手の残りサイドが3,4枚の時以外では技を打つことができません。
どちらも倒すポケモンとしての価値が低くボス等の呼び出し札を要求できているもののサポートポケモンが非常に倒されやすいデッキタイプとなります。
◆ベンチ枠が狭い
構築の柔軟性があると先述しましたが反転してプレイングの柔軟性はドラパルトexやリザードンexに比べると比較的に低く感じます。
ポケモンの価値分散が難しいことも要因の一つではありますがベンチ枠が狭いのも大きな要因の一つであると感じます。
例えばブレイブスラッシュ型を使用する場合は
バトル場にザシアンexがいたとしてベンチにダンバルorジュラルドンを2体以上並べ、カビゴン、ドローシステムポケモンを置くと残りベンチ枠が残り1つになります。
カビゴンを次のアタッカーにしない場合は残りの一枠を次のアタッカーにしたいためホップのウール―や搦め手を狙うためのベンチ枠がすでになくなっています。
Nのゾロアークやドロンチ、リザードンexのようなアタッカー,アタッカーになりうるポケモンが自身をサポートできるデッキタイプとは異なりホップのポケモンをサポートするポケモンを採用するためにベンチ枠、デッキ枠を割く必要があるためプレイングに柔軟性を持たせることが難しくなっています。
◆手札コストが重い
ホップデッキでは最大火力を出すためにはカビゴン、ハチマキ、ハロンタウンの3枚が必要であり一見するとシークレットボックスと相性がいいように見えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1737004191-keajf1mQZTL3GWCBNPh5EAXU.png?width=1200)
シークレットボックスの他にもスタジアムを持ってくることができるアクロマの執念やネストボール(ハイパーボール)とハチマキを持ってこれるペパーとも一定のシナジーがあると考えられます。
対して実際のゲームを想定して考察するとこれらのプランは非常に崩壊しやすいです。
シークレットボックスを素で持っていなかった場合ペパー等から持ってくることになりますがシークレットボックスでは次の番まで手札が増えることは無いでのサポートなしでアタッカーの育成をする必要があります。
展開したいポケモンが多いデッキタイプでもあるため序盤は特にボールが欲しく、ハイパーボールを使用するほどのコストがなくなり火力アップ3種がそろっているのに攻撃ができない、攻撃ができても盤面が弱くなることが多かったです。
また、採用が想定されるボール(ポケモン),ハチマキ,ハロンタウンはすぐに使用することができるカードなので常に手札消費の激しいデッキタイプであるといえます。
■強く戦うためのアプローチ
強みと弱みを整理することができたので弱みの部分を軽減するために以下のアプローチでデッキを構築していくことに決めました。
1.せつなぎりによる打点調整から全員がアタッカーになれる構築
2.博士の研究を主軸のサポートに据え、最速でサイド6枚を取りに行く
アプローチを定めるうえで初めに気になったのがやはりベンチ枠の問題でした。
サポートポケモンでもあるカビゴンやバイウールーがアタッカーになることで疑似的にベンチ枠問題の解消を目指します。
次に手札コストが重い問題についてはペパーやアクロマの執念ら確定サーチではなく博士の研究による縦引きで解消を目指します。
先述の通り手札コストは非常に重いもののすぐに使えるカードが多く採用されているため博士の研究で重要なカードをトラッシュしなければならない盤面も少なくなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1737007450-7ju1MQSeYW9U5dFNTfihgbBR.png)
同じ理由で博士の研究の他にも新規で登場したアイリスの闘志とも相性がいいと考えられます。
ここまでご覧いただき誠にありがとうございます。
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よろしくお願いします!
ここからは有料部分となります。
有料部分では強く戦うためのアプローチをどのように構築に組み込むことができたか、さらに強く戦うためのアプローチでは深くまで触れることのできなかったポケモンの価値分散問題を低減しつつデッキパワーを高めることに成功した「あるカード」についても徹底解説しています!
シティリーグや大型大会をはじめとする様々な大会で勝ち上がりたい方にもおすすめの内容となっていますのでこの先もぜひご覧ください!
◆デッキリスト
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