ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 オールA攻略をめざして(1)概略
本記事は、ファイヤーエムブレム 聖戦の系譜のオールA攻略を達成するにはどうしたらいいのか、先達の知恵と自分のプレイ経験を参考にまとめたものです。
とはいえ、わたし自身、オールAを成し遂げたのは、つい先日のこと。つまりまだ一度しか達成したことがありません。
とっても大変だっただけに達成感もひとしおでしたが、そうでなくとも時間のかかるゲームなので、「次からはもそっとラクにクリアできるようになりたい。そして、近いうちに代替ユニットのオールAをなしとげたい!」という野望をかなえるため、備忘録の意味合いが強い記事となっております。
率直に言って、わたしはお世辞でもゲームがうまいとは言いがたいです(苦笑)。わたしのようにゲームが得意でない人でも、オールAが取れる助けとなるような記事にできたらいいなと考えています。
オールAとは何ぞや?
聖戦の系譜をクリアすると、エンディングの後、下記の四つの項目のプレイヤーランクが表示されます。
各項目の説明は、下記のとおりです。
『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 任天堂公式ガイドブック』(発行所:小学館)に書かれた記述に、わたしなりの補足を加えました。
攻略評価
クリアに要したターン数が少ないほどランクアップ。城がつぶれてしまうと1ランクダウン。
ターン数が399以下ならA評価が得られる。
生存評価
全体を通しての生存者数(イベント上の死は数えない)が多いほどランクアップ。
仲間にできるユニットは全員仲間にし、死者を出したら即リセットしてやり直せば、A評価が得られる。
戦闘評価
全体を通してのトータル負け数が少ないほどアップ。
死者が3人以下であればA評価を得られる。
経験評価
全体を通してのレベルアップ回数合計。レベルアップが多いほどランクアップ。
自軍ユニットの大半をレベル30にする。
上記の項目すべてでAの評価を得ることを、オールAといいます。
オールAを取るための基本
上記のウェブページを読むと、オールAを取るために具体的にどうしたらいいのか、あらましが分かると思います。
オールAを取るために必要なテクニックが分かりやすくまとめてあるので、特に初めて聖戦をプレイする方は、必ず目を通しておくことをおすすめします。
次に、何回かクリアしたことあるけど、オールAには初めて挑戦する方、あるいは、何度か挑んでいるもののなかなかオールAが取れない方向けに、もっと詳しい説明が書かれたウェブページを紹介しますね。
「章別攻略/Aランクを目指して」のほうは、本当にとても詳しく説明されているので、初めてプレイする方は何が何だかチンプンカンプンだと思います。クリア経験者向けの内容です。
おすすめのカップリング
聖戦の系譜で何といっても欠かすことのできないもの――それが恋愛ではないでしょうか。
人それぞれ、お気に入りのカップルがいると思いますが、ここではあくまでもオールAを取ることに主眼をおき、おすすめのカップリングをあげていきます。
全員独身でもオールAを取るのは可能ですが、カップルを成立させたほうがかんたんです。特にオールAを達成したことのない方には、カップリングすることを強くおすすめします。
かくいうわたしも、以前、ほぼ代替ユニットでオールAをめざしたことがあるのですが、ほんと難しくて、攻略評価だけBになってしまいました(泣)。
でも、いつか必ずなしとげたいです!
それはさておき、ゲームを始める前に、だれとだれを夫婦にするか、あらかじめ決めておきましょう。ターン数にあまり余裕がないので、好感度を上げる会話があるなら、忘れずにさせないといけないし、計画的に隣接させる必要があるからです。
オールAを取るにあたり、とらまるDchさんの動画にたいへん助けられたのですが、攻略だけでなく、おすすめカップリングの動画もあげてくださっています。
子どもの強さだけでなく、親世代でのカップルの成立させやすさや子どもの育てやすさも含めてのおすすめだそうです。
下記のカップリングがおすすめな理由は、上記の動画の中で、たいへん明瞭に述べられています。ぜひ一度、ご覧になってみてください。
納得の組み合わせもあれば、「えっ、そのふたりが?」と意外に思ったものもありましたが、動画で理由を知ったら、「なるほど!」と腑に落ちました。
エーディン
ミデェール、クロード、ジャムカ
アイラ
デュー、レックス、ジャムカ、ノイッシュ
ラケシス
ベオウルフ、アレク、アゼル
シルヴィア
レックス、ホリン、独身、クロード
フュリー
レヴィン、クロード、デュー、レックス
ブリギッド
ジャムカ、レックス、ホリン、デュー
ティルテュ
アゼル、レヴィン、レックス
ほかの方のおすすめも2つほど紹介しますね。
各章の目標ターン数
攻略評価のAを取るには、章ごとに何ターンでクリアすべきか、目標値があったほうが分かりやすいと思うので、自分の体験談をもとに書いてみました。
とはいえ、あくまでもだいたいのめやすです。ぜったいにこのターン数でなくてはいけないというものではありません。
序章:15
第1章:35
第2章:35
第3章:45
第4章:50
第5章:25
第6章:35
第7章:40
第8章:25
第9章:30
第10章:35
終章:25
合計:395
399以下でないと攻略評価がAにならないことを考えるとぎりぎりですが、けっこう余裕をもたせためやすので、そんなにきつい目標値ではないと思います。
3章と4章、6章、9章は、もっと少ないターン数でクリアできますが、経験評価でAを取るためには、経験値も稼がないといけないので、あえてターン数をかけています。どうやって経験値を稼ぐかについての子細は、各章の記事で書きますね。
お役立ち情報
オールAを取るために役に立つであろう情報を記していきます。
乱数調整
乱数調整とは、本城にいるユニットが闘技場に入り、Bボタンを押して戦闘を離脱することです。
闘技場を勝ち抜いていないユニットを本城に待機させ、乱数調整をさせることは、オールAをとるために欠かせません。
いのりの有効活用法
「いのり」のスキルを持つ自軍ユニットは、フィンとサークレット(いのりの効果あり)装備のディアドラ、シルヴィア。あとはフィンに恋人がいれば彼の子ら、シルヴィアの子であるリーンとコープル、代替ユニットのレイリアですね。
わたしは聖戦を10回ほどクリアした経験があるにもかかわらず、恥ずかしながら「いのり」のスキルについて、「HPが減ると回避率が上がる」くらいのざっくりした認識でした。
が、とらまるDchさんの動画(【FE聖戦】ゆっくりオールA攻略・解説PART5 1章クリア)を見て、闘技場でめっちゃ使えるスキルだということを知りました。
感動したので、ちょっと長くなりますが、いのりの効果について、動画での説明を書きおこしてみますね。
何度かやってみて分かりましたが、数ターンかけてHPを調整すれば、いくら弱くとも闘技場を勝ち抜けるんですよね。す、すごい。「いのり」が、こんなに使えるスキルだったとは。
HPの調整とは、「いのり」のスキルを持つユニットが闘技場に入り、ダメージを受けて離脱した後、ターン経過でHPを回復させ、いのりが発動しやすいHPにするというものです。本城のHP回復量はランダムなので、うまくいかないこともあるかもしれませんが、根気強くやっていれば、いずれちょうどよいHPになります。
ただし、手間のかかる方法なので、苦に感じるプレイヤーはやらなくてもかまいません。
特にフィンは、子世代でも使えるユニットなので、闘技場でそんなにがんばらなくとも、レベル30にできます。
サークレット(自動回復といのりの効果あり)装備のディアドラも同様です。彼女は杖のむだ振りで経験値が稼げますからね。杖代もシグルドからお金をもらえば事足りますし。
わたしはシルヴィアやリーンを育てるのに、闘技場でいのりを使いまくりましたね~。非力なダンサーでも闘技場を制覇できるので、手間はかかりますが、ものすごく達成感を覚えました。
経験評価Aを取るために
全員をレベル30にする必要はありません。
とらまるDchさんの動画、「【FE聖戦】ゆっくりオールA攻略・解説PART7 2章アンフォニー制圧 - YouTube」には、レベルを上げづらいユニットとして、アゼルやノイッシュ、シルヴィア、リーンとその代替ユニット、レイリアの名前があげられています。
そこで、とらまるDchさんの動画では、アゼルにねぎりのうでわを取らせ、育成しやすくしています。ノイッシュは、5章のスレイダー隊で一気に稼ぎます。
ダンサーは育成しづらいので妥協していいそうです。闘技場で楽に勝てる相手とだけ戦い、あとはなるべく毎ターン踊っていれば、レベル15くらいにはなるとのこと。
リーンは父親がレックスかホリンならレベル30にできるそうです。わたしがオールAを達成したとき、リーンの父親をレックスにしたのですが、10章でレベル30に到達できました。ただし、それは闘技場をがんばったおかげもあると思います。
それ以外の父親のときやレイリアの場合は妥協してかまいません。終章にエリートリングを持たせれば、レベル20以上にはなるとのことです。
本城にいながらリターンの杖を使う方法
わたしは攻略動画を見るまで、本格的に杖のむだ振りをしたことがなかったんですよ。それで、本城にいながら、どうやってリターンの杖を使うのか知らなかったんですよね。ワープと違い、リターンは本城の「つえ」を選べない仕様になってるじゃないですか。
で、よくよく動画を見ると、リターンの対象者を本城の門の1マス隣に置いてから、杖を使うユニットを本城から出撃させ、門の位置からリターンさせています。その後、杖を使ったユニットは本城の中に入ります。
わたし、騎兵じゃないと再行動できないと思い込んでたんですが、本城の門には待機できない仕様になってるから、歩兵も行動後に中に引っこめるんですね! 今まで全然知らなかったわ~。
シーフの「あげる」の調整方法
シーフの「あげる」は、持っているお金を相手に全額与えてしまい、「5000Gだけ渡す」というような融通がききません。
ただ、「ねぎり」のスキルを持つ場合、アイテムの購入価格と売却価格が同じなので、持っているアイテムの売却価格と所持金はほぼ同義です。
つまり、ねぎり持ちのシーフなら、リングなどの高額アイテムを売買して、所持金を調整し、仲間ユニットに渡すことが可能になります。
また、シーフ本人のエリートリング購入資金を常に確保するためにも、高額アイテムを持たせておくのは有用なテクニックです。
闘技場でエリートリングを使い回す
40000G以上持つユニットはエリートリングを買ってから、闘技場を利用しましょう。
そうすれば、オールA攻略で、マップ戦闘で戦う機会の少なくなりがちな歩兵も、経験値を稼げます。
当てはまるユニットが複数現れたら、エリートリングを買って、闘技場を勝ち抜いたら売り、また別のユニットが買って、闘技場へ――を繰り返します。
ただし、杖を振れるユニットや、「エリート」のスキルを持つユニット、シグルドは、使い回さなくてもレベル30に到達できるので、やらなくていいです。