Appleマークを刺繍してみた
ある日、インスタグラムを見ていると。この投稿の7枚目の画像。
Appleマークが刺繍されたビンテージのスウェットを見つけました。自分もこんな古着が欲しいなと思いネットで検索しましたが、画像にあるような古着は全くヒットしませんでした。
無いならば作ってしまえ
ということで、作ることを決心。刺繍は小学校低学年の時、夏休みの刺繍のワークショップで簡単なものを作ったことがあるのみ。裁縫や手芸もこれまでほとんどやったことがありません。
困ったときはとりあえずYouTube!
以下の動画を参考にさせていただきました↓
ざっくりと手順を紹介していきます。
1. 刺繍をする服を買う
刺繍をする自分好みのスウェットをお店で見つけてくるのが、何気に一番楽しく、また、一番難しい作業なのであります。
ネットで探すのも良いでしょう。しかし着心地や生地の素材感がわからないので、私は実店舗で見つける方が良いと思います。GUやユニクロは手頃で良いのではないかと思います。
私も思ったような服が見つからず、苦戦していました。
cocaというお店になんとなく入って、手に取った商品にはラガーシャツと書いてありました。おそらく胸元に線があるからだと思います。試着した当初は「この線さえ無ければなぁ〜」と思っていたのですが、あえて線があるのも悪くないかなと思い、この服に落ち着きました。(これ、スウェットっていうかトレーナーになるのかな?よく分からん)
cocaというお店は初めて行ったのですが、GUのような雰囲気のお店で、価格帯も似ていました。結構良い!
2. 必要な道具を準備
では次に動画で説明されているとおりの道具を揃えました。
①接着芯
②OPPシート(家にあった何かのビニール包装)
③チャコパー
④刺繍針
⑤刺繍枠
⑥ボールペン(インクがないもの)
⑦トレーシングペーパー(100均)
②⑥⑦は自分が既に持っていたもの。それ以外は裁縫が趣味の母に聞くと、全て家にあるということだったので、ラッキーなことに買い揃える手間が省けました。
肝心な刺繍糸ですが、こちらはダイソーで買いました。ということで、実質買ったのは刺繍糸のみということになります。
3. 刺繍したい大きさを決める
胸元に大体の作りたい大きさを紙を当てて描いていきます。
測ったリンゴの横幅を元に、無料のソフトinkscape(アドビのillustratorみたいなもの)で実際の大きさのマークを作っていきます。
マークとAppleの文字は別々に貼り付けていきます。
文字はApple Garamondというフォントにしました。アップルのフォントの歴史を調べてたどりつきました。(↓こちらを参考にさせていただきました)
A4用紙で印刷できるようA4サイズで設定し。何個か色々なパターンを試しに作りました。
4. マークを服に下書きする
印刷ができたらトレーシングペーパーに写し、以下のような手順で生地にマークを写していきます。
5. 刺繍をしていく
ここからはいよいよ刺繍をしていきます。またまたここからはこれらの動画を参考にさせていただきました↓
刺繍に全く知識のなかった私は、売っている刺繍糸というのが6本で1束になっているということを知りませんでした(笑)そのため、最初丸々6本使って刺繍をしようとしていました!
正しくは6本から好みの本数を抜き出し刺繍をしていくようです。(もちろん6本でもできる)
この本数によっても出来上がりの印象が違ってくるようですが、今回私は2本取りで刺繍をしていきました。(文字の部分は細かい作業になるので1本取り)
刺繍枠を外して完成しました!ここからは動画にならって、チャコパーの青色の線を水で消したり、裏面の接着芯にアイロンを当てる処理をするなどの工程になります。(割愛します)
6. まとめ
今回、刺繍にかかった時間をきちんとはかっていなかったのですが、たぶんトータルで9時間くらいでできたと思います。
初めての割にきれいにできて満足しています。なにより、自分好みのものを自分で作れた達成感は、既製品を購入するのとは全く違った嬉しさがあります。DIY精神にさらに火がつきます。
動画を見て縫い始めましたが、正直、縫い方は半分自己流みたいになっていたと思います。
それでも、それなりになったので、また刺繍したいものができたら挑戦してみようと思います!