【格ゲーパッド】「RAZER RION」「OCTA」「Victrix Pro BFG」それぞれの所感
こんにちは、やろーです。
今回はタイトルにある3つの格ゲーパッドについて、それぞれ大体半年は触っているはずの所感を書いていきます。
(BFGって発売から半年経ってたっけ?)
昔はアケコンで格ゲーやっていたんですが、気づいたら世の中に格ゲー用のパッドというものが出回っていまして。
色々あってアケコンで格ゲーをプレイする必要性も感じなくなっていたので、パッドに乗り換えました。
ツールで便利になるなら使わない理由はない、という考えの人間なので、気づいたら全部持ちです。
発売時期がずれているからこんなことに……。
RAZER RAION
買うな。
もう所感でもなんでもないんですが、買うな。
RAZER RAIONはスティック部分がない、完全に格ゲーに特化したゲームパッドです。
前面6ボタンというのも、格ゲーを意識した配置ですね。
お値段は結構しますが、その分キーの基軸やボタンの大きさなどがいい感じ。
操作感は今回紹介する3つのパッドの中で、個人的に最高です。
だがそれでも言う。買うな。
手触りは最高のRAZER RAIONですが、格ゲーのパッドとして致命的な欠陥が存在します。
斜めの入力が抜ける。
斜めの、入力が、抜ける!
これは半回転などのコマンドを入力する時に限らず、しゃがみガードをしようとした時にも発生します。
中段立てない格ゲープレイヤーですが、下段もしゃがめない格ゲープレイヤーが爆誕しました。
この問題はキーの基軸に原因があるらしく、慣れとかでの対処は難しいと思います。私は無理でした。
いい要素を生み出している部分が、致命的にだめな部分を生み出しているのはなんとも皮肉ですね。
外側の部分を舐めるように操作すると斜め抜けが起きづらかった印象なので、指や手が大きい人はなんとかなるかもしれません。
あ、最後に。
PS5には対応してないはずだから、PS5でプレイしてる人は気をつけてくれよな!
ファイティングコマンダー OCTA
こちらも格ゲーに特化したゲームパッドです。
旧型ではキー入力の斜め抜けが発生していたんですが、新型ではそんなこともなくなりました。
スティック部分も一応存在するんですが、8方向にしか対応しておらず、格ゲー以外での使用は難しいでしょう。
その分、スティックは8方向にそれぞれ角が存在するので、スティックでのコマンド入力もしやすいと思います。
ボタンは前面6ボタン。
私は大抵リプレイの記録と再生に割り振ってしまうんですが、実際6ボタン有効活用してる人ってどういう配置なんでしょう?
全体的に安っぽいというか、ちょっと軽い操作感なのが気になるところでしょうか。
今回紹介するパッドの中では一番低価格なので、値段相応の手触りとも言えます。
コストもよしで、目立った問題も存在しないので、悩んでるならとりあえずこれ買いましょう。
Victrix Pro BFG
高いよ! もうパッドの値段じゃねえ!
私は繁忙期を乗り越えたテンションでポチりました。
後悔も反省もしていません。
一番の特徴は、キー部分とボタン部分をカスタマイズできることでしょうか。
これによって、キーとスティックの位置を入れ替えたり、スティック+4ボタンや6ボタンを入れ替えたりできます。
私はデフォルトのままで使ってます。
結局、慣れ親しんだ純正パッドに似た配置が一番しっくりきました。
また、背面にも4つボタンが存在し、専用のアプリを介することでそこに自由にキーを配置できるのも特徴です。
私はキー入力の上入力を無効にして、背面ボタンに割り振ってジャンプボタンのように使っています。
キー入力だと236が2369に化けるとかして低空空中技になることがちょくちょくあったんですが、これのおかげでなくなりました。
逆に意識して低空コマンドを出すときも、236を入れてからジャンプボタンと攻撃ボタンの同時押しでかなりやりやすくなってます。
ジャンプをボタンに割り振る人は他にもいそうなので念のための注意勧告。
BFG側の仕様で、下と上が同時に入力された場合、ニュートラルになるようになっています。
この仕様によって、hitBoxにあったしゃがみながら上を入力してジャンプする、という挙動はできません。
左右の入力はそのままになっているので、立ちガードになります。
ファジージャンプもこれで楽勝やな! と思っていた私は泣きました。
上記のふたつのパッドと違って、ほかのゲームも普通にプレイできるのもいいところです。
BFGを買ってからPCゲームはもっぱらこれで遊んでます。(PS4/PS5/PCに対応)
カスタマイズ性が高いので、人によって使い方に特徴が出るパッドだと思います。
そういった面白さも含めて、今回紹介するパッドの中では一番おすすめです。
値段がネックですが……そこは各自お財布と相談してください!
格ゲーに限って言うなら300回対戦すればお釣りがくるから大丈夫!(ゲーセン脳)
以上、それぞれのパッドの所感でした。
金銭に余裕があって、色々カスタマイズで試してみたい人はBFG。
そうではない人はOCTA、といったところでしょうか。
全部に共通して言えることは、いくら操作しても指が痛くならなくていいぞ、ということです。
もう左手の親指の皮だけカッチカチになるのは嫌なんや……。
この記事が皆さんの格ゲープレイの一助になれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました。