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CL横浜環境考察&候補デッキ集公開【一部有料】

どうも、CardRushProsとして活動しているあむ(@4mutaaan)です。
noteではお久しぶりですね。チャンピオンズリーグ横浜に参加することは叶わなかったため、今回は横浜に向けた環境考察候補デッキ集を記事にしました。
出場できないチャンピオンズリーグに向けてnote記事を書くのは実は初めての取り組みですが、無料部分・有料部分共に出し惜しみなく書いているので、是非最後までご覧いただけると嬉しいです。

今回の記事のコンセプトは「チャンピオンズリーグ横浜参加するならとりあえずこれだけは読んどけ」です。
無料部分では「環境考察~デッキ選択の方法」など、大会に向けてデッキ選択する過程を記載しているので、是非そちらだけでもご覧ください。初心者~中級者の方にもわかりやすいように、具体例を多めに解説しています。

有料部分の詳細は後述しますが、Day1用候補デッキDay2用候補デッキ、その他準候補デッキなど、計7レシピを掲載しています。
購入の参考になるかわかりませんが、以前執筆した有料記事を無料公開しました。基本的に有料記事は自分が納得するクオリティラインに達しない限り公開していません。クオリティに関しては以下の記事を参考にしていただければと思います。
3年前のレギュレーションなので、当時の環境を知らない方にはわかりにくいかもしれませんがご了承ください。逆に当時のレギュレーションを知っている方は読み物として面白いかもしれませんね。

それでは本題に。

■はじめに

先日自身のTwitterでこのようなアンケートを取る試験的な取り組みをしました。結果として180件ほどの回答が集まり感謝しております。

今回の取り組みである程度改善点が見えたので、次回以降はより工夫してこの取り組みを続けてみようと思います。
あくまでアンケート結果なので、完全に正しい情報ではありません。あくまで世間一般の認識として見ていただくようお願いいたします。今回の記事の本質はアンケート結果の正誤ではなく、デッキ相性やシェア率の予想を元に相性表を作成し、デッキ選択をする流れを解説していくことです。

■アンケート集計結果

まずは今回行ったアンケート結果から。
環境を考察する上で一番大事なのは「自分の考えを持つこと」です。細かい正解や不正解は、チャンピオンズリーグが終わった後に結果を見て自分の認識と世間の感覚の差を修正していくしかありません。
あくまで相性表はメタカードなども無視したものであり、環境考察やアプローチを決める最初の判断基準でしかないので、最終的な正誤は今の段階ではあまり気にしなくても良いです。

・アンケート集計結果

※評価値はデッキ相性とシェア率を元に平均勝率を算出した値です。

この結果を見ると評価値の差は歴然。内容を簡潔にまとめると

  • 《パルキアVSTAR》、《レジギガス》の評価値の高さ

  • にも関わらず《レジギガス》のシェア率は低め

  • アルセ裏工作はシェア率が高いにも関わらず評価値は最低

  • アルセ空ピカは有利不利がかなりはっきりしている

となります。
次にシェア率を見てみましょう。

・シェア率

アンケート結果
9月4日に行われたyos杯のデッキ分布
引用:https://twitter.com/yoscup_info/status/1566314801327788032

《レジギガス》と「LTB」(※ロストバレット)という2大非Vデッキの分布に関しては少しズレがありますが、大きな変化はなさそう。チャンピオンズリーグ横浜の分布もこの数値を参考にして問題なさそうです。
これらを元にした現状のTier表はこちら

■CL横浜Tier表

Tier表の細かい議論はあまり意味ありません。ここからどういったアプローチをするかが全て。

■これらを踏まえたデッキ選択のアプローチ

前述の通り、《パルキアVSTAR》と《レジギガス》の評価値は高いものの、どちらも《アルセウスVSTAR》+《そらをとぶピカチュウVMAX》の組み合わせに対しては不利。また、「LTB」が《パルキアVSTAR》や《レジギガス》に対するマッチアップを改善出来るとかなりポテンシャルは高いかもしれません。さらにこのリストにないデッキがベストとなる可能性もあります。
と、様々な可能性はありますが、CLまで残り1週間となった今これらを全て検証するのは多くのプレイヤーにとって不可能だと思います。
なのでこの時期は、ここからどういうアプローチをするか方針を決める、もしくはチームメイトと分担する作業が非常に重要です。
上記のように可能性としては無限の可能性がありますが、これらを言語化してまとめると、ここからのアプローチ方法は3つに分類分けすることが出来ます。

  1. 評価値の高いデッキの弱点を克服する
    ex:《パルキアVSTAR》の《シンオウ神殿》など

  2. 一部のマッチアップを改善し評価値を高める
    ex:《ヒスイゾロアークVSTAR》の《ノコッチ》や《ミュウVMAX》対策の《ドラピオンV》など

  3. 環境デッキに有利なメタデッキを作成する
    ex:《ムゲンダイナVMAX》や《れんげきウーラオスVMAX》など

以前の例で言えば、チャンピオンズリーグ福岡での《ハピナスV》+《チルタリス》③のアプローチでの成功例ですし、今ではデフォルトになった《パルキアVSTAR》の《ふしぎなアメ》①のアプローチの結果と言えます。WCSでも話題になった《サンダース》や、《コオリッポ》といった一部のデッキに対するメタカードは②のアプローチの良い例です。
もちろん時間があればどのアプローチ行うべきですが、残りの1週間を後悔なく過ごしチャンピオンズリーグ横浜へと挑むのであれば、1つに絞ってアプローチを行うべきだと考えます。

ではここからのアプローチにおいて重要な要素はなんでしょうか。
自分は

  1. 環境デッキを理解すること

  2. 情報を集めて精査すること

の2点だと考えています。

①環境デッキを理解すること
自分のnoteを何度も読んでいる方は「またか…」と思ってらっしゃるかもしれませんが、これは本当に重要な要素なので何度でも書きます。
どのアプローチを取るにしても環境デッキの理解度は非常に重要です。今回であれば《パルキアVSTAR》と《レジギガス》が環境デッキの中でも特に重要なデッキ。
「理解」と一言でまとめていますが、より詳細に言語化すると「一般的な構築の把握、強い理由、捲るプランの把握」辺りが最低限理解するべき内容です。

②情報の集め方
以前のポケモンカードでは、自分たちで考え実践し情報を集めなければ精度の高い情報を集められませんでした。しかしポケモンカードもプレイヤーが増え、統計として使えるレベルの情報が増えましたし、それらを見やすくまとめてくれる方々のおかげで、情報の収集が非常にやりやすくなりました。正直下記の2アカウントを見れば大体の流れや環境は理解できます。オススメです。

※参考① デッキの統計、勝率分析

※参考② ジムバトル優勝レシピのまとめ

今回のチャンピオンズリーグ横浜は定員3,200名ということもあり、よりこういった世間一般の環境考察や情報の精度を高めることは重要。後はこれらを元に自分自身の考え方をアップデートしていけば問題ありません。
さらに精度を高めるなら、noteやTwitterなどで公開されている自主大会のデータまで見ておくことがオススメです。見るべきポイントは、優勝デッキや準優勝デッキではなく、全体の分布と決勝トーナメント進出率。BO1で行う決勝トーナメントの結果より、スイスドローラウンドでの勝率や分布の方がより意味のあるデータとなっています。

これらの情報やアプローチを元に、チャンピオンズリーグ横浜までの1週間を有意義に使って後悔ないように過ごしましょう。何度も書きましたが、間違えることは何の問題もありません。自分自身での考えを持つことが何より上達の近道です。大会が終わった後に結果を元に修正していけば着実に力は付いていくので、後悔ないようデッキ選択をしてみてください。


ここからは有料部分となります。
有料部分では「CL横浜で意識するべきこと」「Day1用候補デッキ(※《パルキアVSTAR》)」「Day2用候補デッキ(※《アルセウスVSTAR》系統について記載しています。
いや《パルキアVSTAR》かよと言われそうですが、現環境でオススメする理由とレシピなど、《パルキアVSTAR》を選択している理由も合わせて記載しているので是非ご覧ください。
また、デッキ候補にギリギリならなかったデッキたちとして、いくつかのデッキレシピを供養しています。(※《レジギガス》《トゲキッスVMAX》《チルタリス》、《アルセウスVSTAR》裏工作タッチ《ジュラルドンVMAX》、《ミュウVMAX》、《ヒスイゾロアークVSTAR》
その他のデッキに関しては数が多いため、基本的には「デッキレシピ+ポイント解説+候補にならなかった理由」のみの紹介になっています。
以前の有料記事はレシピというより過程や考え方の話が多かったですが、今回の有料部分はデッキレシピ紹介の比重が重めです。計7デッキを掲載しているので、CL横浜に出る方も出ない方にもオススメです。

有料部分の目次
■CL横浜環境について
■CL横浜の大会形式について
■Day1用候補デッキについて
■《パルキアVSTAR》レシピ&ポイント解説
■《パルキアVSTAR》の強みとは
■Day2用候補デッキ
■その他デッキ候補たち

ーーーーーー以下有料部分ーーーーーー

■CL横浜環境について(9月14日追記)

無料部分ではアンケート結果を元にした評価値表を記載していましたが、有料部分ではまずCL横浜環境における自分なりの評価値表を紹介します。

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