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MBSアニメフェス(2日目)に参加した話

1月19日、神戸はポートアイランドにある、ワールド記念ホールにて開催された、MBSアニメフェス2025の2日目に現地参加してきました。

MBSアニメフェスは数年に1回開催されているアニメイベントらしく、前回は2018年に開催されていたそうです。
イベント情報で久しぶりに開催されるという話を聞き、2日目に「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のステージがあったので、とりあえず興味本位で申し込んでいました。アニメ好きの子どもたちにも一応声をかけたけど、乗り気じゃなかったので一人で。
結構早めの申込だったためか、アリーナ席に座れました。こういうイベントでは初アリーナ。今までJAM Project系のアニソンイベントや、ワルキューレのライブには行ったことがあり、その時は男性多めの客層でしたが、今回は女性の方が多いくらい。私の両隣も女性だったので、できるだけ接触しないよう気をつけてたら、文字通り肩身が狭かったです。

過去のアニメフェスの内容ほとんど調べずに当日を迎えたので、参加作品や登壇するキャストにシークレットが多いのが不思議でしたが、これも以前からのスタイルのようですね。まあ、個人的には発表されているどの作品も馴染みのある作品でしたので、全く気にせず開会を待っていたら、かなり嬉しいサプライズ多くて大満足でした。

オープニングはKANA-BOONの演奏から。「ソングオブザデッド」はゾン100の主題歌でしたね。これは未見だけど、水星の後番組でしたよね。

続いての東京リベンジャーズは、生アフレコから、タケミッチ役の新祐樹さん、最近見た映画で仮面被って大活躍していた気が……。それはともかく、東リベは途中から見ていないので、ダイジェスト的な生アフレコで、大きな流れが分かってとても良かったです。生アフレコについても事前情報集めていなかったので、こんなにたっぷり、多くの声優が参加するとは全く知らず、とても贅沢な時間でした。
登壇するキャストも多く、登場するたびに歓声がわいてましたが、特に稀咲役の森久保祥太郎さんが登壇した時の歓声はすごかったですね。

続いてyamaさんが歌う2ndシーズン主題歌「slash」で、水星の魔女ステージが開幕。
こちらはスレミオによる緩めな神戸観光が始まりました。この後御三家の声優も勢揃い(三人が舞台で揃うのは今回が初!)して、神戸をあちこち巡る展開。4号5号オリジナル三役を演じる花江夏樹さんを生で見れて、魔女フェス(2023年夏に関東で開催された生アフレコ、生演奏のイベント)に行けなかった魂が浄化された気分でした。
この寸劇で水星の魔女パートは終了かな、と思いきや、きっちりワールド記念ホールに来てくれて、本編の生アフレコもしてくれて感無量。大画面で1話の戦闘シーンとか見れるの、本当に最高ですね。
生アフレコ終了後、シユイさんの「君よ気高くあれ」

水星の魔女ステージ終了後、東リベ、水星の魔女のキャストが集まってトーク。冒頭に作品ごとにコール&レスポンスをしていました。東リベは「いねえよなあ!」が有名ですが、他作品はそこまで浸透しているものはないので、各作品色々工夫をこらして、そして段々とおかしくなっていきました。
因みに水星の魔女は「逃げれば(ひとつ)進めば(ふたつ)」でした。

そして後半戦はシークレット作品から。
「壁」が映し出された瞬間に悲鳴のような歓声がわいたのは流石の知名度。
進撃の巨人の、それもシーズン3後半、ウォール・マリア奪還作戦をエルヴィン団長役の小野大輔さん、リヴァイ兵長役の神谷浩史さんが演じるという、ここまでで一番の大歓声が湧くステージになっていました。後半はエレン、アルミンも参戦しての朗読劇で、ファイナルシーズンに繋がるシーンを、今生でアフレコを聞けるという貴重なステージ体験だったと思いました。
進撃の歌パートは「悪魔の子」。ヒグチアイさんの歌唱、圧倒的だったなあ。

後半2つ目は予告されていたダンダダン。若山詩音さん、花江夏樹さんの掛け合いに加え、ターボババア役の田中真弓さんが登壇した時も驚きの声に似た歓声も印象的でした。田中真弓さんも出るんだ……。
余談。生アフレコはシーンによって、登壇していないキャラは録音なのですが、モモのおばあちゃんの声が出た時「え”!?」って会場がざわつきましたが、ここは登壇無し。誰が出ても不思議じゃないイベントだったけど、水樹奈々さんは出なかった、出なかったんだよ……。

2作品の生アフレコ終了後に再びトークショー。ここは、エルヴィン団長役の小野大輔さんが、過去に演じたシーンを再演することが嫌で子安武人さんに相談したら、「その時を超えればいい」というアドバイスに感銘したというエピソードを話されていて、おお、ディオが承太郎にアドバイスを……、と私も感動してしまいました。
なお、コール&レスポンスは進撃が「心臓を捧げよ(ハッ!)」で、ダンダダンが「きん(たま)」でした。若山詩音さんに何言わせてんだよ……。

4作品終了後、エンディングっぽい曲として、ガガガSPによる「人間っていいな」が。確かに日本昔ばなしもTBS系列なので、MBSでも放送してたけど!意外すぎる選曲にびっくりでした。

そしてこれで終わり……?と思いきや、ここで更にサプライズが。

まさかのワンピース。フジテレビ系列じゃん!凄いなMBSアニメフェス。
まあ進撃も途中からNHKだったし、ありっちゃあありか。ありか?
それはともかく、田中真弓さんの生ルフィ、最高でした。
ずっと「介護されてる」と高齢者ネタで笑わせてくれてましたが、本当に声量も演じ分けも凄いなあ、と感動です。
ワンピースはきただにひろしさんの「ウィーアー!」で締め。イベント自体のオーラス曲にもなっており、大盛りあがりのステージでした。

最後は出演声優勢揃いでの挨拶。確かに1作品で声優が集まるイベントは多くあれど、こんなに多くの作品のキャストが揃って生アフレコをするようなイベントはあまり聞いたことがなく、出演している方々もとても新鮮に感じている印象でした。

そんな感じで3時間超のイベントでしたが、ダレる時間は一切なく、作品にのめり込んでいてもそこまでではなくても、かなり楽しめる3時間になっていたと思いました。チケットも1万円を超えるお値段で、申し込んだ後は「いや、水星以外そこまで思い入れないし」(当初はダンダダンの参加も伏せられていた)と思ってやや不安になっていましたが、本当に大満足で、なんなら次回の開催が告知されたら即チケット抽選に申し込もうかと思っているくらいです。

最近になってライブや舞台挨拶などのイベントにできるだけ参加したいと思っていますが、やはり演者と同じ空間に入れるのは、唯一無二の体験ですね。
地方なのでなかなかこういう大規模なイベントが開催される機会は多くありませんが、見つけたらこれからもできるだけ参加していきたいですね。





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