手塚治虫記念館で開催中の島本和彦 炎の原画展ver.2に行った話
宝塚市にある手塚治虫記念館。兵庫県民としてはいつか行きたい場所でしたが、電車の乗り継ぎが悪いのと、宝塚市が神戸と同じくらいの都会と思い込んでいたので、車で行くと不便しそうという思いがあり、一度も行けていませんでした。
しかしここで島本和彦原画展をやるとなると、これは行かないわけには!と、部活で忙しい長女以外の家族3人で、車で行くことに。
いざ行ってみると、近くの有料駐車場(上限800円)にゆったり駐車することができ、今まで躊躇していたのはなんだったんだ、という気分に。
さて、記念館は地上2階、地下1階の3階構造で、入場すると手塚治虫の生涯と作品群の紹介があり、奥にアトムシアターがあり、私が入ったときは手塚治虫作の短編映画を3本鑑賞することができました。また、シアター手前のモニターでは、藤子・F・不二雄やさいとう・たかをといったレジェンド漫画家による手塚治虫への思いが語られる映像が流れていました。正直そこだけでもずっと座って見ていたかったほど。
そして2階が特別展コーナーになっており、島本和彦原画展はここで鑑賞することに。
デビュー作の展示や風の戦士ダン、炎の転校生といった初期作から、アオイホノオの手塚治虫登場回といった会場に即した作品の原画が所狭しの並んでいて大満足でした。特に島本和彦によるマグマ大使漫画は、そのギャグの面白さも最高ですので、未読の人はじっくり読むことをおすすめします。手塚成分と島本成分の融合が本当に凄いんだ……。
物販では、図録とシール、キーホルダーを買いました。また、チケットを割引無しで購入すると、地下の事務局で、島本和彦作品の名言が入ったシールをもらえました。我が家ではどちらも炎の転校生からの名言でした。結構種類がありそうなので、また展示が変わった後に行くのもいいかも。
そんな感じで大満足だった手塚治虫記念館と島本和彦炎の原画展でした。
9月にトークショーを予定しているらしいので、もしそっちに参加できればまた行こうかと目論んでいます。