2023年8月の記録(ぱんだのみ)
音楽鑑賞を中心に、1月に1つの投稿をし、内容を追記編集していくスタイルで更新します。8月のこれまでの分もまた加筆予定です。
8/28(月)ぱんだウインドオーケストラ×東京混声合唱団
アンコール
武満徹:⚪と△の歌
中田喜直:夏の思い出
※復活祭交響曲の全曲全ては日本初演
去年のヤマカズぱんだの本番ステージ上で急にヤマカズさんがやりたいとおっしゃった、合唱と吹奏楽のステージが実現していたので、もちろん行きました。
去年のヤマカズぱんだで山田和樹さんの指揮の虜になってしまって、
このかん、都響の第975回定期演奏会Aシリーズ【三善晃生誕90年/没後10年記念:反戦三部作】に行ったり、
去年のヤマカズぱんだでぱんだも大好きになったので原田慶太楼×ぱんだウインドオーケストラ めぐろパーシモンホール開館20周年記念イベント 〜音楽のタネ、めぶくとき〜やこぱんだウィンズに行ったりしていましたが、
やはり”ヤマカズぱんだ”が好きなので、今日はとてもわくわくしていました。
その期待をあっさりと鮮やかに超えてきて、とても楽しかったです。
大好きな人が出ているということと(突然の告白)、同級生で作ったバンドで仲良さや信頼関係が演奏から伝わってくると感じる点が大好きなので、個人的な思い入れが強すぎるかもしれませんが、去年の演奏会で私の吹奏楽苦手…という感情をかなり軽くしてくれたバンドなので、どうしてもこちらにも熱が入ってしまいます。
演奏については、自分が素人なのにプロに対して「すごい!」とか「素晴らしい!」とか言って褒めるのを躊躇してしまうのですが、本当に素晴らしくて、楽しそうな演奏が本当に素敵で、音楽が好きな人たちなんだなと思いました。
そりゃ、藝大にいくような人は音楽が好きなんだとは思うけど、もっと厳密にいうと、音楽を愛して音楽に愛されている人なんだな、という意味です。
大好きな楽器があんなに吹けたら人生楽しいだろうなと思う(もちろんそれぞれの人生、楽しいことばかりではないはずだけど)
私が聞こえている範囲だけが音楽じゃないし、私が感想を言った対象の方だけが素晴らしいわけじゃないので、特定のパートについてコメントをするのは避けたいのですが、デイヴィッド・ホルジンガー:《復活祭交響曲》の最後のティンパニは最高でした。震えました。
また、クリスチャンじゃないことが多い日本で生まれ育った人が、キリスト教がテーマの曲を演奏し、鑑賞することについて考えていました。
もちろん、自分に馴染みがない宗教やその宗教をベースにした価値観について尊重することはできても、完全に理解し、そこで生まれ育った人と同じように感じることはできないと思っています。もし、日本で生まれ育ったクリスチャンの人であっても、キリスト教であることが言うまでもなく当たり前の文化圏で育つ経験と、キリスト教が圧倒的にマイノリティ(人口の1パーセント)である日本で育つ経験は異なると思います。
それでも和音やメロディ、歌詞から荘厳さや"神"への思いを感じられるのが音楽なのだけれども、
本当は文化的背景も理解したい。今回の復活祭交響曲の歌詞も調べたけど、リサーチ不足なのか英語で調べたのが悪かったのか、これしか出てこなかったから外国の文化を知る/調べるための基礎知識も必要だなと感じています。
(でもホルジンガーさんはアメリカ人のようだし、英語で調べたのは間違っていないよな…?)
私は、実は音楽を聴く趣味があまりないので
ホルジンガーについては今日に至るまで「春になって、王達が戦いに出るに及んで」のことを「コンクールでよく見る長い名前の曲」という感想しか持っていなかったので、色々聞いていこうと思います。
※聴くよりは吹くほうが好き。
PANDASTIC!!が本当に好きで、できれば1回の演奏会で5回くらいやって欲しいと思っている。それは無理なことはわかっているので往復の時間に過去の演奏をYoutubeで聞いて自分の中で5回にしました。前回のヤマカズぱんだの際の演奏やリハーサルで各楽器にフォーカスした動画がYoutubeにあるのでみなさまご覧ください。リハーサルで各楽器にフォーカスした動画の方は、マイクも各演者の近くに置いてあってとても良いです。(私は演者の中から合奏を聞くのが好き、それをするためには自分も演奏する必要があることがほとんど)
指揮者が一番いい顔をするのが本番のステージでライトを浴びている瞬間だと思うので、いつかヤマカズさんの指揮をしている姿を背中からではなく、顔の方から見たいと思っているけど、それはなかなか叶わなそうなので、Pandastic!!で指揮者にフォーカスされているこちらの動画も何度も見ています(リハーサルだけどね)
前回のヤマカズぱんだから今日まで、正直色々なことがあった。今度のヤマカズぱんだ(オペラをやりたいらしい。ぜひやってほしい)までにも色々なことがあるのだろうけれど、音楽にひたむきに取り組みたいなと思っています。
個人的メモ:ファンサ
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