【背骨を柔らかくするポーズ】バラドヴァージャアーサナができない人へ【コツと軽減法】
今回はバラドヴァージャアーサナのコツと軽減法について説明します。
正確にはバラドヴァージャアーサナ2(バラドヴァージャアーサナ1が存在します)ですね。
背骨がほぐされ、姿勢が整います。とても気持ち良いポーズです。
ほぼ全ての資料でツイストポーズの入門ポーズとしての扱いですが、自分の練習でも生徒さんの様子を見ていても、実感としてはそんなに簡単なポーズではないですね。
おそらく難易度からではなく、学びの多い素晴らしいポーズだからこその入門ポーズ設定ではないかと思っています。
これが入り口なら敷居高すぎですね。
とはいえ、できることを目指したいポーズには間違いありません。
背骨の柔軟性向上のため、ツイストポーズの基本を学ぶため、このポーズを力強く心地よくとれるように練習していきましょう。
この記事がお役に立てる人
✅バラドヴァージャアーサナができない人
✅ツイストポーズが苦手な人
✅背中側に腕を動かすと肩甲骨が動かずに肩が引っかかる人
この記事が必要ない人
✅ツイストポーズが得意で、バッタ・パールシュヴァコーナーサナが簡単にできる人
バラドヴァージャアーサナのやり方、コツ、軽減法
〇やり方
1,ダンダーサナから片足だけ女の子座りをする
・曲げた足の爪でマットをおすこと
2,伸ばした足をもう曲げた脚の付け根におき、蓮華座にする
・つま先だけでなく、足首までを乗せるように
3,体をひねって足の親指を掴む
・写真では顔が正面にむいているが、首も後ろを向きながら視線を右の肩の後ろを見るようにすると、首の動きと連動して右の肩甲骨が背骨によりやすくなる
4,伸ばしたてのひらを地面においてひねる
・胸を回す動きの時には反対側の側屈を伴うと回しやすい。写真であれば、左のわき腹を畳むように力を入れながら右の胸を開いていくこと。
軽減法
〇手を地面につかない
・甲を膝に当てる
・手のひらで膝を持つ
〇女の子座りをしないで足を伸ばす
準備ポーズ
〇バラドヴァージャアーサナ1の応用
1,手を反対の腕の肘に引っ掛ける
・手が届かない人は手首に近い部分をもってください
2,そのままの状態でひねりながら手を歩かせ、内ももを触りに行く
・視線を肩の後ろを見るように誘導すると、肩甲骨が背骨に寄りやすい
・写真は右のお尻が外に逃げているが、壁を作ってひねられるとより吉
〇パリブリッタ・アシュヴァサンチャラナーサナの応用
・四つん這いから片足を前に出し、出した足と同じ側の手で反対側の足の付け根を触りに行く
・手を先行させないこと。肩甲骨をしっかりと寄せること
・指先で地面を押すように動かすと肩甲骨がよりやすい
まとめ
・バラドヴァージャアーサナはツイストポーズの基本
・胸の回旋は反対側の側屈を伴う
・向く方の肩の後ろを見るように首を向けると、肩甲骨が背骨によって回旋しやすくなる
動画で見たい人はこちら
ライタープロフィール
■芹澤宏冶(せりざわこうじ)
■ストレッチトレーナー10年。ヨガインストラクター7年 。少林寺拳法四段。元立教大学体育会少林寺拳法部監督。
■17年でのべ40000レッスン。
■開脚本2冊執筆。発行部数計70000部
■身体の硬い人はいません。いるのは身体が硬くなる使い方をしている人だけです
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