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【たったこれだけで床につく!?】前屈ができない人が柔らかくなる簡単なコツ
・体が硬い自覚はある。
・だから前屈の練習をしている。
・太ももの裏やお尻もストレッチしてきた。
...でも、前屈ができるようにならない。
そんなお悩みを抱えた人に向けての内容です。
何故練習をしているのに、前屈ができないのか!?
前屈ができない理由(イメージ編)
それは、前屈ができる体の使い方をしていないからです。
料理に例えてみましょう。
作ったカレーが不味かったとします。原因はルーに対して水が多すぎたこと。でも、カレーが不味いのを食材のせいにして、調理方法に問題がないと思っていた場合はどうでしょう?
どれだけ良い食材にしても、何回作ってもカレーは美味しくなりませんよね。
前屈ができないままの人はこれと同じことをしている可能性が高いです。
各筋肉が硬いという以上に、前屈が下手な状態です。
前屈が下手なまま各筋肉をストレッチしても上手くいきません。
もちろん太ももの裏やお尻のストレッチは大切です。
でも、それは基本の使い方を身に着けて前屈ができるようになった後で洗練させる為にやればいいんですよ。
前屈ができない理由(体の使い方編)
ストレッチトレーナー時代から、のべ40000人以上をレッスンしてきた中で前屈ができない人がやっていることは大きく2つあります。
逆にこの2つを改善するだけで、前屈できるようになっちゃうんですよ。
できない理由はこれです。
1,バックバランス
2,腰支点での前屈
本来はこうしたいですね。
1,土踏まず重心
2,股関節支点での前屈
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前屈ができない人が柔らかくなる簡単なコツ
それでは前屈ができない人が柔らかくなる為の方法はなんでしょう?
答えは簡単です。
土踏まず重心で股関節を折るのをしやすい状態を作って前屈をすることです。
方法は2つあります。
・手を遠くに置く
・足を開く
の2つです。
手を遠くにおくことで、足元に手をつくよりも股関節の角度が楽になります。
この時に下の写真のようにヨガブロックを使うとより楽にできます。
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足を開くことで、足を真っすぐの状態で前屈するよりもお尻や太ももの裏の硬さが気にならなくなります。
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どちらの方法でも辛い場合は、【足を開きつつ手を遠くに置く】という両方を使ったやり方もおススメです。
前屈の基本の使い方を身体が掴んでから、徐々に手や足を中心に近づけてより理想的な前屈の形に近づけていけばいいですからね。
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まとめ
前屈ができない人は、各部位が硬いという以前に前屈がしづらい体の使い方をしています。
まずは、前屈がしやすい体の動かし方を身につけましょう。
そして、「前屈ってこんな感じなんだ」という感覚をつかんでください。
前屈の時の身体の使い方をイメージできるようになることで、各部位のストレッチが活きてきます。
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各部位のストレッチが深まれば、それに伴って前屈も自然と深まっていきます。
【調理技術×食材=料理の味】と同じ関係です。
【身体の操作技術×各筋肉の伸び具合=ポーズの深さ】ですね。
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まずはできる自分と出会うこと。
そして、身体の使い方、手順次第でできなかったことをできるということを知っていただければ嬉しいです。
動画でも説明しているので、興味のある方はこちらをご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。