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気になる英国王室

なぜか惹かれてしまう英国王室。
そんな英国王室の中から、個人的に気になった人物を紹介します。


ヘンリ8世(1509〜1547)の離婚問題
後にヘンリ8世と結婚するキャサリン妃は、もともと、ヘンリ8世の兄アーサーと結婚するためにスペインから来ました。アーサーが婚姻してすぐに亡くなってしまったことから、ヘンリ8世と結婚しました。しかし、男児に恵まれずキャサリン妃と離婚したいと考えていました。若いアン・ブリンに走ったという説もありますが。

その頃のキリスト教(カトリック)では、離婚が禁じられていました。そこで、ローマ教皇にキャサリン妃との結婚は成立してなかったと直談判しに行きます。
ローマの妥協は得られず、ローマカトリックから分離し、イギリス独自の国教会が設立します。(宗教革命)晴れて、アンと結婚したものの男児には恵まれず、新たに迎えたジェイン・シーモアとの間に待望の男児エドワード6世を得ました。

ちなみに最初の妻、キャサリン妃との間に生まれたのがメアリ1世。(カクテル ブラッディーメアリの由来)
次の妻、アンとの間に生まれたのがエリザベス1世(後に国民から愛される。東インド会社を設立)

ヘンリ8世は、合わせて6人もの妻を変え、そのうち2人を処刑したそうです。
なぜ、処刑までしないといけなかったのでしょう😢

この離婚問題から、英国国教会が設立されたという流れが、興味深いですね。


メアリ・スチュワート
スコットランド王であった父が、イングランドとの戦いで亡くなったことから、生後1週間でスコットランドの女王に即位。
即位するも政治には関わらず、6歳でフランスの王子の婚約者として、渡航する。
以降、夫が亡くなるまでフランスで過ごし、スコットランドに戻ってくる。
戻ってくるも、政権に失敗してしまい、イングランドに逃亡。
その頃、イングランドでは、クイーンエリザベス1世が政権を担っていた。
メアリ・スチュワートは、政権の主張や宗教の対立からエリザベス1世の暗殺計画を立てるも、バレてしまい処刑されてしまいます。

国教会の再建や無敵艦隊の撃破で功績を残したエリザベス1世でしたが、生涯独身だったので、死去後は、メアリ・スチュワートの息子が即位しています。